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  • 硝子の国のアリスと兎紳士

    【前書き】 執筆日 2020/10/13 少女と執事の悲恋もの、ギャグとラブコメ? 登場人物は烏王創世記の部族動乱時代、ウェンカム族のレイヴンスワン王家の王女様フィオナ・アリス・レイヴンスワン 最後にキャラデザあり。  わたしの名はアリス、本当の名はフィオナ・アリス・レイヴンスワンっていうの 九人兄妹の第四子で次女よ 父が学寮長で三つの時にここに越してきたわ 文才は無かったけど、絵画・音楽・木彫りは才能があるって評価されたの 数学教師のモレクはイヤミばっかり言うから嫌われ者で、お茶会の遅刻常習犯 足早に歩くのに遅いしお空が飛べないから「ドードー」「ドジクス」ってあだ名が付いたそうだわ いっつも手作り時計を見てしかめっ面してた ドジクスは短命の家系で、悪魔と契約して寿命を延ばさないと生きられないらしいの いつもあちこちで絵を描いていたわ 四つの時に姉と二人でお絵描きのジャマしにいって仲良くなったのよ イジワル言いながらお話を呼んでくれたり、ピクニックもしたのよ ボートの上で鳥と遊んだわ、ドジクスは水が大の苦手で気を紛らわすために早口でわたしにお話するの 「そうだアリス!お話聞かせてあげますよ何が良いですか! お願い早く決めて怖い怖い怖い溺れる沈む沈むう!!うわああああん!!」 ある時魔界(アヴィス)へ潜る為に、鏡に入っていくドジクスを見てこっそり付いて行ったの ドキドキが止まらなかったわ…! わたしもドジクスと同じで短命の呪いを背負ってて病弱だったから、お外の世界をあまり知らないの ドジクスを探して色々冒険したら、やっと追いついたの ドジクスに抱き着いたらドジクスはいつもみたいにしゃがんで私の目線になってくれて、私の頬を叩いたわ モレクがこんなに怒った顔するの初めてで、嫌われたんじゃないかと涙が止まらなかった 「何やってるんですか!!! 魔界の瘴気がどれ程危険か…貴女の身に何かあったら僕の全責任になってリストラされるんですからね!! 悪魔と契約しに来たのに…貴女みたいな足手纏い抱えてうんざりですよ…」 暫く歩くと、私が止まるからモレクも止まったわ 「王女様、行きますよ 何してんですか」 「…モレク、わたしのこと嫌いになった? いつもの名前で呼んでくれないし… ごめんなさい…あなたの見る世界を見て見たかったの」 ぐずるわたしにモレクはお菓子をくれて、抱っこしてくれたわ 「…貴女が無事で何よりです、僕の仕える最愛のアリス・フィオナ 帰りますよ、僕から離れないでくださいね …嫌いになってたら抱っこなんか絶対してやらないし、追いていってますよ」 とわたしを抱っこして魔界を歩いたわ 「ほら、アリス見なさいな あれがギンヌンガガップ、美しい星空でしょう…!」 キラキラと色鮮やかに輝く星空の世界…これが宇宙 わたしは夢中になって眺めたわ 「こんな美しいもの、他に無いでしょう…これが魔界の狭間の世界 エーリシュシオンの方が美しいのでしょうが、僕はこの銀河の美しさが好きです」 「モレク、ありがとう!!わたし、今日のこと一生忘れないわ…! わたしはいつまで生きられるかわからないけど、モレクはわたしの分まで長生きしてね」 「…悲しいこと言わないでくださいよ…僕、アリスがいなくなったら…うっグスッ… 生きてる意味なんて…うわああああん!!」 ビービー泣き出して鼻水が汚いからモレクの服で拭いてあげたわ 「…ありがとう、ございます このスーツ借金して買ったのに…」 「ギンヌンガ…なんてキレイなの わたしがいなくなったらここにいけるの?」 「アリスみたいな良い子はエーリシュシオンに行くんですよ 僕みたいな悪魔使いは、このアヴィスですけど ギンヌンガガップは空虚な穴だったのですが、天を追われた者達の魂の輝きで輝いているんです…煉獄になりつつありますね 天にも地獄にも逝けない中途半端な場所」 「わたし、死んでもモレクに会いたいわ」 「アリスは物好きですね…僕みたいな嫌われドードー、貴女と貴女の姉妹ぐらいですよ」 頬にキスするとうひゃあ!!と素っ頓狂な声を上げるモレク 「大好きよモレク!わたしの永遠の初恋のドードー」 「…黒歴史になっても知りませんよフィオナ 僕も、永遠の初恋の席は貴女の為に置いてあげます 王位継承権末席の僕なんかと結婚できないですからね、貴女のような高貴なお姫様は」 「おとぎ話の中なら、わたし達は結婚して幸せに暮らすの」 「…そうですね、僕が貴女をモデルに素敵な純愛恋物語書いてあげますよ 素敵な王子様と結婚したら思い出に読んでくださいね、感想ドシドシ待ってます」 モレクもわたしの頬にキスしてくれたわ 「…ナイショですよアリス 僕の本物の首が飛びます」 わたし達のヒミツ… アヴィスに潜ったのも、冒険したのも… 途中でジャバウォックとバンダースナッチに追い回されて、モレクが大泣きしながら私を抱えて走ったわ 「ドジクスぅ…今日こそ死の大鎌くれよぉ イイナア、カッコイイナァ欲シイナァ…」 「もう一つの大鎌も欲シイナァ…お兄様とイッショがイイナァ」 ジャバウォックはユカラ族の最強の王であり戦士、わたし達の敵よ バンダースナッチはジャバウォックの黒犬、根暗で不気味な雌犬 二匹は兄妹なのに夫婦だそうだわ、ユカラは風習が違うから理解できないの 「アリス!!絶対僕から離れちゃダメですよ!!」 地上に出るとそこはザドウの領地で、後一歩でジャバウォックに切り裂かれそうになった時に狩人イェーガーが助けてくれたわ 「ハアハア…助かりました、ザドウの偉大なる皇帝陛下」 「そちらはウェンカム族のお姫様かな?内緒にしておいてあげるから早く帰りなさい」 イェーガーは優しいの、本名はイゴール・キサナドゥ 銃の達人だからイェーガーってあだ名がついたそうなのよ イェーガーの子が後のザドウ最後のオイゲン皇帝 オイゲンとカティンカの子が長男ザンと五男ベヒモスよ ー10歳の時にモレクが即興で私が主人公の大冒険小説を読み聞かせてくれたわ 『硝子の国のアリス』 明らかにパクリだったけど内容は違うかった 穢れのない無垢な天使の少女が大冒険してドジなウサギと恋に落ちるの でも硝子越しで彼とは触れることもできない、それでも二人は仲良く幸せに硝子越しの世界で暮らしたそうだわ… 少女はわたしでドジなウサギはモレク 二人で過ごした黄金の午後は忘れないわモレク… ーわたしの鳥人生は 24でザドウの皇子(イェーガーの弟)に恋をし、叶わなかったけど友人として付き合いを続けたわ 28でオウギ族へ政略結婚として嫁いだわ、ウエペケレという没落した貴族だったけど平和な余生を過ごしたわ 三男と長女をもうけたけど三男以外の息子は戦死してしまったわ…夫も 長女はオイリ(喜び・幸福・楽しみ)という意味よ 38でわたしは亡くなって、8歳のオイリは別の家に引き取られたわ…赤紫の翼が理由でいじめられたからとても心配…でもカティンカという最強の剣士の義妹ができて、オイリも元気になったみたい 三男にはモロクと名付けたの…わたしの初恋だったのはヒミツ 死ぬ前に真っ白になったわたしの髪をみて 「この顔に見覚えはあるか…」と謎の紳士が訪ねてきたわ 「…ごめんね、もう目が見えないの」 「アリス」 「その声はモレクかしら…貴方に会えるなんて、奇跡みたい」 「アリス…まだ逝くな、儂は寂しい お前の為に魔術を勉強した、お前の呪いを解く為に 間に合わんくて申し訳ない…」 「…モレク、貴方に頼みがあるの」 「抱けと言われても抱けんぞ、病の女に手を付けるのは紳士失格だからな」 「そんなこと言わないわ、わたし達は心で通じ合っていたのだから 絵本通りに終わるの モレク…わたしの為に、オイリを妻にしてあげてほしいの 心優しいロリコン紳士の貴方ならきっと幸せにできるわ」 フィオナの白い髪を撫で、弱弱しい手を握る 「…必ず約束しよう オイリが20辺りの時に攫いに来るからな、モロクにもそう言っとけ アリス、フィオナ…永遠の初恋、本当の天使みたいに真っ白で美しいですよ 背筋が凍る程に ウサギの僕にピッタリの王女様」 昔の口調と声に戻ってやる アリスの為に 「ありがとう…!わたしの、大好きな…王子様」 アリスはもう動かんかった 儂は冷たくなるアリスの体に空虚を覚えた 「フィオナ…我が最愛の天使 白い天使なんて大嫌いだったのにな… お前はいつまでも綺麗な女神だった お休みアリス…永遠の中で良い夢を」 最後の最後にアリスの冷たい唇に口付けた 最初で最後の口付け…王子様なんて程遠い 葬儀の際にずっと泣いている8歳のオイリをあやし続けた 「いつかお前を迎えに来るからな、それまでとびっきりの美女になれるように生きろよ」 【後書き】 サイトに置いていた烏王創世記初の作品で少し削っています。

