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  • 砂漠の王、兄妹の決別

    執筆日 2020年頃? ――――ギジェル殺して、クソ姉貴孕ませた ざまあみろ… さよならだ、俺の望まなかった清算したい黒歴史。 ユカラに帰って、ユイム探す ギジェルに、刺された 本気で憎まれてた…産むんじゃなかったってさ。 知ってた! …どっかで期待してたのにな。 俺が馬鹿だったよ。 ユルゲンを殺した話をしたらちょっとは喜んでくれると思った。 お前に取っちゃ気持ち悪いストーカー客だったんだろ? 今更良い奴だったとか庇いやがる、自己中なクソ女! 俺だって敵だったから知らずに殺しちまったんだよ、良い奴だったとか言われてもわかんねーよ。 「あら兄さん…凄い怪我じゃない 今治しますわ…」 そのままユイムにもたれかかった 「兄さん!」 ――――「目が覚めた…良かったぁ…」 泣いてやがる 「兄さん、死なないからって命を粗末にしないで 後で平手打ちよ注射器地獄よ」 ユイムに介抱され 「…どうしたの?」 「…言いたくねぇ」 「…最近、隠し事ばかり 良いわ、殿方に詮索は禁物ですのよ 旦那も隠し事塗れで五角関係、不倫疑惑、子供たちの修羅場よ。」 サイッテーなクズ旦那掴んでちょっとウケるわ。 ユイムに抱き着いて無い乳に埋もれた。 「…本当にどうしちゃったの…わたくしが泣きそうですのよ」 「…俺もう死にてぇ。 なんか生まれた事に疲れちまった。」 容赦の無ぇ平手打ち~!Hu! 「しっかりなさいな!! 兄さんが死んだら…私、私… うわぁぁぁん…私達だけ2000年生きるのに一人にしないでよぉ…」 コイツまで泣き出して大変だ。 「不細工ぅ~好きだよ不細工な妹 ユイム、…抱かせろ」 「はぁ?」 (ちょ、ちょ… キスされた 喰らうような…荒々しい…) 「馬鹿!! 兄さん、ドラマの見過ぎよ!」 (鎮静剤ですわ) 鼻水拭いて ユイムがずっと母親みてぇに抱き締めてあやしてくれた 「よしよし…」 「…不思議だよなぁ あんなちっさかった、お前らが母親になっちまって」 俺は父になっても自覚がわかねぇ、認知する気も無ぇ。 お前らとの子作りの為に試しただけ。 結果は上々だった! お互い愛情なんか一切無い、着衣ままお前達を想像して犯しただけ。 「本当に、いつまでも子供 殿方は基本、子供だそうですわ 赤ちゃんプレイ好きの夫もそうなのですよ」 「頭イカれてる奴と一緒にされたくねぇ」 「…何も言わないから、女は黙って受け入れるのですわ 兄さんも、そろそろ結婚なさいな」 「俺が、あん時不細工ユイムさんのヤリ目求婚受けてたら 俺とお前に若紫が生まれたのかな」 「…紫は特殊ですから、また違うのですわ 今更、私の魅力に気づいたなんて本当に馬鹿… そうね…来世では夫婦になってあげてもいいわよ。」 膝枕して兄を撫でる母親ユイムさん …寝ちゃうなんて、子供 「お休み兄さん、貴方の心の傷が癒えますよう…」 私はそのまま本呼んでましたの 兄は元気取り戻して安心しましたわ ――――「ユイム、ちょっと家族会議 …膝枕したんですってね ふーん…」 「…また悪魔で覗きましたわね、母親としてですわ 見たでしょう?」 「…嫉妬深い夫としては許せません、お仕置き…」 「あなたぁ…そればっかり」 今日は違うわ、キスで黙らせるの 「ん…ユイム…ちょ」 私から舌を絡めて、貴方を押し倒すわ 「…ん 寂しかったの 今日は沢山愛し合いたいわ 私の夫は、貴方だけ 兄は兄ですもの」 「…誤魔化しますね ま、まあ愛しい妻のお強請りに免じますけど ユイムはわたくしの所有物です」 照れてる、可愛い 「あら、ヤリ目は駄目よ 紳士紳士…夜のお楽しみ」 「ユイムたん可愛いーチューしよ~」 ――――砂漠の王宮 夜中、女連れ込みまくる俺に小言言いに来たか 秘書ユイム、ビジネスパートナーとして側に置いてるが只の生殺しだ 余計な事してくれたな王弟殿下! 