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  • 塔の赤ずきんと王子サマ

    【前書き】 執筆日 2020/12/28 ベリト目線のお話 登場人物  ベリト、ベルジェリカ、ミトラ、ウーヴェ 赤ずきんの男の娘が同性に片想いしてる話なので苦手な方は注意…! 狂愛とギャグ? ちなみに王子の性自認は女性なので一応BLでは無いです。  ベリト王子は王城の東塔に隔離されている末子 彼は自ら外に出ることを拒んだ 行事すら陰で覗く程度だったので、12の神々すら知る者は少なかった 何故なら情緒不安定で気が触れており、その怪力を抑制できないから 大好きなお母上と離れたくないから 自分に自信が無いから 父がいつか迎えに来てくれると信じていたから ――――ワタシは塔で待っているの いつか、ワタシを連れだしてくれる王子サマ… 塔の地下がワタシのお部屋 牢獄みたいに薄暗いノ ホラー風味はお母サマの趣味 お父サマはオバケが大の苦手だからあまり近寄らない、お母サマはそれ狙いだって うち、『家庭環境が最悪ですね』って児童相談所で言われたノ 根暗な叔父ウヤはよく好んでこの地下に来るけど 「女の子の部屋に入ってくんじゃネーヨ!!!」とたまに追い出すわ 半泣きになるのは、彼が連れているサミちゃんの方だったけどネ ミトラは気に食わないわ、あの女… みんなにいい顔して、気に入られようとしている そんなにジブンが可愛いのカシラ 叩いたらあの女、思いっきり泣いて平手打ちしやがったワ… ワタシの方がカワイイわ だってお父サマとお母サマによく似たのはワタシだもの ある時、ワタシに王子サマが現れタノ 仮面をした背が高くてスラッとしたステキな紳士! アナタは何故ワタシにも優しくシテクレルノ? 「…貴方が寂しいと思って」 笑顔で帽子を外し、彼はワタシに触れたわ 彼は時々塔に遊びにくるの ワタシのオトモダチ、スカーレット姫ことキサラを連れて来てくれるの キサラは大好き 斧での遊びを教えてくれたり、ニンゲンの死体の味を教えてくれるわ 「……あの、ベリトちゃん これ以上ヤンデレ属性はちょっと……ただでさえ、貴方は男の娘属性で十分個性的なのだから」 お母様はちょっと困ってた 「お母様!ボク、好きな王子サマができたの」 お母サマは、またミトラを撫でているわ あのクソアマ、独り占めする気なのカシラ 「……まあ、それはだぁれ? 同い年の星くん?」 秒で首を振るわ 「ソイツはキサラの奴隷だから要らないワ」 「そ、そう……じゃあ、アガレスくんやサミちゃんじゃないよね…… 兄弟BLはちょっと……」 お母サマはBLが地雷だソウヨ それで根暗ウヤと揉めたそうナノ 「ううん、そんな低レベルの雄烏は眼中に無いワ ワタシの王子サマは あの鳥ヨ」 彼の絵を描いて、お母サマに見せるノ 「まあ、すぐわかったわ。 仮面の紳士さんね あの方、面白いものね……」 「ベリト!!! 彼はわらわが先に好きになったのよ? また姉の真似をする!」 煩いクソアマ…… お母サマのお部屋は、オマエが入ってイイ場所じゃないワ ワタシと違って、上の3兄弟は養育係に育てラレタ ワタシだけがお母サマに育てラレタ特別な末っ子ナノヨ 「……まだいるのかよクソビッチ、オマエはとっとと地上に堕ちてバッカGOの嫁にでもなってろ」 低音小声でミトラに喧嘩を売るワ 「なんだとこの愚弟!! お母様!今日こそこの者を地上に嫁入りさせましょう お前がバッカGOの嫁になるがいいわ!」 ミトラの奴、半泣きでかかってくるワ 「おやおや姫君、可愛い顔が台無しですよ」 来たわ! ワタシの王子サマ…… 仮面の彼はミトラとワタシにいつもお菓子や花、新しい玩具をくれるの 「ぐすっ、ウーヴェぇ……だって、この愚弟が 」 「湖の姫様、赤ずきんの姫様も きょうだいは仲良くするものですよ」 ミトラの奴、そうやって彼に泣きつけば優しくしてモラエルと思ってるのネ でもワタシの勝ちヨ 彼はミトラより、ワタシの一番近くにいてくれるノ ねえ、どうして ワタシの側にいてくれるの……? 