  • ※俺と眠れ愛しの女王様 ゲオルグ、ユイム回 

    執筆日 2020/10/22 間のR指定描写は10月18日 ゲオルギオスと愛する月の女王様 本編 800年のウヤ反乱時、最終決戦のゲオルギオスと唯舞の話 一部に残酷描写があるのでR15注意、未遂ですが途中ちょっとセクシー描写あり。 登場人物は烏王創世記の三期  従姉たちと下僕共と、いつも馬鹿やってて楽しかった でも…ウヤの悪魔の囁きで壊しちまったな 蛇の囁きで禁断の果実に手を染めた 魔界の瘴気吸ってたら、段々理性が無くなってきて殺しも欲も歯止めが効かなくなった 烏は強欲で傲慢、色欲に溺れる…暴食で死体を貪り、憤怒で暴れた 嫉妬は俺の中に無かったけど、手に入れちまったら祖父ムスタファみてーに縛り付けたんだろうな 第三夫人リノンを捕まえたけど、手は出さなかった 第一夫人ユイムと第二夫人マノヤを手に入れるまでは出さねぇって決めてるから だから王城でユイム探し回ったのに…第四夫人・若紫は逃げやがるし、マノヤはザンに阻まれたし 後で聞いたけどあいつ旦那の代わりに実家で夜勤してたのか…どーりでいねぇと思った ホント働かねークソ旦那 三回戦でコルウスにゲイボルグ封じられて負けて、やっぱこいつ頭良いし強ぇなって コルボーの敵討ちで右目抉られちまった…気に入ってねぇ方の銀色だったから良かったけど オッドアイは気に入ってたんだよなぁ 最強の一番槍・ジャバウォックの俺が負けたことで、一気に士気が下がり 遂に形勢逆転され王城まで攻め込まれた ちょっとまずくなってきたし、俺は誰かマヒナの女連れて逃げようかな…と 誰でもいいや、目に付いた女にしよう 来なきゃリノン連れてけばいいし お…あの爆発は…ユイムみーっけ 来ると思ってた、シスコンのアイツなら命令違反してまでリノン助けに来るって踏んでた 護衛にヨルゼ連れてたからぶっ飛ばしてやって 「あ、クソ生意気な雀ちゃんごめーん…加減はしたけど強過ぎた?」 ヨルゼに治癒術かけるから、大分精神力と霊力削られてた そもそもユイム程度なら素手でも勝てるけど、アイツよりリノンとマノヤの方が強くて厄介だからな 「…イイねぇユイム…その衣装似合ってるぜ スカート破けて、スリットになってるのがポイント高いよ やっとお出ましか、ずっと待ってたのに来ねぇから」 「お前…リノンに何もしてないだろうな 返答次第ではホモビデオぐらいじゃ済まないぞクソヤロー、全国ネットで輪姦(まわ)させるぞ」 ここはやっぱ怒らせて冷静さ失わせた方が良いよね 「どうだと思う? やっぱり巨乳美女は抱き心地サイコーだったから、ペチャパイ不細工なお前が俺を満足させれるのか心配でさ ムラサキは良かったよ!アイツは胸も成長してたし俺の事好きだって受け入れてくれたよ!」 アイツ、秒でナイフ投げて来やがった 距離保てねぇとできねーような武器とはいえ、近付くのに苦労したわぁ マジギレモードだから城を凄い爆発させてるよアイツ まあこっちはテキトーに雷アイツに打って 頸動脈狙ってきたところを簡単に捕まえたけど 「お前本当に弱いわぁ…消耗してる俺に勝てねぇってクビだろ 眼鏡邪魔」 眼鏡外して無理矢理キスしてやったらこいつも乗ってきた… 魂胆は毒・麻痺・睡眠効果のキスか でも残念、俺に効かないんだな 途中で気付いて舌噛みやがったこのクソアマ… 「…お前本当に可愛くねぇわぁ ここで犯ってもいいんだぞ」 「…どうして、効かないの 今のは猛毒だったのに」 「暴君セト様の血が流れてんだとよ、旦那から遠征聞いてなかった? 不仲だねぇ…」 ――――ユイム…忘れねぇ 俺様を嵌めやがった 「やっと捕まえたぜユイムぅ…」 抱き寄せて顔を近づけると嫌がりやがる 「おっと、ナイフはナッシング 」 壁に追い詰め脚を持ち上げ一物を太股に擦り付ける 「あーやべ…今すぐヤリてぇけど我慢我慢 新烏王に殺される でも俺早いから素股ぐらいならイイか?」 「放してっ、嫌っ!!」 「暴れんなよマジで挿れんぞ」 黙らす為に無理矢理キスしてやる 「んっ…んん!…放せっ、下衆が」 何度も何度も喰らうような荒々しいキスしてやる 生意気なクソアマ、後でぶち犯してやる 舌噛みやがった 胸倉掴んで 「治せ、このまま脚をへし折って連れ帰っても良いんだぞ」 治癒術を使わせた 「わかりゃ良いんだよ、さーて仕切り直すか」 「やっ…んんっ…」 ユイムの唇に流れる自分の血を舐め取る 冷めた目でキスを楽しむと嫌がってたユイムが舌を絡ませてきやがる こいつキス上手えなぁ…俺が蕩けそう ようやく放すと 「…兄さん」 「あ?」 胸元をはだかせて甘い表情で強請る 「…実は、私も兄さんが好きよ 強くて逞しい殿方に抱かれるのは雌の本能 少しだけなら、味見しても良いわよ? 良かったら最後まで続けて頂戴」 指を絡ませてき、胸に手を当ててきやがった ニンマリ笑い 「流石尻軽女王様だねぇユイムぅ… 随分物分りが良い あのモヤシ旦那じゃ満足できねぇだろ…俺様がヒーヒー言わせてやるからよ」 指で谷間をなぞり、ユイムからキスしてきやがった 舌を絡ませると女も応じる ヤベー勃起してきた なんか企んでんのか知らねーが 来るとしたらあのクソよえー旦那だろう 来いよ…見てんだろ? テメーの愛おしいユイムをここでヤってやるよ そのまま乳を揉み太腿を撫でる ムラサキには劣るが乳は柔らけぇ… ああ早く脱がしてぇ 俺は尻を撫で、お前は押し当ててる一物を足で撫でる ヤベー興奮が止まらねぇ もういいやベルト外しちまおう、ヤリてぇ 「んっはぁ…兄さん…私の、下衆で穢らわしい下僕…今よ、烏王様」 その瞬間背中から思い切り刺された この感触はアイツだ…コルウスか!! 「グハッ…テメェ、ユイム…騙しやがったな 許さねぇクソアマ…途中まで、愉しんでたくせに コルウスのちんちんの方が良いってか? やっぱり寝てたなクソビッチ!」 「…ご苦労ユイム」 「さようなら、兄だった下衆男 私、もうお前が大嫌いよ死になさい」 アイツの見下し冷めきった眼、忘れねぇよ… 「コルウス、テメーがなんで俺なんかに構う 俺は敗残兵だぜ」 「まだくたばって無かったか、本当にお前はG並みだよ フラガラッハで刺した事が無かったよな さあ、ゲオルギオス…おとなしくしてろよ 三つのモノを斬り落とすからな」 「マジ?ムリムリムリ やめて許して」 「ダメだ ユイム こいつを押さえろ」 念力で俺を抑えやがる 「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~!!!」 やりやがった、マジでやりやがった 竿と玉二つ持っていきやがった!!! 「おめでとうゲオルギオス…君は宦官だ さようならゲオルギオス、フラガラッハで失血死しろ」 丁寧に二度も腹を刺しやがって… 俺はそのまま這ってリノンのところまで藻掻いた 俺しか知らねぇ アイツは迷路の隠し部屋に隠したからだ ――――あの後コルウスにフラガラッハで腹を刺されて、刺すだけ刺しといてコルウスは空のウヤを追った ガン無視かよ…… どうせ治ると過信して、そのまま西塔に戻った 腹から血が出てる…止まらねぇし治んねぇ… 死にたくない死にたくない死にたくない!!! 腹を抑えてリノンの所まで後退した、兵士に治癒術かけさせても治んねぇからイライラして殺した 「…ゲオ兄?」 リノンの治癒術でも治らねぇ、終わった…今度こそ本当のDeadEnd。 人生GAMEOVER 死がこんなにも恐いなんて思わなかった、恐らく800年ぶりだろう 「…一人で死にたくねぇよぉ…リノン、約束したよな昔… 死ぬ時は一緒だって」 そこにあった剣でリノンの腹を突き刺した 「兄ちゃん…なんで」 「お揃いだぁ…」 もう瘴気の影響で精神狂ってた 怨まれてたから味方兵士にも刺されて、イライラして頭潰した 這いつくばって逃げるから、俺も這いつくばってズルズル廊下を追いかけた 「待てよリノーン…」 「こっち来るなよぉ…」 「じゃあなリノーン…大好きだったよ…俺の可愛い可愛い妹分 来世でまた会おうな」 やっと追い詰めて、止めの一撃刺そうとしたらユイムに後ろから刺された キレてあいつの首掴んで 「ユィムぅ…お前はそうやっていつも俺の邪魔をするぅ 昔からその眼が気に食わなかった、綺麗なブルーサファイア マノリタの海の髪色で好きだった… その眼俺にくれよ?」 昔からあの女の冷たい目が 俺を否定したお前のパッパと同じ目つきが… 片手で女の右目を抉ると綺麗なブルーサファイア、そのまま飴食うみてーに食べちまった リノンは怯えてて、蒼白してた 「ひっ…もうやめてよ、ゲオ兄ぃ…そんなことする兄ちゃんじゃ無かったよ あたし達のこと、いつも守ってくれて…」 って泣き出して、ちょっと罪悪感出てきた ユイムは俺を睨み続けた、憎悪の眼 イイねぇ最高だねぇ…真っ直ぐ俺を視てくれる 「…こんなにもお前を憎いと思ったの、生まれて初めてよ リノンは、連れて逝かせない…私の可愛くて大事な妹を、お前になんかやらない 貴方と心中するのは残念無念・美人ムーンライトな私、十分お釣りが来るでしょう?」 「ああユイム、お前は本当に憎くて愛おしいよ… その澄まし顔を、無茶苦茶に犯りたかったんだけどな お前で良いよ」 もう一度細ぇ体を素手で貫くと、簡単に貫通した なんかエロイね 「…兄さん、私、もう目が見えないの」 リノンは遂に気を失っちまって、こいつも死ぬんじゃないかと今更心配した じゃあユイムがずっと治癒術かけてたから、大丈夫だろ 生きるか死ぬか、ロシアンルーレット、Life The Game 「兄さん、私、兄として貴方のこと愛していたのよ…私の二回目の初恋 ごめんなさい…私が、もっと…素直に… 兄さんの孤独を理解して…」 ユイムぅ、死んじまったのか 心臓の音が聞こえねぇ 勝手に泣いて謝って、死んでった 「ハハ…お前はそうやってすぐ抱え込む、お前はなーんも悪くねぇのにな 馬鹿真面目で騙され易いしお節介 お前を道連れにするのも悪くねぇな 俺も、お前がずっと好きだった…笑うと可愛い妹」 壁にもたれかかってユイムを抱き締めて、頭撫でた お前の事も愛していた、母親や姉のような口うるさい女 時に妹で恋人で夫婦? お前から求婚された時はめんどくせー重い女と思いながら正直嬉しかった。あの時は兄妹だと思ってたからまだ理性があった。 あの時の俺は若い、本命は大事にするがその分性欲処理に他の女抱くようなクソヤローだ。 きっとお前は泣いて許しちまうんだろう?くっつかねー方がお互いの為だ。 死がこんなにも身近に感じられる マノリタ、愛していた お前の娘達も全て 来世では…実の兄妹として、また馬鹿やりてぇなユイム 昔みたいに手を繋いで俺も眠るよ… 800年12月25日 ゲオルギオス・ジャバウォックと羽衣 唯舞 相討ちにて戦死         煌花 莉音は801年1月7日まで昏睡状態から目覚める

  • ゲオルギオス反乱の歌、雷鳴の戦歌

    執筆日2024年 ゲオルグが反乱時に作詞して歌いながら敵を殺していた時の歌です。 雷鳴よ盛り上がれ!!! 王は我等の離反を嘆くか? 我等を嘲るというか? ※烏王コルウスへ向けてる 嗚呼…同胞が闇に堕ちて… 全てを飲む暗黒… 雷矢だけが我等を照らす ※かつての仲間達が弱すぎて嘆いている かつての同胞達を射殺せ! 小夜啼よ喘げ苦しめ! 血に塗れた己を見るがいい その霊鏡にはお前の醜き顔が映るだろう 霊烏(れいう)は天に、海に、地を統べる ※天上レイウ国のこと その鳥籠ごと壊してやろう… 青ざめた蛇が愛おしい白雪の魔女を迎えに行く 愛すべき魔女の為に天に立つ、呪われた嫉妬の暗愚王よ ※主犯ウヤが王妃ベルジェリカを攫いに行くシーン 濁流と雷雨、数多の災禍の呪いを授けよう… 弱い弱い…有象無象の闇が…爪がお前達の喉元を引き裂く! 裏切りの蜜の味に酔いしれる… こんな愉しい夜は無いだろう どうか終わらせないでくれ… 我等の絶望と癒えぬ傷をお前達にも味合わせてやろう! ※ゲオルグの狂気と歓喜、この離反と大戦乱が人生で一番のピーク ジャバウォックの声を聞け、グリフィンの翼がお前達を襲う、ベヒーモスは地を喰らう 青ざめた馬(サミジナ)そこにいるだろう ※ジャバウォック=ゲオルグ グリフィン=主犯ウヤ 今、ヴォーパルの剣は手折られた ※ジャバウォックを殺せる剣のこと さあ、戦おう! 死合おう! お前達の王は何処か? 待ちわびたる逢魔が時に… ※俺達と来るのかコルウスが勝つのか? 同胞よ、憎むがいい! 月光の女神達は微笑んで、海風を凪いで、輝き繋ぐ、紫の若き月姫よ 煌めき花は咲き、時計草の果実を貪る、風の天使の愛を込めて… ※ユイムらと姪娘のこと 全ては朝顔の姫に捧ぐ愛のレクイエム! ※亡き初恋のマノリタのこと、ユイムの母親のこと 悪魔の夜から女神を奪おう 我こそが雷鳴と暴風の王! 【あとがき】 初めてキャラ視点のシリアスな作詞したからなんかお蔵入りしかけてたんだけど、やっぱりお気に入りなので上げます

