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三期ウーヴェ×ユイム 悲恋、甘々、ギャグ

  • 執筆者の写真: 鴉月語り部
    鴉月語り部
  • 2020年10月10日
  • 読了時間: 10分



執筆日 2020年辺り

もっとがっつり生々しい性描写ありましたが削ってマイルドにしました、訳わからんようになってるのはその名残です許して


【下界の任務先で】

切ない、悲しめ


任務も兼ねた旅行先にて淑女が佇む

わたくしを見て口元だけ微笑むレディー


「今夜、お暇かしら」


「こんばんは素敵なレディー

貴女のようなレディーのお相手をしたいのは山々ですが

残念ながらわたくしには最愛の妻がおりますので」


彼女の攻撃を優雅に躱しレディーの後ろに立つ


「レディー…貴方のようなか弱い方に負けるわたくしではございませんよ

ね…そろそろわたくしに明かしてくれてもいい頃だと思うのですがね

ユィム・セレーネ・マヒナ」


後ろからレディーの仮面に手をかけるとクスクス笑う


「やぁだ、気付いてたなら早く言ってよ」


姫抱きし額に口付ける


「…何故、追いかけて来たのです

危険ですよ」


「だって、貴方が心配でしたもの

早く、貴方に会いたかったの

待ちきれなくて」


「お一人で?」

「途中までザン殿とノックス殿に送っていただいたわ」


「そうですか…子らは元気ですか」

「勿論」


―宿に着き食事をした後に身を清める支度をすると妻が


「ね、私も入っていい?」


「おや珍しい、貴女からだなんて

構いませんよ」


湯浴みに妻を連れ彼女の髪を洗う

次にわたくしの背を流す彼女

わたくしにもたれ後ろから抱き締めてくださる


「どうしました、ユィム姫

「…貴方が、いなくなる夢を視るの

私、貴方の妻でいれて幸せ…

でも貴方がいなくなった先を視ると怖いの」


あながち、間違ってはいないだろう

わたくしの寿命はそろそろ限界が来ている


「…その先は

考えています

貴女の幸せを


だから、貴女はいつかわたくしを忘れる日が来る

ですが、必ずまた何処かで会えますよ…」


「泣きそうな、顔を見ないでくださいまし」


声が震えてる


「ユィム、おいでなさいな

ユィム・セレーネ・マヒナ

わたくしの愛するレディー…貴方がわたくしをいつか喰らう日までは、貴女は強くあらねばなりません

ユィム、愛しています…」


キスを愉しみ、ユィムをなだめた


「…ウーヴェ様、抱いて」


「抱っこですか」


「違う、したいの」


「喜んで、マイレディー」


――――(珍しい…ウーヴェ様が狼になってる)

※いつもじゃないんですか?