「…ちょっと、いいかしら」 アイツが俺の部屋を訪ねる 馬鹿だなこの女…兄妹だからって昔みてーにナチュラルに部屋に入ってくるんじゃねぇ! 「何?風呂で全員とやってきて眠いんだけど」 「…あのね、正妃ぐらいは作りなさいな とっかえひっかえ…神官の癖にヤリ〇ンクソヤローですわぁ じゃなくて、王弟と何話してたの?」 「クソうぜー小姑なんかいたら正妃来ないよ誰も みんなはお前が正妃だと思って陰口叩いてる、あの正妃は百合厨で全員抱けるんだぞ犯されるぞって言ったらみんなビビってるよ。 王弟殿下、ね…アイツ連れいねーから仲良くしてやってんの」 「…そう、何か隠してるでしょうに 白状なさい 秘書なんだから」 無視かよぉ…なんか反応しろよ、妹として嫉妬ぐらいしてくれよ 注射器持ってるよコイツ。 「ユーイム 俺はユカラ王でお前は部下 格下は黙って付いて来い いちいち命令すんな」 「…兄さんの馬鹿、わからずや!!」 逃げようとするアイツ押し倒して酒飲ます 「待てって、寝る前の酒の相手しろ 暇だ」 左膝に座らせて暫く飲む。 この地方では妻の座を現す、賢いお前ならこの意味がわかってるだろう? まだ兄妹と言い切るのか 「…なんか喋れよ。なんでも聞いてやる。」 「…」 ユイムには星の母、夜の女神の衣装を着させた。 コイツの叔母セシャトみてーだな。 お前には葬祭の女神ネベト=フゥトになってもらう予定だ。 俺が暴君セトならお前はネフティス、イシスでも良いけどあんな強い女じゃねぇだろ? ※ネベトフゥトはネフティスの異名、セトの妻で兄妹夫婦 お前は弱い、必死で強く見せようとしてるだけですぐ心が壊れる… 一人で生きていけねぇ女だ、俺の傍ならもうガキの心配しなくて良いんだぜ。 姉妹や姪娘に囲まれて幸せになれる。 なんなら共有妻としてザンと寝てもいいよ、俺はどっちの子でも構わねぇ。 武器に見せればDNA鑑定でどっちかわかるからな。 だからあの旦那はやめとけって言った! 不死の呪いを受けた俺達と違ってすぐ死んじまう旦那、頭がキレるだけでお前を守れる強さもねぇ。種もねぇくせに盛ってるだけだ。 ――――「お酒は飲み過ぎるとあまり体によろしくな やっ…ん」 口移し…夫に殺されますのよ 「ちょっと!兄さん! 見境なくなるのやめなさいな」 「ハハハ、不細工ぅ~! お前がさっさとムラサキくれたらプレイボーイやめてやるよバーカ ※ウーヴェとユイムの娘の名 なユイム…俺に指図すんな。お前は俺の部下で女王様。詮索するな姑か。 ほら、さっさと帰りな 俺を止めたきゃ、お前が嫁に来い。」 「キャア!?」 上機嫌で尻を撫で 「今日は、マジで何するかわかんねーから早く失せな。 お前みたいな貧相な女でも全然抱けるんだぜ? 続きしたかったらいても良いーけど 不倫~!」 ――――ああ、俺は愛しちまってるんだな。 妹として?恋人として… 今更…あいつが、ユイムが欲しい。 …ユイムの匂い、酔いそうになる 柔らかな月の匂い。 【ユイムの尾行、とんでもない誤解ホモ四角関係】 兄さん、ずっとユカラ離れて何やってるの… 「留守任せるわ、秘書女王様」 一度、後をつけたの 王弟とサミジナ王子もいたわ (馬鹿、付けられてるぞ…気を付けろと言ったのに) 「げっ…ユイム」 「…何してるの? 凄い水が爆発してたけど」 「…新技の練習だよ、兄を驚かせたくて秘密にしたくてね 前にゲオルギオスが君の技を真似たいと言っていただろう?」 「…えっ!王弟殿下そんな口調だったんですか… 私にも、ですか」 そっちに気を取られてるぞ。 「勿論…やつがれと彼の秘密。」 「あの!実は…叔父上は彼とそういう関係でして…内密にしてくれませんか?」 サミジナーーーー!!! なんつー設定付けてくれてんだ! ゲオルグとウヤの心の中で一致する。 「ソウダヨ、ボクタチソウイウ関係ナンダ。でもプラトニックだから大丈夫…いつかコルウスお義兄 さんにも言うネ」 「あっ、だからぎこちないのね。ごめんなさい… 見なかった事にするので、続きをどうぞ…」 (ゲイボルグを決して見られるな、ゲオルグ。 