彼は去り際に こう答えたわ 「……貴方の魅力を誰よりも理解しているからですよ 黄金の力を持つ、可愛らしい悪魔さん」 彼の為に、この能力を使うの 金属を黄金に変えるチカラ 彼が喜ぶカラ 万年金欠で借金地獄の彼は、ワタシとミトラのホスト キサラの奴隷でなんとか生活してるそうヨ 彼の手を握ると彼は頭を撫でてくれるの 「……でもネ 本当にワタシが欲しいのワ お父サマの、愛が欲しいの…… どんな形でも、良いの ミトラじゃなくてワタシを一番に見てホシイ…… ワタシが女の子だったら、きっと一番愛してくれるハズだったノニ 」 ワタシは女の子になりたいノ 神サマは意地悪ダワ 「……貴方は、そのままで良いのですよ きっとわたくしがいつか、貴方にとっておきのプレゼントをあげますからね お父様と一緒に遊べる面白い玩具をね……」 そう言って彼は仮面を外し、ワタシにお休みのキスをしてクレルノ 子ども達にみんなにするから、この前PTAに訴えられていたノ ロリコンショタコンの前科があるカラだって 「そんな職員雇う時点で烏王も切羽妻ってんだろうな」 って、ゲオとベヒがいってタワ…… オマエらみたいなノ雇う時点で切羽詰まってるのガ、ワカラナイの? 「嗚呼、ウーヴェ……!ステキよ 貴方が死んだらワタシが残さず喰ってアゲル…… ううん、首だけは残しておきたいノ……アナタといつでもお話しできるヨウニ」 去った彼をいつも名残り惜しく思うワ 彼はキサラの奴隷(ベビーシッター)…… 誰だか忘れた嫁がなんかいた気もするけど、不仲だってキサラが言ってタ 願いは本当に叶ったワ それはまた別のお話……ウフフフ……♪ 【あとがき】 ベリトは情緒不安定なので一人称や口調がよく変わる 年末に書く話じゃない気がするけど、 気が狂った子の視点って難しい…… ちなみにギャグ漫画だと全員ある意味狂ってるようにしか描けない。

  • 長編 千夜一夜編5

    執筆日 2023年11月 アヌビスの末裔、父と子 第五夜? ジャッカルを名乗るアヌビスの末裔ユルゲンとゲオルグの戦い。 相変わらず下品なギャグ多め。 ――――来た。 静かに黒い犬が砂丘に佇み、砂嵐を起こしている。 「ちょちょ…!!あれどうにかしろ! 近づけねぇどころか視界が悪過ぎる」 「大丈夫ですかゲオさーん!!」 「大丈夫じゃないですーゴーグルくださーい」 「それがー貴方の分だけ無いんですう~!」 「なんでだよぶち殺すぞ!」 「だってぇ~貴方が自分で寝返りうって壊したから無いんですぅ~」 「お前が死んでいいからそのガスマスク寄越せ…って言いてぇけどお前のお古使うぐらいなら死ぬわ」 ザンの奴さっさと来いよ! 黒い犬はこちらを静かに見つめ、砂嵐を強めた。 「通訳しろ!真面目に戦えって言え!ゲホッゲホ!」 「えーワンちゃんだから犬語で話すべきですか? こんにちはーわんわんだよぉ?いないないポン! わんわん達今日ねぇ、命日かもしれないよぉ」 あーコイツ殺してぇ。熱で頭がイカてやがる…いつもの事か。 ――――結局ザンが来て砂嵐を抑えてくれた。 「間に合ったな!大丈夫かお前達、死んでないな?」 「何してたんだよ」 「…どのタイミングで加入していいかわからなかった。 お前達が楽しそうだったし…そのまま戦闘を楽しみたいのかと。」 今は空気読もうとしなくて良いんだよ! 砂嵐が収まり、犬が獣人の姿になり、更に人型を取った。 …おいおい、コイツも全裸だぜ って事はやっぱ女も全裸になるんだよな?わー見てぇ!!! 最後の姉ちゃんはセクシーな美女希望してるんだけど痩せこけた女っぽいんだよなぁ…萎える。 真面目に服を着替えてきた男の顔を見ると驚いた。 コイツ…俺とキャラかぶってやがる。 顔も同じで、大鎌までかぶってやがる… おいおい打ち合わせぐらいしてこなかったのか? 正確に言うと俺より色黒で目も隈がはっていた。 俺よりちょっと細くて根暗そうかな。 「…キャラかぶり気になっちゃうんだよねぇ…」 (あれは、どう見ても血縁ですね) (だな、恐らく奴の父親では無いか? 母親が娼婦で指名手配の盗賊を相手にした時にできた子であろう…) ウーヴェとザンは魔術で会話している。 (お前達、ここの砂漠荒らす良くない 我はここの主) 「おーい通訳!」 「えーっと… こんにちは!ぼく、けものフレンズ! ユカラ語いがいで、おねがいします! 」 (何言ってるかわからない、我等言葉持たない、歌かユカラ語で話せ) 「あなたも、話せない?OKOK キャンノットスピークユカラ! キャンノットスピークケレイト! 