「…唯舞さん、貴女が欲しい

いけませんか?」


「今日は積極的なのね…ウーヴェ様、少し恐いわ」


「恐い、ですか

傷付きます…

毒蛇と虫さんを笑顔で解剖して触れる貴女の方が恐いです」


「ダメよ、まだ街を見て回りたい」


脱がせようとすると静止する


「明日一緒に行きましょうよ

貴女が可愛らしいから抱きたくなったのですし…」


「ウーヴェ様ったら、口がお上手」


――――昼間から薔薇の湯に浸かっていた時


彼女を膝に乗せ髪を弄る


「香りに酔いそうよあなた」


「わたくしは貴女に酔いそうです」

「あら嬉しい」


彼女がわたくしに抱き着き頬に口付ける


「口になさいな」


「やーよ、あなたが興奮しちゃうわ」


「ユイムさん、興奮しちゃいけませんか?」


「…今日はダメよ

ハマっちゃうと気絶しちゃうから」


「じゃあいつなら良いのです」


――――「あっ!紳士失格だわ…」


後ろから首筋に痕を付ける彼


「やっ、痕を残しちゃ…また冷やかされる」


「魔除けですよ、貴女がわたくしの所有物である証なんですから」


下に手を回そうとするから制止する


「ダメ、本番は夜のお愉しみ」


「はーいユイムたん…名残惜しいです

一度しても良かったのに」


「私の体力が保たないわ」


薔薇の花弁を口移しする彼女を抱き寄せる


「…今夜は続きが愉しみですね


――――酔っ払って寝落ちした馬鹿ユイムたんを運びます


「ユイムたんユイムたん、約束破るなんて酷いですよ」


完全に寝てる


「…まあそれはそれで美味しいですけど、ね」


酒に弱いからあれ程やめろと言ったのに本当に聞かないな、頭お花畑か

男は汚物、狼ですよ…

王城にいる男なんて全員狼で害虫です


「…んっ…ウーヴェ様、愛してますわ」


幸せそうな貴女の顔に、思わず微笑む

「男として誇らしいですよ

愛する貴女を恍惚に溺れさせるのはね…」


深く甘いキスに溺れます

何故こうも貴女が愛おしいのかわからない

こんなにも一人の女に溺れるなんて、思わなかった


「あなた

素敵…」


わたくしのオッドアイを見つめうっとりする

わたくしは正反対の貴女のラピスラズリが


「また反応して…あなたったら」

「さあ、ユィム姫

夜はまだ終わらせませんよ


わたくしの腕の中で、溺れなさいな」


夜は永く甘く続いたわ

私を上手く踊らせて


――――「ん…お休みなさいウーヴェ様」


「お休みなさいユィム姫…今宵は夢の中ですら、貴女を離したくありませんよ」


チュ、と触れるキス


結局ユイムさん速攻でバテて寝ましたね

まあ、わたくしまだ物足りないので愉しみますよ


何度愛しても飽きない…むしろ重ねる度に相性と愛おしさが増す


「愛とは、辛いものですね…貴女と一つになれればこんな想いしなくていいのに」





――――王城にて


「はぁ…ユイム、逢いたい」


「離れて、一時間しか経ってませんよお義兄さん」


義弟ノッくんの軍師ゴーストライターしてます

佐村河内さんとか言わないであげてください


ユイムの羽根を撫でます 


「あーあ、職場爆発して休みにならないかな」

「お義兄さん、性格の悪さが出てますよ」


――――同じ職場だとイチャイチャできるから良いですよね…って思ったら


「仕事中は駄目、他人よ

離れなさいヤリ目クソヤロー」


「ユイムたん冷たい~やだぁ」




――――末子・星くんができて、互いに転勤で…寂し過ぎます


「あら、あなた

今日は星くんと寝ないのね」


「たまには自立させないとね…パパベッタリで離れませんから

紫とキサラさんに寝かしてもらいました」


「甘やかしてますからね…まあ、あなたったら」

ユイムの腰に抱き着き甘えます


「甘えん坊なんだから、大きなベビーは」


頭を撫でて膝枕してくれます

ユイムの手を口に持ってきて、口付けます


「…ティアモ(愛してる)

愛しています

貴女を、今夜いただきたいのですがよろしいでしょうか?」


ユイムもわたくしの手に口付けて


「ウフフ…貴方が愉しませてくれるなら、好きにしても良いでしょう

私のナイトバロン」


明かりを消し、ユイムがライトだけ付けます


「…今宵は月が綺麗ですから、ライトは要りませんよナイチンゲール夫人

貴女の肢体は月が露わにしてくれます」


ベッドに寝かせ、スルスルと脱がせていく


「そうね…その言葉が欲しかったの」


【嫉妬とゲオルグへの不信感】


久々にウーヴェ様が怒った気がする


いきなり壁に押し倒されて

「…ユイム」

「は、はい…」


「最近奴と仲良過ぎませんか?