  • ザンさんと恋の百人一首カルタ大会編

    【ザンさん百人一首カルタ大会編】 ザンって恋へのフラストレーションたまりすぎて実際に情熱的な和歌詠んで創作に消化してたんだけど、めっちゃ理性で抑えてたんだなぁ… 何度かゲオルグに略奪誘われてその度にゲオルグに刀振り回しまくったw また和歌の大会でユイムと当たった時があって思わず情熱的な歌詠んでしまって、周りが察する。 鈍感ユイム「ザン殿才能豊かね!応援するわ!」 察したウーヴェ、妻を黙らせる為パイ投げでユイムの顔面にクリーンヒット 神々大笑い ユイム「私、バラエティー枠じゃないのよ…」 百人一首ザンさん「玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの よわりもぞする (このまま生きながらえていると、今まで堪え忍んできたあの人への恋心の堰が破れてしまい、恋心が他人に知られるかもしれません。私の魂よ、絶えるのならば今絶えてしまっておくれ。恋を忍ぶ意志が弱くなっても困るから。)」 神々(いや、今暴露しちゃってるやん…) アホのゲオルグ「玉って…ザンくん、君ちょっといやらし過ぎますよ!!! コンプラを考えなさい、何ち〇ち〇ネタしてるんですか!!!」深読み アホのユイム「おしになさい、ゲオルグさん。 オブラートに包んでるんだから察しなさいよ。」 ウーヴェによるパイ投げ2発目、アホ2人にクリーンヒット! ザンさん(良かった…気づかれてなさそうだ。いや正直伝えて玉砕した方がいっそ諦めれる…) クズウーヴェ「ザンさん可哀想…つらたんなんだね、娘あげるよ!!! だからお金ちょーだい!」 ありがとう!ザンさん病んでて好きw 全部読んでそうやな! 鈍感ユイムの反応ウケたわw もう百人一首大会どころじゃなくて自己陶酔モード入ってるザンさん、あえなく敗退。 大会で手が触れて一気に情緒不安定になって負けたやつ… ユイムは小野小町とか紫式部詠んでそう。 ユイム源氏物語の大ファンで娘の名前若紫と紅葉賀だし ウーヴェ「ザンさん、もう二度とこんなカルタお手付き不義大会開かないでねー女々しくて女々しくてー♪」ゴールデンボンバー歌唱 カルタ女王ユイム「やった!今回は私の勝ちね」 ライバルザンさん「…負けてやったんだ、レディー」  いい笑顔(あの時貴女の手が触れたから動揺したんだ…) ザンさん陶酔モード、和歌作りに励む ゲオルグ、普通にカルタ大会でユイムの着物の袖に手を入れるセクハラで敗退 ゲオルグ「へー着物ってこうなってんだ~」 ユイム「おやめ下郎!!! アウト!コイツアウトよ!いやああああポリスメーーーン!」 ポリスメンザンさん「しのぶれど…」 ウーヴェ「ユイムたん!!!あぶない!!!」  とりあえずパイ投げで全員に当てる ユイムたん「…あなた、ちょっと殴っていいかしら」 カルタ大会優勝の写真がクリーム塗れの笑顔のユイムと引きつった審査員で終了w 「百人一首カルタ大会(大乱闘編)」この大会、もう二度と開かれない  「カルタ大会(大乱闘編)」は永久封印!!!

  • 神々の面接編

    【前書き】 面接編 ギャグ 先に新月神話伝でギャグ漫画でやってたのでこっちも逆輸入した。  先の部族動乱時代 レイウ族・ザドウ族・オウギ族・ウェンカム族・ユカラ族の五つの部族を統一し同胞を天と地に分けて王となったコルウス・レイウ。 祖先が住んでいた天空を漂う廃墟の楽園を見つけ出しそこを居住地とした…… 巨体を持つオウギ族に建築を任せ、収縮魔法は魔術に長けたウェンカム族と共に天上の土地を開拓していった。 折角なので自分を含め7の位を持つ神々を決めようと思い、まさかの形で神々を集った…… 「……あの、まさかの面接形式なんですね」 「この方が手っ取り早いかな~と思ってな、やる気がある奴が来てくれた方が嬉しいだろ? 色んな奴が来て欲しいしできれば私は面白い奴が好きだ~」 ノックスは彼の性格を知っていたがいつも彼は予想外の発想・行動を取る。 「穏便に五つの部族全てから選ぶんでしょう? 妾(わらわ)達レイウ族で固めたら他の部族の反感を買うだけですものね」 愛妾であるカラシアがコルウスの腕を抱く ( この二羽、いつも目のやり場に困るんだよなぁ……) 慣れてはいるが幼馴染であるノックスの苦労は絶えない。 「……でもあの烏、ザドウ族の皇子様は決まっているんでしょう?」 「ああ、一番警戒して丁重に扱わないといけない我が宿敵にして地上のお客人だからな…… 一位に私、二位はヴァローナ、三位はノックス、四位にコルボー、五位に彼は内定している」 「あら、そんな位で大丈夫なの? 本来なら彼が烏王になるはずだったんでしょう? 下から数えた方が早いなんて可哀想じゃない?」 「親族や義兄弟を優先して配置している、コルボーは師匠だからな。 親族を除けば彼が次位だから文句は無いだろう。」 ――――コルボー・ザンの場合 「……っていうかちゃんと彼等も丁寧に面接に来るんですね…… あの~……内定してるからこれ茶番になるんじゃ」 「ザン・キサナドゥだ 偉大なるザドウ族の元皇太子である。 住所は雪原地方から夏の國までだったが、先の戦争で奪われてしまってな。 現在は天上の草原に追いやられている。」 うわーなんか始めちゃったよこの烏…… なんでそんなドヤ顔なんだろう、面接来てる割には足組んで偉そうだしやる気あるの? ( あの……めちゃくちゃレイウ族(うち)を恨んでるっぽいんですが) 「本社を選んだ理由はなんですか?」 「仕方なく、だ。 地上(した)で身内と大喧嘩してな、ザドウ族から優秀な者を選ぶというなら皇太子の私しかいないであろう。」 遅めの反抗期なのかな…… 普通なら不採用だけど落とせないからな~ 「君みたいにはっきりした奴は好きだぞ~よろしくな~ザドウくん 君には軍事の才能があるしテキトーにポリスメンやってくれれば助かるなぁ ザドウ族は警察国家だから適任だよな?」 コルウスも大概失礼でアバウトだなぁ…… 「私に異存は無い。よろしく頼もう。」  コルボー編 「せ、席にどうぞ……」 巨体なので壁を突き抜けてしまっている。 皆が上を見上げないといけないので首が痛い。 「目線を合わせる為に私達は屋根で面接官をする事になったぞ 志望動機は~何ですか師匠~!!!」 「……罪滅ぼしといったら笑うかね。 先の戦争で儂は沢山の者を殺め、子供達の居場所を奪ってしまった…… こんな儂が果たして生きていていいのだろうか……」 さっきと違って真面目で重いですよこの烏さん! 「せ、戦争でしたから仕方無いですよ……仕方無くは無いけど仕方無いですよ 生きる為にみんな戦いましたからね、神は全て見てくれてますよきっと……」 ノックスが祈りを捧げる。 「師匠あんま思いつめんなよ~ 師匠は孤児院やり始めたばっかなんだから死ぬなよ生きろ~ 神になってやりたい事は?」 「皆が笑って暮らせる世の中を作りたい…… 儂が望むのはおこがましいかな。」 うんうん頷きながら少し席を離れ ( 真面目だ、さっきの傲慢男が嘘みたいに真面目だな) ( さっきのノリで来ると思ってたからもっと「美味しいパンを作りたい、生きてるパンを作りたい」みたいな平和なのが来ると思ってた) (だな、真面目過ぎていじっちゃダメオーラ出てるから自重しようなノックス) 四位にコルボー、五位にザン内定  ユイム編 「あれ?ユイム、お前が来たのか? 子供が来ちゃダメだろ~、遊びじゃ無いんだぞ遊びじゃ お父さん元気?お父さん呼ぼうか?」 華奢で頭巾を深く被った少女がちょこんと椅子に座る。 彼女は烏族だがまだ黒髪では無く、薄い白紫にところどころ濃い紫髪をしている。 ( あぁコルウゥ、父親の方が欲しいんだろ~ 優秀な医師だもんね) ユイムの父パパレ・マヒナは盲目であるが優秀なシャーマンで優れた医師である。 性格も堅実で忠誠が高く義に厚い。 「烏王様、わたくしこう見えて中身はアラサー女子ですわ 医師が必要だと聞きまして立候補しましたの、それに兄のお目付け役も兼ねておりますので……」 「あいつ果たし状送ったらさっき来たわ、内定してるからな」 そうだな馬鹿の手綱を握れる奴は置いといた方が良いよな…… 本当はお父さんめちゃくちゃ欲しかったけどまあ二世でもいっか、顔一緒だし 大きいお友達釣る為に幼女枠もいるよなぁ 「幼女枠ってなに? ダメですよ児童ポルノとか援助交際パパ活でオイゲン皇帝の鳥(とり)ッターのアカウント停止されたの知ってるでしょう?」 ※冤罪です 中身が合法だからって絵面が完全にアウトですからね。 「わたくしお役に立って見せますのよ、治癒術だけでなく人体を内部から爆散させるサイコキネシスも使えますの」 「お前凄いな、面白そうだから採用するわ お父さんにも是非良かったら授業参観ぐらいの気持ちで来てねって言っといてくれ」 どうしてもお父さんが欲しいんだね……コルウゥ ( 当たり前だ、優秀な人材はほとんど信長の野望並みに叔父上に引き抜かれたんだからな) ユイム・マヒナ、七位に内定  ゲオルグ編 「なんで牢獄にまで僕らが赴かないといけないんですか」 まさかの王城の牢獄に面接 「……待ってたぜコルウスぅ!!! さあ出してくれよ!お前のそのすました顔に蹴り入れるかアイスケースに入るバカッター撮らないと俺の気が晴れる事は無いんだよぉ……!!!」 見るからにヤバそうな半狂乱の男が牢から手を伸ばし掴みかかろうとしている。 「アイスケースに入って炎上どころか捕まるのはお前ぐらいだ。 久しぶりだな~……私もお前の事思うと怒りと憎しみで体調崩すぐらいだ。 私があえて生かした理由わかるな?この髪を見ればわかるな? 一生苦しめゲオルグぅ……お前に切られた美しい髪が泣いてるんだぁ……」 お岩さんか貞子レベルのおぞましい顔をして牢屋を睨む烏王様、大人げない 事の発端はゲオルグが乱を起こしコルウスの自慢の髪をバッサリ切った事でマジギレした烏王が大暴れしたのだ。 「えー……一応面接なんで、ゲオルグさん。 志望動機は何ですか?」 気を取り直してノックスが牢屋の彼に話しかける。 「は、お前なに? 一般人が俺に話しかけないでくれる? こう見えて豚箱入ってるからさぁ……遊びじゃないからさぁ。 お前に話してなんかメリットあんの?」 ( な、なんだコイツ……) 「仕事だからね? ゲオルグさん、貴方は畏れ多くも7の神々の6位に加入しました。 意気込みをどうぞ!」 「え、なに?俺有名人じゃん 鳥ッター炎上してみるもんだな 神になったからにはぁ、一位の奴潰しに行くから待ってろコルウス!!!」 「上等だぁ!!! お前に殺された数多の髪々の屈辱と恨みを晴らすまでお前を許さないからな。 捨て駒にするから精々死ぬなよゲオルグ……お前とは同僚だが顔も見たくない!私が仮面してやるから有難く思え。」 半泣きで己の髪を撫でる悲しき烏王様…… ( こんなクレイジーな盗賊が同僚とか僕嫌だなぁ……)