ユイムを連れ出せ!!!) 「ユイムぅあっち行こ?寂しい?夜の相手しようか? 実はね…今のは嘘でサミちゃんとウヤくんがさ…盛ってたんだよ。 水中でスゲープレイしてたの。」 「わかった、もういいわ。 ドロドロ過ぎて私疲れそうよ。」 ――――兄さんに連れられて、夜の浜辺に来たわ 「海~!! なっ、マノリタ思い出すよな! そんな暗い顔すんなって~」 「…兄さん、なんだか最近遠いわ 彼氏でもできた? 連れてきなさいよ ゲイゲイうるさいし…察しますのよ」 「ゲオさんホモじゃない」 やっべーゲイボルグバレそう 悲しい月だな お前が悲しげだからか 「…うーん、いつかお前に打ち明けたいことがある 今は言えねぇ 近い内に、言えるといいね」 「そう…私待ってるわ 良い知らせよね?」 「良いか悪いか…どうなんだろね 俺にとっては夢と理想の話、お前がそれをどう受け止めるか俺にはわかんね」 「あら、私はいつも兄さんの味方だわ だって私達は主従で兄妹ですもの だから、一人で思い詰めないでね」 笑って俺の手を引くユイム 本当に?俺がお前達全員欲しいって言っても? 笑って二人でクルクル回った ガキの頃よくやった、マノリタがいてリノンも。 マノヤはヤーナにいつも隠れてた。 結局近くの宿にユイム寝かせて、俺はソファーで寝た おやすみユイム…額に口付けて 唇はなぞる、プラトニックな関係もいいね、最後に抱く時までお楽しみはとっておかねぇとな? ザンくん、君の気持ちが今ならわかるよ。 可哀想に…抱きたくて抱きたくてたまんねー女が目の前で無防備だ。 早くやりてぇなあ…早く滅茶苦茶に犯してはらませてぇ。 その時お前はどんな顔する? 軽蔑するだろ?でも甘くて優しい優しいお前なら最後には俺を受け入れてくれるだろ! お前達を守れるぐらい強くなった、砂漠の王になった! 俺の余生はお前達と暮らすって決めてる。 王宮でいくらでもガキ作ればいい、養育には困らねぇ。 アネラは楽器を、リリコイは踊りを、ウェリナは花を愛でただろう。 成長したキサラはきっとリノン似だろう、愛でるのは死体か? ムラサキは理想の嫁になるだろう、アイツは一番美人で優秀な女だ。 天女のアイツの扱いだけは気遣ってやらねぇといけねぇ。 マノヤは…俺を心底拒絶するだろうな、可哀想だし洗脳催眠か記憶無くしてやるか? リノンは料理が美味い、体力のあるアイツなら子沢山だろう。 ユイム…お前は料理もできねー不細工だけど秘書・医師としては有能だ。 月の女は夜が上手い、お前専属かもしれねーな。 マヒナ、お前達だけが俺の光だった… 地獄のような戦乱の日々を共に生きた、誰からも愛されなかった俺を気まぐれに拾ったマノリタ。 太陽のような存在だったリノン、リノンの扱いがわかなくて泣いて縋ってきたマノヤ。 そして一番傍にいた不細工ユイム、柔らかく微笑んだ時だけは最も美しかった。 ザンがあの微笑みに惚れたのも正直わかる。 さっさと手を出してくれてよかったのに、お前から略奪するのが愉しみで仕方無かった! ―お前と最後の別れ 妹として区切りを付ける、本当にお別れだ 「…兄さん、またユカラ?」 「ああすぐ戻るけどよ お前は良いよ、上にいてろ あぶねー」 ユカラの民は冥界に避難させる これが、最後 お前と兄妹でいれれる 「ユイム、俺お前好きだよ 母親として姉貴として妹として…」 「死ぬみたいなフラグお止めなさい!! なーんて、いつもの冗談でしょう」 ユイムを抱き締めた 「…兄さん?」 頬にキスし 「お休みちょっとは不細工じゃなくなったユイムさん じゃあな、ちゃんと戻るから安心しな! 女王様」 そんときは、お前らの夫として…な。 【あとがき】 ゲオルグ、兄としての決別…次回会うのはウヤ反乱、暗闇の王城でユイムを略奪しようとしていました。 700年引きずった恋と狂気に終わりを告げたかったのでしょう。 ユイム早く気づけ!!! 読者にめちゃくちゃ言われました、私も思います。 あの子ちょっとおバカ天然なキャリアウーマンなんだよなぁ…兄に関しては自己肯定0過ぎて自信ない。 ゲオルグが何度も突き放してたからね。