なんでそんな危ない部署に異動するんですか?」


「私が決めたんじゃないのよ

兄が心配で…私はあなたを信頼して」


ウーヴェ様、またイライラして壁壊しそう


「…最近奴は、貴女を見る目が変わった

…女として視ている気がしてならい」


「まさか…」


少し心当たりがあった


この前、いきなりキスをされた

いつもは冗談で口説いていたはずなのに

眼が本気だった


でも「間違えた、悪い」で済ましたから


「…兄は私を不細工不細工といじめるのですよ

昔から好みから外れてますし、兄はグラマーが好みですわ」


怒った目で、私の髪の一束を掬い口付ける


「…瞳の奥に、わたくしと同じ情欲を感じたのだ

貴女を欲する眼…

気のせいなら良いが奴は蛮族ユカラの血が流れている


心が読めなくなったのも妙だ

若紫の能力が薄れたのか…」

「私は、兄が好きですのよ…兄として

信じたいですが…」


私に口付け

「ん、また庇う…

貴女はお人好しな所ありますよ




【嫉妬】

――――時々酷くあのゲオルグに嫉妬する…ユイムはあいつが好きなのだ

わたくしが死ねば、アレと再婚するだろう

アレは、断り続けているようで最後はユイムに惚れている

お互い素直になれないだけ…


「ユイム、アレとわたくしどっちが好きですか」

「またそれぇ…兄と夫ではまた違うのですわ

…どっちも大事、どちらの為にも命を賭けれますわよ」


怒りながら、ユイムを後ろから強く抱き締めた


「…ユイムさんは誰にも渡しません

わたくしの所有物…

一番じゃないと、納得いきません」


「子どもなのですわ、あなた

私の一番は…貴方よウーヴェ様

好きよ」


今回は彼女から口付けた

怒るに怒れなくなりましたね



【ユイム嫉妬編】

珍しく彼女が怒ってる


「唯舞さん、何故避けるのです」


「ご自分の胸に聞きなさいな」


階段を上がる彼女を先回りしマントの中に包むように抱き締めた


「マイレディー

もしかして子らに焼きもちですか?」


「…近いけど違う

あなた、浮気してるでしょ」


「…はい?」


「とぼけないで!口紅はなんですの…あんな位置に付くなんて」


ああ…赤頭巾のか


「子らの悪戯ですよ」


「あれ、王妃様と同じ口紅だった…

浮気してますの?」


無理矢理キスし


「…唯舞」


舌を入れながら話す


「貴女としかしたくないですよ

わたくしのレディー

どうか機嫌を直してくれないか」


「んっ…」

「唯舞、わたくしこそ浮気を問います

…またG(ゲオルグ)と何してました?」


「セクハラされただけ…毒入れて麻痺させた」


「ほう…セクハラ、ね」


いけないいけない…つい力が


「お仕置きしないとね」


――――唯舞を抱き寄せキスを愉しむ


「わたくしが貴女以外を抱くとお思いですか

「…貴方、やけに夜が上手い

テクニシャンだもの…どこで身に着けてきてるのよ」

「幻術の貴女を抱いてたら自然と

浮気してたら周8で交わらないでしょうに」




【共依存夫婦、カラオケ大会】

※ギャグ甘々替え歌編、元ネタの要素皆無なので大丈夫かな?




――――二人きりで歌う時はとびきり官能的で甘い歌を選びます


(曲の終わりにソファーに押し倒して熱いキスをするのよ…)


「ん…あっ、あなたったら

次は私が歌うのよ、お退きなさいな」


首筋に口付け、脱がそうとするのを制止する


「…ん、折角ムード作ったのに酷いです

盛り上がり最高潮でしたよ」


これからイチャイチャしようと思ったのに…


「替歌よ、ウーヴェとユイムのヤンデレLOVE…Story!!」

「ハイハイ…折角のムード壊されて不機嫌です」


『ウーヴェがそう望むから、女優をまず止めたわ

どこにいても捕まるように羽衣持ったわ(あなたが)


魔術も詳しくなったし

ガチャピン好きになったわ

迷っているけど…この馬鹿に一緒付いていこうと決めた(強制)』


「羽衣貰って上機嫌です、実質下着ですからね…毎晩に助かってます

寂しい時も貴女を感じられます


ガチャピンが一番お気に入りです」


『ウーヴェがそううつむくから

レズビアンも止めたわ


レズだったリッリ様、別れたの(泣)


髪も服も目立たなく…

お料理も頑張るから』


「レズビアンは立派な浮気です、当然です

水着もNGです

料理はできればもうしないでください…」


『パーティには行きたい…

嫌がってた兄(ゲオルグ)とも絶交したわ(泣)』


「当然です、Gは外で飼うものです…パパ上も嫌ってますから良いじゃないですか…」


『ウーヴェだけ見つめてる

昔みたいに嫌がらなくなった(ウーヴェを)


苦手だったCrazyマイDarling

今では愛してる


ヤバイハイテンション!!』


ウーヴェにハイタッチ求めるユイム

渋々付き合います


「…なんか、無理矢理付き合ってる感が引っかかるのですが」


『ウーヴェだけ見つめてるそして他に誰もいなくなった!(夫婦で嫌われて)


嫌われて生きていくの

ウーヴェ好みのユイム!

目指せっっ!LOVE HELLゥ~!!!


ウーヴェだけ見つめてる

独りで待つ二人だけの地下室(へや)

あなたの(悪魔の)眼差しは…バラ色の鎖

!!

逝けっっ!!妻視る金無し夫~!!!

WoW WoW WoW~!!!』


ハイテンションで歌いきり、寝転ぶわたくしに上から抱きつくユイムさん

甘えて可愛らしいのですから


「良いじゃないですか嫌われても…貴女にはわたくしだけいれば良いのです

シスコンは優先順位下げて欲しいです


最後完全に追い出しにかかってるのですが…

とか言って堕ちてる癖に…ね、悪魔の花嫁さん」


ユイムからの甘えるキスに応えてやる、


「あなたぁ、好きぃ…」


わたくしの上でうっとりし、首筋にキスをするユイム


ベッドに運び、夜景の綺麗な夜を愉しむ

ワインを片手に飲みユイムに口移し


「やぁん、これ以上酔わせないで

私、何するかわからないのよ」


「カラシア嬢にキスしに行きましたからね、代わりにわたくしが貴女を襲いましたけど


…烏は強欲で嫉妬深いのですから

襲うのは夫だけになさい」


ドレスを脱がせ、側の椅子に置く

靴も、アクセサリーも…

髪はポニーテールが一番好きです

昔のユイムたん


「あなた、待って

時間制限付きですわよ…何時間も求められたらキリがありませんわ」

「…酷いです、時間かけて愛し合いたいのに」

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