  • 戦場での四面楚歌!ホモ調査アンケート編

    執筆日2025年2月17日 【四面楚歌!ホモ調査アンケート編】 生真面目堅物+アホの戦闘狂を組み合わせるとろくなことにならない ※ゲオルグとザンは決してBLではありません。 しかし謎のおじさん集団が彼らを狙う展開があります…作者も全力で見たくないので阻止します。 ゲオルグ視点  ある日の軍議中… ザン「うちの軍の9割はホモでうちはホモか巨i乳好きの二択しかおらん。 ゲオルグ、気を付けろよ…いつ味方が牙を剥くかわからん四面楚歌だ」 ゲオルグ 飲んでた酒を全て噴き出す ゲオルグ「…ちょっと待って、どんな軍なんだよ。何を見てお前は言ってんだよ」 ザン「なあに簡単さ、ホモを炙り出す為にこの前匿名アンケートを取ったんだ ちょっと見てくれないか」 被害妄想メンヘラ ゲオルグ「やめろ!!!何を見せる気だ、ち〇ち〇か?ち〇ち〇なんだな!? 『私の刀が今にも抜刀しそうだよ(笑)』とか言うんじゃねぇだろうな  …なになに、『軍内で抱かれたい男ランキング1位ザン、抱きたい男ランキング1位ザン』」  おっといけませんよゲオルグ…冷静を装いなさい 何のランキングなんだよこれ(笑) ザン「よく見てくれないか…『捕虜にして犯したいランキング1位ザン』」  もういいです、いいですよザンくん…僕の腹筋は限界を迎えています ザン「『まわしたいランキング1位ザン』…私は常に四面楚歌だ、皆が私を狙っている 表面上はホモで慕っている風に見せかけて、私を辱めたいと思っているサイコパスがいる… この件から私は浴場も一人で入るようにした、常に武器を携帯している」 ゲオルグ「んフフフ…無理、本当に無理(笑) ギャハハハハハ!!! 何の軍率いてんだよお前はwww  そんなイかれた軍率いんな今すぐ解体しろぉ…!!!」 ザン「気を付けろよゲオルグ お前の隊にもアンケート取ったんだが…8割がホモで抱かれたいランキング1位だったぞ(笑)」 もうやだよぉ…この軍にいるのやだよぉ… 書いてんのベヒモスだろぉ…さっきから頬赤らめてチラチラ俺の事見てんじゃねぇ!!! テメーは兄貴でも抱かれてろ! ゲオルグ「うん、わかった。気を付けるねザンくん…でも30m離れて? お前がホモじゃないって証拠はどこにも無いんだよ?」 【ザンさん、立て直しプラン】 疑心暗鬼ザンさん「ここからこの軍を立て直す為にどうしたらいいと思う もう一人一人詰問して調査するか筆跡鑑定するか? 軍人の精神状態ではない」 」 ゲオルグ「ねぇ!今僕たち戦場にいるんだよね!なんで今から立て直さないといけないの? お前やれよ、いっそ責任取って全員相手してやれよぉ!!! お前が余計なアンケート見せなかったらここまで信頼崩壊してねぇんだよ…」 ① 一旦、軍全員にカウンセリングを受けさせる ゲオルグ「カウンセリング必要なのはメンタルボロボロの僕なんですよ! なんでホモ戦争に巻き込まれないといけないの… むしろこんなゴミアンケート取ったザンが精神科行けよ」 ② 恋愛禁止令を出す(無意味) ザン「もうこうなったら 『軍内での恋愛・性的感情を持つことを禁止する』 ルールを作るしかない」 ゲオルグ「それで治まるわけないだろぉ!!! むしろサイコパスがいるなら背徳感で燃え上がるわ!」 ベヒモス「ゲオさん…俺ってサイコパスなのかな?」  死にさらせぇ!!!地獄のタイミングでカミングアウトすんなぁ! ③ 新規採用で異性を大量に入れる ゲオルグ「おっ♡♡♡ これは僕大歓迎です、僕も頑張れます! うちのマヒナレディーズがいいなぁ」 ザン「ダメだ。カップル戦士はイライラする 私はノックスとジャスミン夫人関連で嫌な目に遭っている 私がいるのに間に挟んだ状態で見つめ合った挙句、後ろに下がると接吻していた カップル撲滅委員会を結成している」  ホモ増加はお前のせいじゃね? ④ 「ホモ専用部隊」と「一般部隊」に分ける 軍の運営として 「ホモ部隊」と「非ホモ部隊」 に分ける案 ゲオルグ「なんなんだよホモ専用部隊ってwww お前今やったらポリコレとLGBTに訴えられんぞ」 ⑤ もう「ホモ軍」として売り出す 立て直すのが無理なら、むしろ 「世界最強のホモ軍」 というブランドにしてしまう ザン「これは…叔父にやらせよう! 良いじゃないか、あそこも9割ホモ軍だぞ みんな情熱的な目で叔父を見ている…まあ叔父の性格なら全員相手できるだろう」 ゲオルグ「分割したら俺の隊の8割が消えるんですがどうしたらいいんですかぁ! 俺嫌だから!そんなブランド欲しくないから! わかった、俺の軍の8割ホモ渡すからお前の軍の1割の非ホモを貰うわ」 ザン「そろそろ出陣の時間だ、この地獄の軍で地獄を生き抜く… いついかなる時代も、男は四面楚歌で戦っている 安心して欲しい、私は手の届かない想い人一筋だ」 ゲオルグ「ちなみに俺何位だったの…」  ザンさん「最下位だ、安心しろ…だが敵の軍で秘密裏にアンケートを取ったらガチムチホモ・タンクトッパーを自称する集団が『おかしたい・まわしたいランキング1位が堂々のゲオルグ1位』」だった、気を付けろ…この世はホモでできている 男たちの戦争だ!自分の身は自分でしか守れん」  ザン「お、噂をすればあそこの山岳に布陣してる敵を見てみろ…ほら、いかにも筋肉質なタンクトップの男たちが(笑)」 ※烏族はめちゃくちゃ視力良い、ザンさんはマサイ族並み  ザンくん?嘘だよね?ちょっと面白がってるよね? ふーん…そうやって裏切っちゃうんだ…俺の事そこまで嫌いなんだ… 自分が9割に狙われてるからって陰湿な嫌がらせしちゃうんだ まあ味方に狙われてるお前よりはマシか ゲオルグ戦意低下中…同時に純潔(あるのか?)を守る為、男として戦う覚悟を決める ゲオルグ「…ザンくん、いざとなったらお前を差し出して逃げるね 大丈夫…ザンくんなら優しくしてもらえるよ 俺多分ホモウケ悪いんだわ(笑) アンチスレでも『ゲオルグ抱く奴とかいんのかよwww 顔も不細工だし性格ゴミカスでいいとこ無いじゃん』って今盛り上がってるわ 僕の後ろの貞操はぁ!好きな女に捧げてぇーーー!!! ユイム・マノヤ・リノン好きだ生き延びたら俺を掘ってくれぇぇぇぇ!!!」 ザン「貴様何を言っている? タンクトッパーおじさん集団はお前を指名してるんだぞ?」 アメリカンなタンクトッパーおじさん集団「HAHAHA!!!Come on, Georg! We'll take good care of you. (来いよゲオルグ!俺達が可愛がってやるぜ) 」 ゲオルグ、絶望に打ちひしがれる… 最低な陰湿ザンさん、タンクトッパーおじさんを見て手を叩いて泣き笑いする 【後で聞いた女性陣】 ユイム「フフフ…ごめんなさい、貴方たちは真剣なんだろうけどお腹痛い、涙出てきちゃって」 リノン「タンクトッパーおじさん集団ってなんなんだよ(笑) 世界観守れよどうなってんだこの戦場は!」 ゲオルグ「真剣だったの!こっちは純潔の名の元に命がけで戦ってんのぉ!アリプロの勇侠青春謳なのぉ!!!」 【報告聞いた烏王様、静かにブチギレる】 しょんぼりしてしおらしいゲオルグと自信満々で戦果を報告するアホの子ザンさん コルウス「…貴方たちの報告はわかりました ザンさん、おふざけが度を超しましたね 貴方はお死になさいポイントが高すぎます ゲオルグをいじめてどうするのですか」 ザンさん「はっ? 私は真剣にホモ調査アンケートを取ってタンクトッパーおじさん集団と…」 神々、笑い堪え必死 コルウス「おやめなさいザンさん!!! 私達は幻想的な天上の烏です、誰がアメリカンタンクトッパーおじさん集団を出して良いといいましたか! お下品です。 オブラートに包みなさい、勇猛で獰猛な獣集団とか言えないのですか貴方は!!!」 神々、俯いて笑い泣きしてる ウーヴェ「…けものフレンズだね、つらたん」 コルウス「そうですね、けものフレンズおじさんとでも言いましょうか」 ゲオルグ、あの戦場を思い出しあまりの恐怖にPTSDに… 俯いて泣いてる ザンさん「今回、私が戦犯なのか?ふざけたのはタンクト…獣集団…けものフレンズおじさんを挑発して有利に持ち込んだだけなんだが…」 【絶対に見なくていい番外編、奴らが帰ってきた!異世界転生してくる】 タンクトッパーおじさんへのPTSDから方向性を間違えたゲオルグ 本編の狂愛スイッチゲオルグ「なあユイム…俺の事掘れよ。命令だ 王妃だろ?」   イケメン顔で顎クイしてきて言ってくるのに内容が地獄 ユイム「兄さんどうして…?タンクトッパーおじさんがいた頃はもっと優しかったのに…」涙するユイム  ゲオルグ「その話は二度とするんじゃねぇ!」 (公式で封印されたタンクトッパーおじさんってなんやねんw) ゲオルグ「狂愛モード入ってんのに未だにタンクトッパーおじさんの影がちらつきやがる…あの戦争は早く忘れてぇ」 泣く泣くゲオルグを掘る覚悟をさせられるユイム…  ユイム「…助けて、アメリカン・ガチムチ・ホモ・タンクトッパーおじさん…」  タンクトッパーおじさん「HAHAHA!!!Here we come, Georg!(来たぜゲオルグ!) Move aside, girls. We're a group of beefy titan toppers who will be digging Georg! (嬢ちゃんどいてな。ゲオルグを掘るのは俺達ガチムチタンクトッパー集団だぜ!)」 ユイム「おじさん…!!!」 ゲオルグ「ユイムてめぇマジ許さねぇ…こんだけ口説いてるのに何故俺を掘ろうとしない? お前の為に800年後ろの貞操を守ったんだぜ?純愛だろ」 陰湿ザンさん「いかん、緊迫したシリアスなのに腹が痛い(笑)」 800年の未練を背負った最強の執着系ヤンデレ タンクトッパーおじさん「I really regret not being able to dig it up then, Georg! あの時掘れなくてスゲー後悔したぜゲオルグ! My tent Big Magnum is reaching its limit! 俺のテントビッグマグナムが限界を迎えてるぜ!」 ゲオルグ「俺も限界なのぉ!ノーマルなの!後ろの初めては好きな女が良いの! 黙って狂愛モード入らせろぉ!今良いムードだっただろうがぁ!」 ユイム「兄さんどうしちゃったの?…何が貴方を追い詰めたの?」 ザンさん「ユイム、君は悪くない…全てはタンクトッパーおじさんとゲオルグが、結ばれるべき時が来たんだよ(半笑い) 君は見ない方が良い、目の毒だ ここからは男の戦いだ…タンクトッパーおじさんが飽きるまで終わらないだろう」 ザンさん、タンクトッパーおじさんを焚き付けた主犯のくせにいいとこ取りで紳士的に持っていこうとする ゲオルグ「ねぇなんで俺が 負ける前提なの?なんでタンクトッパーおじさん有利なんだよ!!!」 ザンさん 黒幕のくせに無理やりザンユイに持っていこうとするクズ騎士。漁夫の利を狙うクズ。  タンクトッパーおじさん、800年の執着を抱えたヤンデレ狂愛ホモ、どうしても屈強な良いカラダのゲオルグを掘って服従させたい。  この前スズメバチの巣を丸ごと食べた動画がネットで拡散されているパワー系ヤンデレ。   ゲオルグ、妹CPのユイムに掘らせようとする間違ったイケメンムーヴ王、タンクトッパーおじさんの影に脅える哀しき砂漠の王。  ユイム、略奪された被害者ヒロイン、無意識にアメリカン・ガチムチ・ホモ・タンクトッパーおじさんの名を呼び召喚してしまった。ザンさんの黒い策略には気づいていない。  タンクトッパーおじさん「Damn it! You've done it, Georg! It's our turn next!! ちくしょう!やるじゃねぇかゲオルグ!次は俺達の番だぜ!!」 ゲオルグ「やめろぉ!!!別に俺なんもしてねーよ取っ組み合いで押し倒しただけで掘ったようなセリフ吐くな気色悪い!」 【タンクトッパーおじさんとの切ない別れと終わり…ハッピーエンド?】 ゲオルグ「許してください僕にはユイムという本命がいます、せめて彼女に掘られてからにしてくださいお願いします…」 タンクトッパーおじさん、涙して鼻水を垂らし抵抗するゲオルグを悲しそうに見つめる タンおじ「...We lost, Georg. We were completely defeated. If you like the girl that much, you should take good care of her. We're always after your ass. …負けたぜゲオルグ、俺達の完敗だ そんなに嬢ちゃんが好きなら大事にするんだぜ 俺達はいつでもお前の尻を狙ってるからな」 歯を光らせて良い笑顔 ガチホモのカーネル「What's wrong, Bob? Are you okay?」 Georg looked like he'd been fucked どうしたんだよボブ!いいのか? ゲオルグは掘られたそうな顔してたぜ」 百戦錬磨のボブ、ゲオルグガチ勢「It's okay, I've been heartbroken... We'll have a rematch in a few hundred years いいんだ、失恋しちまった… 数百年後にリベンジマッチするさ」(地獄の宣言) ゲオルグ「何いい雰囲気で終わらせてんだよ!マジちびったんですけどぉ…掘られたそうな顔ってなんだよ! 誰なんだよコイツらは! ユイムどうする?まだ俺の事掘ってくれる?あれ、いねぇ… そいつ一番の黒幕なんですけど!!?」 ユイム、お姫様抱っこしてくれるザンさんとendへ… ザン「ユイムを護るにはタンクトッパーおじさんが不可欠だったのだ…これからは私が幸せにしよう。  カーネルとボブには大金を積んで100年後に来るように後押ししておいた、頑張れゲオルグ…お前に必要なのは、彼らの真の愛なのだ…何故それがわからん?」  ゲオルグ「わかんねーよ!!!アイツらサイコガチホモだけで愛とはかけ離れてんだろ!!!」  ザン「お前がユイムにやったことも大体同じだ、因果応報なのだ。 私は本編で妻ユイムから色々狙われている」 「俺達がいるじゃねぇか! 」 になるからゲオルグはもう黙るべき… ゲオルグ「何故なのか、何故ユイムに拒まれるのか。あいつの中で兄だからか?」(そういう問題じゃない)  ボブ「オレタチハ、オマエとブラザー デモ カンケイナイ ゲオルグ、アイラブユー…」  ゲオルグ「だからもういいんだよホモはぁ!!!」 【あとがき】 いつもはカオス下品ギャグ担当のゲオルグがここまでツッコミに回るって珍しいと思う… アホの子ザンさんはボケ専門か。  この軍もう解体した方が早いけど戦時中だから協力しないといけないの地獄w ちょっとゲオルグ×ユイム要素入れようとしたら地獄のタンクトッパーおじさん×ゲオルグができてしまった… 作者も見たくねぇ!激萎えだ