  • ウーヴェ×ユイムの結婚前夜

    執筆日2019年 もっとがっつり生々しい性描写ありましたが削ってマイルドにしました、訳わからんようになってるのはその名残です許して 【フィアンセ時代】 いつもふざけてばかりで素顔を全く見せない貴方 私の許嫁… 「ユイムさん小さくて可愛いー♡」 「…頬を突くのやめてくださる? 貴方から見ればほとんど小さいでしょうに…」 「求婚の言葉ぐらいは貴方の声で聞きたいものですわ」 「…」 「だんまりですの?そんなに嫌なら無理に… わたくし、ありあまる他の殿方を選びますのよ 求婚は絶えないのですから」 腕を捕まれ姫抱きされる 「ユイムたん小さくて可愛いー♡わたくしの可愛い許嫁殿♡」 「お放しなさい、冤罪にして強姦罪で訴えますわよ 時効ですわ婚約は破棄とみなします」 「その願いは聞き入れられません 何故なら貴女とわたくしは永久に結ばれる運命なのですから」 あやすように抱きかかえられ 「まあ、自意識過剰ね 赤ちゃんじゃありませんのよ」 抱き締められて唇を撫でられる 自分の唇と私の唇に指を交互に当て 「これでわたくし達は許嫁、口付けの代わり♡」 …うフフフ…アハハは… 暫く顔、見れませんわ 「…明日は式ですのよ 女人は言葉にしてくれないと、わからないのですわ」 「…」 「聞いてらっしゃるの」 「目を、閉じていて」 大きな手で目を塞がれる 「なんです…んっ」 口付け? 唇を這う 「んっ、やだっ」 「ユイムさん わたくしの可愛いお嫁さんになってくれますか?」 「…んっ」 有無を言わさず何かが入ってくる 私、何か…遠い前世でこの人を知っている気がするのよ 「ねっ、わたくしの可愛い可愛い許嫁殿」 「…あんなことされちゃ、お嫁さんになるしかないですわ」 「ユイムさん大好き♡可愛いー♡」 【結婚式】 「…月を視ると、何か無機質で寂しくなるの きゃあ!」 抱きかかえて貴方は 「セレーネ 貴女が哀しくなるのはエンディミオンを思い出すから …エンディミオンを名乗った偽悪魔でしたけどね、マヒナ姫」 「セレーネ…何か、思い出せそうなのよ」 暗闇で、貴方の眼だけが視えたわ 「…感謝しますよ、得体の知れないわたくしを選んでくださって 必然でしたけど、マヒナ姫」 誓いのキスは、二人きりで 「ん…ウーヴェ様」 「愛していますよ、ユィム・セレーネ・マヒナ わたくしの花嫁さん」 ―結婚初夜ですのよ、流石に緊張して 「あの…ウーヴェ様 本当に何もしませんわよね」 タオルをフード代わりに巻くユイムさん 「しますよ?夫婦なのですから ね、花嫁さん…初夜はとびきり甘く過ごしましょうね」 どれだけ待たされたか 「え…私、もう一度バスタイムですわよ」 (…色々触られるのですわよね 私の肌に彼が…) 意識して無理ぃ… 入る訳無いじゃない体格差が凄いのに わざわざ私を選んだってことは小さいのかしら…(超絶失礼) ――――暫くして 「…貴方は随分落ち着いてらっしゃるのね わたくし、今更怖くなって」 布でグルグル巻にした男が真横でずっと本を読んでらっしゃる 「ああ、そうですよね いつもの貴女なら此処で、犬神家かよ。ファラオかよ。永久にお眠り遊ばせ!! とおっしゃいますのに…寂しいものです」 恐らく火傷で爛れた容姿を隠しているのだろうと噂されていた 「…私、貴方の顔を見てみたいの いいのよ、何か傷があるなら」 「いえ、貴女には見せなければ…我が妻となる唯一の女性なのですから」 「あら、意外と美男 早く言いなさいな、私面食いですのよ」 「やっと笑ってくれた ユィムとは微笑むの意味、貴女にはいつもの周囲を見下しきった冷たい表情よりも笑顔が似合います」 「まあ…よくわかってらっしゃるのね」 優しく背中に手を回して額に口付け、頬に そして額をくっつけ 「わたくしの、可愛いお嫁さんになってくださいますか?