  • 眠れ我らの偉大なる、親愛なる烏王様 

    執筆日2023月11月21日 眠れ親愛なる烏王 コルウス、ウーヴェ、ミトラ回 コルウス暗殺、途中に残虐描写あり。  医師であるウーヴェは同胞の治癒に辺り、休憩に入る時だった。 コルウスが一人になりたいといいヨルゼを下がらせ白雪姫の塔に籠った。 …今しかない ヨルゼが外れた ザンノックスは動けない 今奴は王妃の部屋に独り 八百年で初めての事だった この機会を逃すわけには行かない 「…待っていてください最期の仕事ができたのです 行ってきます おやすみマイレディー」 妻の亡骸にキスをし わたくしは着替えた ――――「可哀想な赤頭巾さん さあ、君の夢を叶えに行こう 君がすべき事はたった一つでいいんだよ お父さんにね、これをプレゼントするんだ 可愛いイタズラ 後ろから静かに近づいて思いきり腰を刺してご覧 そしたら隠れんぼするんだよ」 「私の王子さま… お父様はワタシが嫌いだっていうの…」 「このカツラを被ってご覧 お母様そっくりになる きっとお父様は一番喜んでくれるよ」 どうでもいいから 早く、早くしろこの愚図 時間が無いんだ 彼を抱きかかえ廊下で待機する なんて待ち遠しい… 賭けに失敗したらわたくしはどうしようか? わたくしが刺し違えるべきか? 暫くするとうめき声が聞こえた やった 成功した こんな、簡単に? ――――這いつくばる彼を見て笑みが止まらない。 ドアに鍵をかける 「アハハハ! お帰り僕らの親愛なる烏王様… ああ僕等はこの時をどれだけ永く待っただろう…」 「…お前か、今お前に構ってる暇は無い事ぐらいわかるな? ハァハァ…ザンかノックス、ヨルゼを呼んでくれ ウーヴェ、どうした…急げ! 私の命令だぞ…」 「…嫌です だって貴方はここで死ぬんですから見ていたい」 「…お前まで、このタイミングで裏切るのか もう疲れた… どうせ私は助からん 話がしたい、そのままいてくれ …理由はわかる ユイムの件だろう」 チッチッチ 「ノンノン、妻の件ではありません まあそれもありますけどね… わたくしはずっと貴方を殺すつもりで天上に志願しました つまり最初から忠誠なんて微塵もありませんでしたよ!」 「…部族統一の事か? 怨みを買い過ぎてわからんまどろっこしいから理由を話せ」 「…モラクスの悲劇を覚えていますか?」 「知らん 父がやった事だろう それと私何が関係してるんだ」 「でしょうね…貴方はまだ15だった モラクスには三男六女の子がおりました フォライーウヴァルフォルファクス 彼はご存知かな」 「知らん ウェンカムは滅びた死の都だ 」 「フォライーウヴァルフォルファクス、それがわたくしの真名です 彼の父はかの暗愚ガミジン王の拷問を受け引きずり回された 妊娠中の長女イナリは夫と共に殺された 三女エウフェミアと四女ロザリアは拷問を、五女アイノは突き落とされ頭を打ち死亡 抵抗したラビツは腹に散弾を受け死亡 アーヴェは絞殺 隠れていたカスピエルはモラクスとオイリの前で斬り殺された… フォライーは民衆に紛れてただ見つめることしかできなかった 残っている長男フォライーと次女オフェリアの存在を吐かせる為にです 邸に火が回り パニックを起こしたオフェリアは火傷を負いながらもオウギまで逃げ延びた 長男フォライーは火中でピアノを弾いてみせた 王家の旋律で彼しかありえない 「ズルいですよ…お父様 わたくしだけ残すなんて 一番呪いを受けたわたくしを残すなんて」 オフェリアはオイリによく似た娘だった 彼女は恋もしたオウギを出ようとして捕まりガミジンに火炙りにされたのです… これは貴方も知っていたでしょう? 貴方は気になって様子を見に来て、おぞましい光景を見ていたではありませんか… わたくしはあの時火炙りにされた彼女を見ていたのです… 見届けるしかできなかった。 わたくしにはレイウ王家に復讐する使命があったから。 何故こうなったか? 老女が予言しモラクスの子がガミジン王の息子を殺すと出たからだ。 それだけの理由で? ならウヤだって簡単に殺せたでしょう! 姉妹らは20年も生きていない! 幼子まで無惨に殺したんだぞ… 予言が怖いなら隔離でもすれば良かったのに。 死ぬはずだった長男はのうのうと生き延びてしまった。 あの日の悪夢は彼を今も苦しめた。 …あの日の惨劇が消える事は無いんですよ。 八百年経ってなおわたくしを苦しめて消えない。 ガミジンの宝である貴方を殺さないと、わたくしの傷は癒えないのです…!!! ね、烏王様 わたくしの為に地獄に堕ちてくれませんか… 君の魂を頂戴? 一緒に父親のところへ逝こう! 僕が会わせてあげるよ…」 ――――父がそこまでしてたとは思わなかった… 私の為ならなんだってするとは母から聞いていたがそこまで無惨な… 父上、そんな事しなくても私は強かったのに 私はそんな事望まない子だったから、貴方は伏せたのですね… お前はその甘さに足元を掬われる 「…ウーヴェ、それがお前の答えなんだな 正直逆怨み半端ないが、お前をそれだけ苦しめたのならこの痛みと同じだろう 父親がすまな」 「ああ、謝らないでくださいね わたくしが一方的に悪いみたいで不愉快です」 べリトの歌声が聞こえる… ベルジェによく似たあの子 私の醜い部分を受け継いだ容姿が好きじゃなかった 「…私はどれぐらいで死ぬ?」 「…貴方ならあと30分は苦しめるんじゃないですか? 見回り外したの残念でしたね 来たところで貴方の声を借りて追い返すだけですが…」 「…べリトを責めないでくれと伝えてくれないか 」 「嫌です あの子には全ての罪を被って貰わないと… わたくしにも子がいる あの子達の為にわたくしはあくまで第一発見者でいなければいけない… ガミジンがしたんですからわたくしにだって権利はあるでしょう? 」 「…お前、性格ひん曲がってるな 」 ――――終わりましたよお父様… お母様、イナリ、オフェリア、エウフェミア、ロザリア、アイノ、ラビツ、アーヴェ、カスピエル 貴方達の無念をようやく晴らせました… 奴が奪ったようにわたくしも奴の宝物を奪いました 仮面はもうお終い、もう要らない …妻に逢いたい いま会えば貴女はきっとわたくしの罪に気付いてしまうから、逢えなくて良かったのでしょう 人を呼ぼうと廊下に出てみれば王女が立っていた …今一番見たくない顔ですね 気分が台無しだ 「あの、ウーヴェ…お父様は?」 「…非常に申し上げにくいのですが恐らく死んでいます」 ――――あの、小娘 やはりわたくしに気付いてるのだろうか…どうせウヤの子だ 錯乱状態の小娘の言うことなんか信じないだろう 烏王の葬儀後、小娘に呼び出されたから出向いてやる 「…なんでしょうか王女様」 「ウーヴェ、あのね… 今すぐでなくて良いの いつか、わらわの夫になって欲しいの…」 (ユイムから聞いてたけど貴方がここまでハンサムだとは思わなかった イメージにぴったりの素顔だわ!) …はあ? なんだこの小娘… 妻の葬儀すらしてないんだぞ    「…どういう事で?」 「わらわが貴方を好きなのは知っているでしょう? 本気なの… 貴方がユイムを深く愛しているのはわかるから、貴方の傷が癒えてからでいいの…」 小娘が愛を語るなんて愚かしい… 「…父親が死んだそばからすぐ発情して、まるで娼婦ですね 反吐が出る」 「ウーヴェ?ごめんなさい…そうよね、はしたない事を言いましたね… それはまた何かのキャラですか?」 「…貴女、わたくしに気付いてるんでしょう? だから庇ったんでしょう? 婿にする男が烏王殺しなんてとんだお笑い種ですもんね」 「何を言っているのウーヴェ…あれはべリトで、貴方はべリトを庇おうとしたのですよね?」 なんだこの小娘、気付いてなかったか しくじった  【ミトラ王女】 「べリトの罪を被るならわらわも一緒に被るわ… ね、ウーヴェ…わらわは貴方が好きなの 」 貴方の妻になって貴方に抱かれたい ダメね、これでははしたない女ね 彼の手を握りいつもみたいに抱きつくと引き離された 「触れるな穢らわしい… 汚き血を引く愚かな小娘よ わたくしも告白しますね …昔から貴女が大嫌いでした 貴女のその顔を見る度に吐き気がしていた」 嘘…嘘よ あの優しかったウーヴェが? わらわの事を好きだって 妻がいなければ求婚してたって 「烏王殺しはわたくしが主犯です べリトは手駒として利用されたに過ぎない… 貴女に近づいたのは失敗でしたね 彼みたいにチャンスを与えてくれるどころか、今みたいにわたくしの足を引っ張るだけだったんですから…」 「…貴方が、お父様を殺したの? 何故…」 「理由なんてどうでもいいでしょう 流石ウヤの子、ビッチで乗り換えが早い …言っときますけど王妃様は好きでしたよ あの方は馬鹿な男に振り回されただけ」 泣き崩れるわらわを見つめる彼のオッドアイが怖い… あの目付きと、あの蔑む顔が焼ついた 「ああ元王女様、貴女は優しいからわたくしの罪を言いふらしたりしませんよね? …ムラサキちゃん、星くんを悲しませたくないでしょう? エタンセル家だって迷惑がかかる …わたくしのこの罪、墓場まで持っていくつもりだ 告げ口できるものならやってみせろ小娘が さようなら。 これに懲りたら男なんて信用するもんじゃないですよ… 男は狼で汚物、みんな嘘つき。」 わらわは一生忘れないでしょう…貴方のその醜い本性も、 貴方のその素顔も 【あとがき】 ずっと書きたかった、2012年以前最初から決まっていたラストです。 まだマヒナ三姉妹がいなかったのでウーヴェは独身設定でしたが既婚でもまあ問題無し。 ウーヴェはその為に作ったキャラで決まっていました。 ウーヴェの功績えぐいねん…普段はゴーストライターで無能扱いされてて地味だけど ・相討ち心中し冥界にユイムを連れて行ったゲオルグを阻止し、寿命を無くしてまでユイム蘇生 ・手を汚さずコルウスを暗殺、「旧時代の貴方はもう不要でしょう?ずっところしたくて暗躍してました 我らの偉大なる烏王様…どうか、わたくしの狂った復讐劇の為に眠っていただけないでしょうか?」 歴史的に名が残ってコルウス、ある意味満足 戦争の責任の取り方として満足 ・不死の秘薬を完成させ、親友を鳳凰に進化させ烏族の安寧と地上の浄化を託す… ・独占欲と執着を抑えて身を引き、ザンに最愛の妻を託す ・ユイムの傷の為に眼帯をプレゼント、彼女が目立たないように自分も全て捨てる だが歴史上ではウーヴェは無能扱いのまま、烏族からは暗殺疑惑で歴史から抹消、親友だけが月の国でウーヴェを英雄として語り継いだ… 800年一人で狂気と復讐心抱えて、コルウスに隙が全く無かったんよ。 天地戦争でゲオルグのせいで自分の寿命無くなって、ザン・ノックス・ヨルゼら親衛隊が療養中 コルウスも「疲れた、一人にしてくれ…」って故人・王妃ベルジェリカの部屋に籠ってたんよね 皮肉にもウーヴェも防げなかった天地戦争のお陰で隙ができた ユイム死亡した状態で、ウーヴェはずっとユイムの遺体を抱えて荒れた地上眺めてた。  ウーヴェ「今しかない…魔が差したんです。王の務めを優先したとはいえ、ゲオルグに止めを刺しきれなかった王が憎い。 貴方が甘くなければ妻を失わずに済んだ」 烏王ころしやって吹っ切れたウーヴェがどうしても妻に逢いたくて、ゲオルグに奪われるのは癪だから冥界を渡って妻を蘇生した。 エウリュディケやイザナミのエピソードでこんなのあったよね。 ウーヴェの凄いところは最後まで同胞や妻を欺いて良い旦那で終わらせたところかな。 誰もウーヴェの暗殺計画を知らない、子供たちだけが察したけど… ありがとう!!! ウーヴェのキャラめっっちゃよくない?  これ相互に表上だけパクられた時はめっちゃむかついたわwww  このキャラは私にしか書けないと思ってるから、いいけどな!!!  こんだけ壮大な群像劇書いてからパクって欲しい(支離滅裂)   ゲオルグ・ウヤが黒幕と見せかけて真の黒幕で国を救ったのはウーヴェっていう…これがやりたかった。 気づくのは読破した読者だけでいい…みたいな!

  • 王妃ベルジェリカと愉快な芸人たち! 下手くそスナイパーウーヴェ

    【王妃ベルジェリカ視点】 彼女は天上の烏たちを面白い芸人枠だと思って王妃生活をしている、元薄幸の白雪姫シンデレラヒロイン M1グランプリ優勝 ウーヴェ→着ぐるみやカオスな展開が面白いです!NHK番組に出るような方なので子供達にも安心して見せれます ただ版権パロディネタが多過ぎてここでは出せないのが可哀想ですね… ガチャピンの着ぐるみ着てコルウスさんを齧るネタは最早鉄板です! 王を齧るという不敬罪ネタも不謹慎で面白いです! コルウスさん許してあげてください…わたしは彼のギャグが無いとしんでしまいます ザンさん →今回はハズレ回ですね…わたしはこのお兄さんが出たら必ずチャンネルを変えます 話が難しいし、料理がゾンビ解体お料理の時点でアウトです 下品ワースト部門1位 ゲオルグさん →わたしのことを道端アンジェリカ呼びしてきます、名前ぐらい覚えてください! ギャグの9割が下品なので発言の9割をカットされ、真面目な解説にセリフ変更させられたネタは面白かったです。 コンプラと倫理観を守ってください ユイムおねーさん →女優からバラエティー芸人転職は面白いです! ブーツでズッコケリアクション芸人ですね、ガチャピンウーヴェさんに齧られて着ぐるみ内での情熱的なキスは妄想を搔き立てます! ゲオルグさんに噴水に投げ飛ばされたのは流石に可哀想でした…復讐で雪玉パイ投げを上司のゲオルグさんに全弾投げつける陰湿さは素敵です! その男は不敬罪なのでもっとやっておしまい!!!(王妃覚醒ベルジェリカ) 烏王コルウス→ギャグがことごとく親父ギャグで面白くないです…わたしを子ども扱いしてませんか?  コルウス「ベルジェ、私の事嫌い?お前の為にみーんな芸人枠として用意したんだよ!普段は殺伐とした最強軍隊なんだよ、君の為に王の特権使ってるんだよ… わがままを言うのはおやめなさい! 病弱ウーヴェは3か月に一度しか働かないので芸人枠に転職させました…ネタのアンコールやってたら齧られた私が血まみれなのです」 【あとがき】 ゲオルグの煽りは下品面白いけど、ベルジェリカの為に9割カットされて真面目な解説入れられてんの笑える ゲオルグが言わなさそうな「予想される気圧は○○です。 ザン選手には今後の活躍が期待されますね」とか差し替えられてそう 気弱な王妃覚醒イベントは熱い ユイムの芸人転落も笑う 【三期 ギスギス男性陣】 この700年目辺りの地獄、ウーヴェがゲオルグの狂気に気づいて戦場でころそうとスナイパーしてくる。  ウーヴェ、腕前が無いのでザンや烏王コルウスに当てまくって逮捕、心神喪失で出所…  ゲオルグ「わかってますよクソ旦那ウーヴェさん…貴方は僕のち〇ち〇が羨ましいのでしょう、地位も名誉も持っていてユイムと近い僕に僻んでいるのでしょう… わざと誘導して弾丸をコルウスに当てさせました。 これで終わりだしねクソウーーーーーヴェ!!!」 スゲー悪い顔  ゲオルグ、暗殺教室を開いてボスのコルウスに流れ弾誘導、コルウス普通に当たる コルウス「…今の誰?戦場でタピオカ飲んでたら銃弾に変わってたんだけど」  一方、ザン・ベヒモス隊 ザンさん「ハハハ、あまりはしゃぐなよベヒモス~殺すのは私の手柄も残しとけよ…」 からの銃弾刀ではじき返し  ウーヴェ「やば!!!やばいのに当てちゃった!!!」  ザンさんブチギレ「わざとだよな?わざと狙ったんだな?」  ウーヴェ「今日のザンさんこわい~…冗談通じないぃ~」  結論 戦闘スキル皆無のウーヴェに銃を持たせてはいけない、この組織終わってる   ゲオルグ「ね、僕は銃弾も避けれるスマートな男です…夜のスナイパーも乱射して外しまくってる旦那さんが当てれるわけないんですよHAHAHA!!!」 ウーヴェへの煽りMax  ウーヴェ「!!? コイツころすぅ~!!!気持ち良いーーー!Huーーー!!!」 ユイム「この組織…男性同士の仲悪いなぁ…なんか卑猥に聞こえるのは気のせいよね」 慣れ切った常識烏たち「またやってるよあの烏たち…喧嘩はほどほどにしてくださいね~!!!」   定期的にザンとゲオルグもお互いちょっかいかけて斬り合うし、命令違反常習犯…  烏王コルウス「愚かな烏たちよ…戦場でのおふざけは一人5回までから3回までに減らします。 地上の烏たちから非常に苦情が出ていますよ。 『お前たちレベルの低い天上軍と関わりたくない』住みたくない土地ワースト1をキープしています… 私の不甲斐なさが辛いです」 でもこの初代組が一番最強の軍隊だったんだよ! 命狙ってきてる奴が精神科とかもう某名探偵映画の犯人  精神科ウーヴェ「ゲオさんサイコパスなんじゃないですかぁーーーつらたんなんでぇ、もう帰ってもらってもいいですか?ザンさんの留置所でも入っとけば」ボールペンクルクル   ユイム「どうしよう…兄さんは精神疾患でうちに来てるし、夫は上司に銃乱射したしみんな病んでるわ!!!」

  • 兄妹神、雷神と月神の追いかけっこ、叶わぬ恋の駆け引き

    【雷神と月神の追いかけっこ】 ゲオルグが雷神でユイムが月神なの本当にエモい!逃がさないぜ感ある  曲のMVとしては静かな戦場の束の間、満月の夜に翼広げて飛び回るゲオユイ、ユイムは不敵に笑いながら月から下に落ちて飛び回る。  ゲオルグ、月光で光る髪を持つユイムの艶やかさにニヒルに笑い「やはりお前は美しい月光の女!」って言ってるイメージ ゲオユイって少数の奇襲部隊でこうやって暇なときに遊んで飛び回ってたからイメージぴったり!  決戦時に流してもいいけど! ゲオルグ「ユイム、やはりお前は美しい月の女だ、微笑みの女神の名を持つ女!」 (いつか手に入れたい…お前は俺の傍らで輝く女だ!) ユイム「まあ、当たり前の事を言うのね? お世辞が上手くなったわね、兄さん…いえ、今はゲオルグ様かしら?」 奇襲部隊が暇して遊んでるのいいよね!  この2人定期的に神々の行事(子供の神の為に雪合戦とか)では珍しくユイムが童心に返って 「兄さんみーっけ♡」っていたずらのターゲットしにくる 「あっ、こいつ待てよ~」って笑って追いかけるのを良い大人がやってて兵士も呆れてた  ウーヴェ激おこ!  奇襲部隊の時も追いかけっこしてゲオルグが冗談ぽく口元ギリギリまで迫ってユイムがテレポートで逃げてたんだろうなってイメージある! ユイム、妹として甘えてるんだろうけど小悪魔だなぁ~  ユイム「兄さんみーっけ♡」 ゲオルグ「おっ?いいのか?一番に上司の俺狙っていいのかなぁ~ 捕まったらどうなるか知らねぇぞ!!!」 ユイム、満面の笑みでクルクル回って羽衣で飛んで逃げる ゲオルグ、追いかけて遊ぶ 満月の夜に雷神が月神を追いかける、みたいな構図 ウーヴェ 「…ユイムさん、レディーのする事ではありませんよ。貴女はわたくしの妻で月の女神、おふざけはおやめなさい」   ユイム「はーい…ごめんなさいあなた」 ウーヴェ「許さないよユイムたん😠😠😠 愛の週8の終身刑だよ!!!」 ウーヴェ(…面白くない。 やはりこの男消すべきだったか、戦場で前線に放り込んでも死にやしやがらない。  まったくいつまで貴方達のおままごと恋愛の話を持ち出すんだか…大人の恋愛はね、違うんですよ  夫婦の愛を知りもしない男に語られても…ね) 悪い笑み こっちも脳内で煽りMaxだった  修羅場のエターナルフルスロットル!!! ゲオルグ「ユイム、お前には大罪があります、いとこのくせに散々僕を誘惑した罪です 無邪気に顔を覗き込むのはおやめなさい。生々しくキスしてやりたくなります」  ユイム「冗談はおやめなさいな、貴方ならからかって本気でしようとするから嫌よ」   ゲオルグ「昔はよくやってたじゃーん、仲良くしようぜぇ?」  ウーヴェ目を閉じてるけど内心ブチギレ  ユイム「あれは昔の話でしょう?何百年も前の事持ち出さないで(ウーヴェ様怒ってるよぉ…後でお仕置きされるよぉ)」  ウーヴェ様「所詮幼馴染兄妹ですし、ね…。 貴女の初めての口付けはわたくしでしょう?」 ユイム「う、ウーヴェ様…////(めっちゃドキドキしながら目を逸らす) …ええ、そうね。貴方がわたくしの夫ですもの(静かに微笑む) えっと…今はその話はいいんじゃないかしら…(ゲオルグとウーヴェの板挟みで焦る)」  キャリアウーマン女医、たじたじ 煽りMaxゲオルグ「僕は構いませんよぉ~、散々この女王様の魔性の女ごっこに練習に付き合いましたからねぇ あの時の恋も知らない小娘感良かったですよぉ… 未だにね、覚えてますよ?」 ユイム「兄さん!からかわないで!」 ウーヴェ様「…ユイムさん、ちょっと向こうで話し合いましょうか 思い出話に、挙式前の初めてのキスでも話しますか?」 地獄の三角関係修羅場エターナルフルスロットル… 【三期 ゲオルグ地上王時代の駆け引き】 ハーレム風呂王ゲオルグがわざと見せつけて冗談っぽく「お前も来いよ…旦那には黙っててやるよ」って誘う それにムカついて妾と寝所に消えてったユイム ゲオルグ(なんで?)  ユイム「私の事嫌いなんだわ!乗るような女だと思ってる!復讐よ」   ちなみに妾はスパイでやった後にユイムを脅そうとするんだけど普通にユイム強かった、襲ったうえで倒した。  ゲオルグ「駆けつけようとしたのにこえー女…流石俺のユイムぅ!」 ゲオルグ「俺の妾と寝てたこと、旦那にバレたくないだろ?俺と遊ぼうぜ…」ってサングラスかけて煙草ふかしてるゲオルグに迫られる  ユイム「…じゃあ貴方が脱税してる事密告しちゃおうかな」  ゲオルグ「やめて?」 ゲオルグってその気になれば脅せるのにむしろギリギリの駆け引き楽しんでる。  ゲオルグ「いつか手に入る女だ、今は抗うお前の可愛さを楽しんでやるさ」 窓際でサングラス、煙草ふかしてニヒルな笑みしてる 【潜入捜査官での駆け引き】 ビジネスパートナー時代に潜入調査があって、咄嗟にゲオルグが壁ドン 「恋人の振りしろ。 馬鹿、ぎこちないぜ」 からの抱き寄せてキス  ユイム照れながら怒る  ユイム「何するのよやり過ぎだわ!」  ゲオルグ「欺けたんだから良いだろ。ごちそうさま」 って舌出して意地悪く笑うやつ!  咄嗟だから文句言えないしユイム、この後宿に帰るのに色んな意味でドキドキ止まらない… ゲオルグは「なんか食う?」ってニコニコ笑顔で接してくる ユイムだけフード深くかぶって俯いてる 流石百戦錬磨ゲオルグ、ズルい男だな!? (ただし人権が無い…)  でもビジネスパートナー人妻なので宿に泊まっても何もできないし「俺ソファーでいいよ」って紳士見せてくる。 ユイムが寝てたから頬にキスとか、唇なぞって自分の口に付けてるやつ。  【あとがき】 この三角関係エモいな!夫はウーヴェなのに、ユイムは兄として慕ってて、ゲオルグは異性として見てるのほんまにエモい…  改めてみるとユイム天然の小悪魔なんよなぁ~、普段冷静なキャリアウーマン女医がこんな素顔見せられたら堕ちるって…兵士たちめっちゃ堕ちてそうw そりゃあゲオルグもどんどん惚れていくわな… 後半 フルスロットルーーー!!! このシチュやっぱ良いよな!!! ゲオルグ狡猾過ぎw  今日はゲオユイが止まらない日だぜ!!! リラックスフルスロットル! ※作者はハイです、三日寝てません 百戦錬磨で800歳だからかスケベ親父感あるよねw ナチュラルにセクハラしていくゲオルグ… ゲオルグはハマるの正直わかる、ユイムって強がってるけどやっぱ可愛いんだわ…作者も頭ゲオルグか? ユイムも精一杯口悪いときあるけどどっか可愛さがあるからハマっちゃうんだろうなぁ… この二人元々は両想いでお互いしたいと思ってる関係だった、未遂で終わって700年経って今も忘れられないからゲオルグは引きずってるんだろうね  ユイムはもう兄妹として割り切ってるのに複雑だろうな~ 何かと口移しに拘るのはやっぱ「俺の愛を受け入れろ」って支配欲だよね! もうゲオルグのアイデンティティ!  朝は甘酸っぱい青春時代のゲオユイで盛り上がってたのに狂愛モード入ると温度差凄い…  同性だけどユイムは理想ヒロインなところあるから、やっぱり可愛いわ ヤバイ、ゲオルグ化してる…  ゲオルグは最強の悪役! 前に名前のない怪物も合うって言ってくれたけど、ゲオユイは暗いのも合うよね~!  強いのに愛が病んでる…元々ユイムの母に歌を褒められて歌=母親に褒めてもらえるっていうのあるかも。  700年引きずった初恋は伊達じゃない。自己肯定0で自分が突き放してしまったけどずっと失恋ソング歌ってそう…