ユイムさん」 「…喜んで、私の素敵な旦那様」 笑顔でロウソクを消し、賢い私は意味がわかりますのよ… ゆっくり押し倒され、この眼に見つめられると何か痺れるような感覚に陥る… 眼を逸らすと頰を撫でられ 「ユイムさん、駄目ですよ 目を視ないと口付けできませんよ」 「んっ…んん」 深い、深い口吸いに 絡ませてくる…なんて蕩けるような甘さなの 「…やっぱり待って」 「これ以上は待てません ユイム・セレーネ…貴女をわたくしの妻にしたい」 最後に唇をペロリと舐められ 外気に触れる 「…小さいでしょう」 「可愛らしいですよ、わたくしはロリ婚なので小ぶりが好きです」 馬鹿にしてるわね、小娘だと思ってるわね! 「んっ…くすぐったい …」 「…この香、アラビアンジャスミンですよ そして今宵はチューベローズ…危険な快楽 官能的な、花言葉」 この甘美で危険な雰囲気と香りに酔いそう 「さあ、夜はまだまだこれから始まるのですから… 貴女にとってもわたくしにとっても、初めての世界」 ――――…あの、赤子だったユィムがな 百年ぶりだ 父も望んでいるだろう母も 貴女にはまずアイノを生ませたい… 「ユイムさん、そろそろ下に参りたいのですが」 「わ、わたくしに不格好しろと言うのかしら… 恥ずかしいですわ」 「開いてくださらないとできませんよ そうですね、では優雅に開いてください♪」 優雅に… 優雅に? 片足だけ 「ユイムさんらしいですね 一緒に、お勉強しましょう かユイムさん此処は?」 「おやおや、まだ触っていないのに」 「言わないで!!さっきのが良かったの!」 意地悪く、見せつける シーツを握り締め 「此処、好きでしょう? ユイムさん、我慢しなくて良いのですよ 身を委ねて…声を聴かせなさいな」 「んん…だって」 「んー、じゃあこれは?」 「ひゃあん!? ウーヴェ様、何するの…」 「何って何ですが何か」 「駄目、…ウーヴェ様やめて」 「やめろと言われると余計やりたくなります」 「9時から2時間、ユイムさんは弱いみたいなので1分でダウンします 毎回5分くらいでしょうか」 「わかった、言わないで…恥ずかしい もうお嫁にいけない」 「お嫁さんにしてる最中ですよ、ユイム姫 さあて、そろそろ大丈夫ですかね…」 「ユイムさん、大丈夫ですよ イイコ、イイコ」 逃げようとする度に捕まれ、小刻みに貫かれた 不規則な動き あまりに気が飛びそう… 「可愛いお嫁さん」 「…あぁ ユイム、愛していますよ わたくしの子を孕みなさい」 「…はい、ウーヴェ様 私、花嫁さんとお母さんになるのね」 「ええ…」 ――――「ハア…お水、お水飲みたい」 シーツを被せ、無言で立ち去る夫 暫くすると水を持ってきてくれた 自らの口に含み、私に口移しで飲ませてくれた ゴクゴクと喉を潤わす 夢中で彼の口内の水を飲んだ 「ハアハア…雛じゃありませんのよ」 夫は黙って私の身を整える 「お疲れ様ユイムさん 赤ちゃん、できてると良いですね…」 「…不様に動けませんのよ、見ないでくださいませ」 「ユイムさん、今夜の貴女の鳴き声は非常に美しかったですよ わたくしの美しい墓場鳥ナイチンゲール どうか隣で永遠に歌ってくれますか 末永くよろしくお願いしますね、ユイムさん」 「まあ…ウーヴェ様ったら」 胸板にうずくまり、彼は私の髪を愛でる 「美しい濡れ烏色、月光を浴びるとキラキラ輝くのですね どうしました、ユイムさん」 「素敵でしたわ…貴方はどこまでも紳士ですのね」 「ユイムさん、貴女はとても可愛らしいのですね ずっとシーツを握り締めて、怯えるのですから」 「…私と貴方の秘密、一生よ一生」 「ええ…わたくしの素顔は貴女だけ」 ――――翌日、また求めてくる新郎がいた 【あとがき】 がっつり性描写を見たい人はなんかどっかのメッセージで教えて、サイトのパスワード公開の場所で公開します。

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