  • ヤンデレザンさん最狂期vsゲオルグ ユイム婚活バトル!!

    【ユイム婚活バトル!】 この時点でのユイムの結婚ルート ※本編を過大解釈し面白おかしく言ったものです、真に受けないでくださいw  ゲオルグ ユイムの4つ上 (いとこは規制くん発動、ノリスケとサザエさん関係)で同居、母の遺言で結婚しようと思った 戦争が無い時は暇人の居候ゴミカス寄生ニート、DT 実は初恋がユイム母マノリタ→ユイム妹マノヤの順であり、マノヤに散々言い寄っていたクズ 「同居してるお前ら三姉妹を日替わりおかずにしてるよ~…」発言で完全にユイム妹から絶縁され、同居してるのに口も聞いてもらえない地獄を経験中 ユイムは「兄さんは私がいないとダメなんだわ…ママ上の為にも結婚して養わないと!!!」 なお、一番チャンスがあった、お互いしたい未遂関係だった  ザンさん ユイムと同じ年 皇族で俺様なサイコヤンデレストーカー80年目 烏王コルウスより勢力を持っていて完璧超人エリートの潔癖症 束縛監禁したい、ユイムのお見合いは全て潰した消した! もう天上では私しかいないだろう!!! 彼女の初恋は私の父だ、もう父と同じ髪型にして眼鏡をかければ堕ちるだろう どこへ行くんだいユイム?  君のシフトも勤務先も指紋も把握済、逃げ場なんて無いのだよハハハハハ!!! なんならうちで買収してもいいんだぞ、いつでも潰せるんだぞ♡(ユイム父を脅迫、練習で口説く) しかしユイム父が彼の口説き文句に堕ちてしまい、ユイム妹も堕とした鈍感な悪魔 ユイム父「すまないユイム…父はザン殿と再婚しようと思っている こんな父を許して欲しい…病院を買収してまで口説かれたのは初めてなんだ…真剣に交際したいと思っている」 ユイム「あ、うん…いいんじゃないかな(ザンさんは何がしたいのよ!!!)」  ウーヴェ ユイムの19歳年上 ぽっと出の病弱療養中の医者、ユイムのライバル医師 戸籍も家も無く孤児院で町医者やってる ロマンチスト紳士ホスト路線で彼女を口説き堕として見せた悪魔 実はユイムとは親同士の許嫁、彼女の父親を逆恨みして近づいたクズ 「思ってもいない事を甘く囁くのがコツです。こんな男に引っかかっていはいけませんよ。 彼女の一族の交わる事で延命する能力目当てです、つまり体目当てですが愛はありません 所有物として可愛がる程度はしますよ?」 ヤンデレMaxザンさん20歳(最狂期) 初めての同世代への恋に浮かれヤンデレスイッチ全開! 80年の監視体制で全て潰した、天上は君の鳥籠だ、君は私の金糸雀で月下美人愛してる愛してる愛してる… 身内を懐柔し強引に婚約成立させた策士ヤンデレ ザンさんはなんなの?クルーズ・お泊り・膝枕・社交ダンスまでやっといて膝枕だけで寝ちゃうザンさんはなんなの?  ザンさん「………………フフッ!今日もユイム可愛かったな美しかったな…きっと脱いだらこんな姿だろう…フフフっ…!」  ザンくんのじいや「ザンくん、お死になさい」 ザンさんこそやりたくてやりたくて堪らないのでは…? やってたら詰み、あの夜お持ち帰りしようとしたらウーヴェに邪魔された ヤンデレザンさんはね、つい…嫉妬で殺っちゃうんだ! ユイムとはやりたくてやりたくて堪らないんだ!  ザン「なら戦場で消えてもらうか戦地へ飛ばせばいいんだな?」 「どこへいくんだい?君の家は私の邸だぞ!婚約したし先に既成事実を作ろう! もう邸からでなくていいぞ、君の職場は私の邸で医師をすればいいじゃないか♡ 家族?呼び寄せればいい、君は鳥籠の金糸雀だ! 君は私の金糸雀で月下美人愛してる愛してる愛してる…」  君は私のフィアンセだぞ!!! もう婚約も決まったし君の家も買収済みだ、烏王様も私には逆らえん!」  「君は私の妻だぞ!監視束縛して守らねば…」 ユイム「お死になさいザンさん…兄さん助けて」    ゲオルグ「この時期の俺地位も名誉も無いのぉ…クソ雑魚なのぉ…寄生ゴミカスニートなのぉ」 無理なのぉ…逆らったら僕が消されちゃうのぉ(泣) 本編の最強ハーレム風呂王の俺!助けて!」 DTの僕の誠実さは理解できましたか? 一番のケダモノち〇ち〇はそう…地位も名誉もち〇ち〇もトップのザンくんです(笑)」   興味なしのウーヴェ「もしかしてザンさんが一番ヤバいのでは?大変そうですねぇー…まあ、全てはユイムたんの浅はかさが招いた結果ですので…男は汚物!誘惑したら後の祭りですよ、つらたん、やばたにえんトライアル、マッドネスラブ…」 DTザンさん「任務合わせたぞ!なんと夫婦設定で潜入作戦だ! …遂に私情挟み過ぎで烏王様と身内から苦情が入って分かれさせられた、まるで私と君はロミオとジュリエット…家臣からはユイムは先祖が罪人の家系だからダメだと言われた。何、気にすることはない!大奥の御台所と一緒さ、君を貴族の養女にして転々としていけばいいのだよ♡君は篤姫で浅井三姉妹の茶々だ!」   ユイム「詰んでるよぉ…(泣)」  でもあの日ザンさんに手を出されてたら凄く情熱的に大事にしてくれそう   ユイムはユイムでここから80年監視束縛ストーカーされるから地獄だけど、ザンはザンで惚れた女性の妹を泣かせ、謝罪したのにホモビデオ撮らされるという地獄…w 主犯ゲオルグ、喜んで監督やってカメラが冷たい目で怒りMaxのユイム…  翌日ユイム「兄さんどうしよう…自害の準備した方が良い?」  ゲオルグ「いや、逆に脅迫した方が賢明だ。家潰されたらホモビデオ拡散するぞって脅そうぜ(笑)」  ザンさんはヤンデレなのか狂愛なのか?ってセリフが微妙にある 「ユイム、お前本当に覚悟しとけよ 生涯離さないからなぁ一生苦しめぇ…!」 ここもうやけになってそう ウーヴェ「この時点のザンさんはヤリ目DTで『頭ゲオルグ』と…メモメモ」   ザンさんはキスしてお持ち帰りしようとしたのに阻止されて気絶してたやつ…甘いなザンさん、普段のお前ならそんな隙は見せなかったはず

  • 夜雀少女の恋情と忠義 ヨルゼ回

    執筆日 2020/10/04 夜雀少女と烏王様 烏王様をお慕いする夜雀のヨルゼのお話 ヨルゼ視点でシリアス・ギャグ・ちょい言葉遣い下品 登場人物は烏王創世記の一期  これはヨルゼが後で聞いた出自の話です。 少数部族・ユカラ族の生き残りである母は烏王様 (当時はコルウゥ皇子)の命を狙い夫の仇を討とうとし、エロジジイ・ロンウェーら皇族に殺されたそうです。 母は隠密家系で八羽の兄がいましたがヨルゼは小さくて雀だったので、母の死後・伯父達に捨てられました。 烏皇子さま27歳、ヨルゼは四つの時にユカラ族は烏王様の復讐で虐殺され滅亡します。 捨て子のヨルゼは名すら無くて…二年後の部族統一の時に六つのヨルゼは雨の中、烏皇子さまを見つめていました。 「お前小さいなぁ、ずっと視界の横でメンチ切ってるから流石に気になってきたぞ~ 名は?風邪ひくぞ?なんか食うか?皇子様も小腹空いてきてハハハー」 名も家族もわからない、言葉すら話せないヨルゼは首を振りました。 烏皇子さまは毛布をかけてくれて 『道(ヨル)』という意味のヨルゼという名前と食料、心優しいオウギ族に加えてくれました。 兵士が「小汚いユカラが皇子に近づくな」 とヨルゼを蹴飛ばしましたが、烏皇子さまが兵士を蹴っ飛ばして簀巻きにし水に沈めました。 「ハハハー同胞を差別する奴は我が軍に不要ぞー(笑)」って死なない程度に。 ザドウ族との最終決戦間近で 「ヨルゼが戦嫌いか?だよなー肌荒れるし汚れるしもー最悪…武闘会ぐらいの方が丁度いいよな。」 と誰も聞いてないのに一人で喋り出して、「きらい」と頑張って答えると 「ハハハーお前あんまりにも喋らないから実は心配してたぞー また烏皇子嫌われてんのかなって傷ついてたぞー じゃあ、私が戦終わらせてやる。 ちょっとは笑顔の練習してくるんだぞー折角可愛いのに不愛想で台無しだぞ。」 とヨルゼに声を掛けてくれました。 皇子なのに叔父らに宴会でハブられて暇だからちびっ子たちと遊びに来たようです、ヨルゼは楽しかったです。 烏皇子さまが30で即位し天上に上がり、素性の分からなかったヨルゼの羽を見て母の兄が名乗り出ました。 そこで聞かされたのが 母の仇が烏王様とクソエロジジイ・ロンウェー、父の仇も烏王様とコルボー先生だと… ヨルゼはどうしていいかわからず、伯父の言うとおりに烏王様とコルボー先生を暗殺しに行きました。 ヨルゼはユカラ族の血を引くので血も涙もない戦闘民族です…思い出なんて心なんて不要です。 「どーしたヨルゼーかくれんぼかぁー…って痛った」 父母の仇、取らせてもらう。さようなら烏王様… 上から飛び込んで肩を刺し、二度目は素手で小刀を受け止められました。 「ヨルゼー狙うなら心臓(ここ)を狙えよ。 一撃で仕留めないと女は何されるか分からないんだぞー…」 と泣きながら刺したヨルゼを烏王様は抱き締めて頭を撫でてくれました。 「暗殺welcome、ウェンカム。どうせならとびっきり美姫になってもう一度殺しに来いよ、夜這いと受け取って相手してやるぞハハハハハハ☆」 と求婚の約束もしてくれました。 ギャグは全く面白くないし滑ってるし、ヨルゼはウェンカム族では無いのですが… 寛大にも烏王様はヨルゼの処分をコルボー先生が管理する愛と地獄の孤児院・シャンユエ送りだけで済ませてくれました。更生中です。 悪いのは伯父で、子供を使って暗殺させた大人が悪いって…伯父は烏王様によってオネエ達に全身舐め回された後に地上送りの流刑になりました。 ここからは801年に烏王様がベリト王子に暗殺され、ヨルゼが自分で自分に呪いを掛けたお話です。 ヨルゼは自分で「コルウス様が生まれ変わるまで眠りにつく」呪いをかけました。 ヨルゼは新烏王様を認めません、ヨルゼの烏王様はコルウス様だけ…アガレス様は違う…私の烏王様じゃない認めない!! ヨルゼがあの時…烏王様の「今は一人にしてくれないか…あっ、一羽な。」の命を聞かなければ、烏王様は暗殺されなかった!! 全部ヨルゼとベリトと、後でクロウ様に聞いた真相… キチガイロリコンゲロキモヤリ目(もく)ウーヴェのせいなのです… 一生許さない…だからサヨナキ(ウーヴェの転生)を虐めたおします。 ゲロキモウーヴェは過去に孤児院で風呂で下品な一物を見せた挙句 「責任とって結婚してください! ユイムさんにも見られてるけどあれはユイムさん0歳と一緒に風呂に入った時ですからね…!ノーカン!!」 と言われたことも一生許しません…あれ以来、一物恐怖症で裸踊りするゲオルグもトラウマになりました。 烏王様はついてないと思ってるので永遠の初恋です。 だから来世のコルウス様…転生者のクロウ様には夜這いの約束があるので約束果たして貰わないと… コルボー院長先生と夫人は大好きです、いつもゲロキモウーヴェをハグでバキバキ骨折させてくれます。 ユエイは苦手でウザい弟分でしたが…実は綺麗な心を持っていて人気者なところが妬ましくていじめてました…ユエイは全く気にしてませんでしたが。 最後に大ゲンカしてしまって、気まずいままヨルゼが五千年の眠りについたのでクロウ様の仲間に引き入れるのは最後にしてほしかったのです。 カラシア様のことは最初は妬んでいましたが、ヨルゼの義姉妹になると色仕掛けやらを教えてくれ、コルウス様・クロウ様専属のメスビッチになろうと思いました。 クソビッチアバズレ・ユイムもたまには役に立ちます、「私達雑種はぶつかっただけで妊娠する」と言えば責任取らせれると教えてくれました。 流石、ゲロキモヤリ目(もく)偽ピーターパン・ウーヴェと寝まくってるだけあります誘い方も上手いです。

  • 朝顔姫に拾われた嫌われ烏

    執筆日 2020/10/20 ゲオルグの回想と想い ユィムのことは生意気な妹みたいにしか思ってなかった マノヤがポリ公に「…ウェンカム族は汚らわしい、あまり高貴なザドウの皇子である弟に近寄らないでくれないか」と言われ、泣かされて マジギレしたユィムがポリ公平手打ち 「…病の者を差別するなんてあなた最低 オイゲン皇帝は身分関係無く、分け隔てなく私達を可愛がってくださりましたわ ザドウの生き残りなら亡き皇帝陛下の意志を尊重しなさいな 行きますわよマノヤ…潔癖差別クソヤローなんて相手にしちゃ駄目よ この処分は後で受けますわ、法廷で会いましょう」 ー「姉さん…ありがとう…カッコ良かったよ」 「…どーしよぉ…やっちゃったぁ…(泣) 折角の位剥奪されるぅ…パパ上に怒られるぅ」 その話聞いたから俺とユィムでザンとベヒモスのホモビデオ撮りに行った 脅迫しとけば大丈夫だろ 「ほら、早く絡めよ」 冷たい目でカメラ回す腹黒ユイム 「先日その件で謝ったではないか…!!」 「やめてくれよ俺とマノヤは友達なんだよぉ…俺何もしてねぇんだよぉ」 ザンとベヒモス、可哀想になぁ ざまあ 「その友達を庇わなかったお前も同罪ですわ ほら、早く絡めよ 振りだけでいいから」 ーあんなことされてからザンの奴、てっきり怨んでるのかと思ったらユイムに惚れやがった 頭いかれてんのかこいつ? 骨折してまで毎回毎回マヒナの病院に通ってまぁ偉いねぇ でも、婚活するならザンにしとけよ 金・地位・名声・初恋(オイゲン)貰えんぞ って散々言ったのにバカユイム… 万年金欠 援交ロリコン(ウーヴェ)掴んでどうすんだ… ジジイ(パパレ)はザンとユイム、マノヤとベヒモスと婚約成立させてたぞ? なんでリノンの式の辺りに変えた? 案の定、リノンと俺はキチガイ電波ノッポ(ウーヴェ)の一物なんか細ぇペチャパイユイムに入んねぇだろーから、肉体年齢が20越えるまで待てっつったのに… あのヤリ目クソヤロー、速攻でハネムーンベビー・若紫(ワカムラサキ)作りやがった とんだクソヤローだからリノン・ノックスと三人でヤロー(ウーヴェ)をいじめた ほらな…300年目で大喧嘩して離婚大騒動 ヤリ目クソヤロー(ウーヴェ)の束縛ベタベタ・金欠・夜の相手が嫌になったユイムが離婚届け出してから地上レイヴァンに入り浸って、あろうことか皇后リッリにはまっちまった… 金出してまでキャバ嬢・百合ッリを指名してやがる… そっち系(同性愛)かぁ…俺には理解できない世界だわ クソヤロー(ウーヴェ)は意地でもユイム取り返そうと必死になってわざと捕縛されるし 天上に帰ってきたらユイムに無理矢理夜這いかけて大泣きさせるし… もう全員でボコったわ、このクソヤロー 「どうにかしろよ!!娘が泣かされてんだぞ! もうお前が相手しろよ、顔一緒だから良いだろ ぜーんぶジジイが悪いわ、ジジイの全責任」 ってパッパをクソヤローの部屋に放り込んできたから、万事解決だろ 本当にユイムと重ねて犯りかけて爆笑した さよならパッパ~(笑) ここぞとばかりに間男ザンが離婚楽しみに待ってた マノヤの家にユイム住まわせて、ベヒモスがマノヤ目当てで通うから… ユイムがちょっとウザそうに扱われてた で、ベヒモスを迎えに来たザンがここぞとばかりにアタックかけてた さっさとそこがくっつけよ… クソヤロー(ウーヴェ)はパッパ与えときゃおとなしいだろ ユイムに笑顔戻ったのマノヤとザン・ベヒモスのお陰だしな ゲオ兄さんも兄さんなりに頑張ったけど マノヤがユイムの面倒にちょい疲れちまって、あろうことか偽紳士(ウーヴェ)呼び出したぁ… お前やっていいことあるぞ、そんな粗大ゴミ要らねぇだろ なんか、仲直りしたみたい…結局元鞘かぁ その後、幻術で女に化けてユイムを堕としたんだとよ それでいいのか? あれ以降はかなり仲良かったんじゃない? リノンのところはずっとラブラブだから、心配してない あいつは要領良い 元ヤンで素は口悪いけど正義感強くて、度胸も胸もある 料理はカロリー高ぇけど上手いしな…コイツ嫁にしとけば良かったぁ マノヤはザンかベヒモス、どっちが好きなのかはっきりしろよ~ どっち掴んでもプレミア高いから良いけどよ マノヤも正義感強くて生真面目、料理も家事もまあできるし… 男嫌いで投げ飛ばすのと、平手打ちで壁にめり込ませるのやめたらなぁ… コイツ名前が好きだから、嫁にしとけば良かった ブサイクユイムさんはなぁ… キャリアウーマンで働きづめ、夫に尽くすし詮索しねぇできた女だ 料理は何でも爆発させるわ、念力で家事するから割と面倒くさがりだわ… 一番はまな板ペチャパイ、こいつ男なんじゃないかなってたまに思う 嫁に…うーん…金貰ってまで抱いてくれって言われても要らねぇな(笑) ー618年のレイヴァン攻めで根暗王弟(ウヤ)に美味しい話貰って、裏切り考え出した… 位の低さ気にくわねぇし、クソヤロー(ウーヴェ)が調子乗ってんのが気に食わねぇ 息子(ホトオリ)使ってまで王女(ミトラ)落としにきてるしやり口が汚ぇ 俺とザン、お局(カラシア)のこと何度も左遷させてくるしよぉ…僻み妬み醜いねぇ ユイムと仲良いのが気にくわないんだとよ (実際はウーヴェは嫌がってたけど) 715年で決意した 「マヒナの姪っ子共が選べねぇ、全員欲しい」 「…全員妻にしたらいい 一夫多妻制にしても構わんぞ」 「あ、マジ?じゃあ…その母親達も嫁にしてぇ」 「好きにしろ」 マノリタの血縁を全員欲しくなっちまった 俺が生涯愛したのはマノリタ一人 その娘ユイム・マノヤ・リノン その娘達ワカムラサキ・アネラ・キサラ・リリコイ・ウェリナ 愛する女の子だし…犯る時は順番に手付けないと失礼に当たるよな 全員嫁にしよう しっかしヘタレウヤの奴…早くしろよ 「…ユイムは味方に付けたい、密通して脅してこい だから兄上に言って10位配下のユイムを8位のお前の配下に昇格させた」 「おいおい無理だろ…あの気持ち悪ぃストーカー束縛旦那どうにかしてくれねぇとバレるぞ したい気持ちは山々だけどよ… というかアイツ、既に気付きかけてる ムラサキ使って何度も心読もうとしてきやがる 必死で心中で 『ムラサキ犯すムラサキ犯すムラサキ犯すムラサキ犯す』 って考えてやったら二度と近付かないようになってウケるー(笑)」 仕事中二人きりだし兄妹扱いだから一緒の部屋で仮眠取ることもある訳で… 無防備だから理性と戦ったよぉ…おとなしく娼館行くよぉ さっさと裏切れクソウヤ!! …俺、ユイムのこと全くタイプじゃなかったのに 今更後悔した、あん時結婚しときゃ良かったな 冥界の血は血縁に惹かれるんだけど 無意識に祖母ザハラと似てるから重ねたのか…うーん ー 「兄さん兄さん!クッキー作ったの」 「…そんな殺戮兵器貰ってもな、今腹減ってるから特別に食ってやってもい」 渋々一つ触ったら粉々に砕けたけど 「…お前なあ!!アネゴなりに頑張って作った殺戮兵器がゲロまずかったからって、そこまで言う事ねぇだろ!」 庇ってるつもりなんだけど全く庇えてないぞ、姉貴涙目だぞリノーン 「まだ食ってねぇから!! わーまず…粉っぽーい。ドラッグか? ユイムはまずキッチン立つのやめた方がいいわ、まな板の女王様はおとなしく旦那のロングナイフ(下半身)でも握ってろ」 「うわああああ!!助けて風の鉄拳制裁ポリスメーン! こいつらいじめてくるぅ…」 とユイムが泣いて警察官マノヤ呼ぶから… その前に全く呼んでない旦那(ウーヴェ)がユイムにチューして余計泣かせてたから、マノヤに平手打ちされて俺・リノーン・アホ旦那が壁に埋まったからな 「あーユイム、これ味だけは美味かったよ もっかい作ってこいよ今日だけ特別に無償で食ってやるよ」 「…本当?本当に本当? 良かったぁ…誰も食べてくれないから、最終手段で兄さんに差し入れしに来たの 」 って涙すすって満面の笑みで笑うから…こういうところが可愛いんだよな 甘党の旦那に合わせてるから味が甘ったるくて全く好みじゃねぇけどよ 「…ユイムさん、やっぱりその殺戮兵器ください 責任持って夫であるわたくしが食べます」 こいつ嫉妬深ぇーしつけぇー…

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