歌えばいいんですか? ぼくたち、ともだち!けものフレンズ!」 (お前、友達じゃない! 我等の同胞沢山殺した…許さないよ。 こんな馬鹿に付き合う程我暇じゃない。 そっちの金髪!お前どこかで見た事ある顔… お前のその大鎌は!!! ミーナの!我の妃ミーナに渡した婚約鎌! さてはお前…ミーナのストーカーか !!!) (…ナニイッテルカワカリマセーン ミーナに拘ってるのだけは伝わりました…ミーナ、愛か!) 「わかりましたゲオさん!愛です!彼は愛を強く求めています! 抱いてあげてください(笑)」 「あーもうお前つかえね、死に晒せクソ」 思いっきり飛び蹴りされ流砂に落ちたウーヴェ。 あの時やられたウヤくんがほくそ笑んでいた… 「なんか凄い怒ってますよ? あーもう僕とザンさんが代わりますね。 『私達はレイウの者です、貴方が冥界のユカラ王ですか?』」 ノックスにバトンタッチした。 さすがはノっくん優秀な外交官! (いかにも、我がユカラ王よ。 お前、話通じそうね。 我と同じ無個性でモブ顔している、悲しい宿命背負ってそうね。) 「なんだとお前ぶち殺すぞ!!! ゲオと同じ顔でムカつくんじゃー!」 落ち着けノっくん 「あー私に代わろうマイクテスマイクテス… っ!!! 私の時だけ絶対マイクにハウリング音入るよな、ここでも嫌われてるのか? 『ごきげんよう、下民の王よ。 失礼ですが貴方は男狂いですか? 私の叔父でよければどうぞ結婚してあげてください。 それで和平と行きませんか。』」 (緑の雄お前、話しかけるな!!! お前の顔大嫌いね!我の父奪った、我の弟バタも殺した! その嫌な音我がやったものよ もう一度聞くよ、そこの金髪 お前ミーナの愛人か? その大鎌返せ) 「…だそうだぞ、ゲオルギオス」 「はあ?ミーナってどのミーナだよ知るかよ やだよこれは俺が盗んだ大鎌なんだからやらねーよ それよりオジサンの大鎌ちょうだい?」 「ギジェルミーナ、彼の母親の名です。 ユカラ王はギジェルミーナと深い仲なんじゃないですか?」 (違う、我はミーナのストーカーしてただけ… ミーナからは嫌われてたし二度と来るな!!!って住所も電話番号も変えられた。 我、凄く悲しんだよ… 下手くそとか早いとか言われて、あれからEDになってタマも失くした) 「だ、そうです…こんな汚い訳はザンさんにして欲しかったんですけどね。」 「ババアのストーカー?アイツ恨み買いまくってるから星の数程いるしどーでもいいわ。 俺あのババアの話されるの大っ嫌いなの 『黙れしね玉無しヤロー』って言っといて」 (…我の同胞沢山殺したね許さないよ… そこの金髪、ミーナとこの鎌かけて勝負ね! 我の鎌はタナトス、お前の鎌はヒュプノス! 相手の寿命を奪う死と眠りの大鎌よ… 本当は片方はバタのだったけど、我バタ大嫌いだから隠すつもりでミーナにやったよ。) 双子の鎌が交差する。 ――――(我、気付いた… この激しい雷撃…父と同じもの…まさか…お前は… お前は我とミーナの…) 涙を流し、ユルゲンは手を止めた 「…殺らないなら俺勝っちゃうよいいの?」 (お前、本当に強く大きくなった! 我嬉しい…ずっとお前に会いたかった。 ミーナとお前を探してた。 ミーナが我に似た息子連れてたと酒場で聞いた… 一目会いたかった…7つのお前とミーナの肖像画見た。 間違いなく我の子だと確信した…) 「ゲオルギオス…」 訳さないからここわからなかったわ… 「はあ?なにってんの?頭おかしーんじゃないの! さよなら不気味なストーカーオジサン、二度と俺の名前呼ばないで。 大嫌いなのその名前…」 あの女が他人行儀に呼ぶから、イラーナが馬鹿にする時だけ呼ぶから。 だから俺はゲオルグに改名したの。 愛するマノリタが喜んで呼んでくれるからこっちの方が好きなの。 首を刎ね、死体は黒い砂となって大地に消えていった。 (ミーナ、愛してた…言葉通じなくても鎌は婚約の証! ミーナ、代金と勘違いした… 性格も言葉もミーナと同じ…我嬉しいよ) ユルゲンは満足して消滅し、冥界に還った。 ――――「あのーゲオさん、非常に申し上げにくいのですがあの方は恐らく貴方の実父だと思いますよ。 ギジェルミーナさんの話と一致してますし、何よりも顔が一緒です。 ギジェルミーナさんが変なストーカー客に襲われて懐妊してしまったって言ってたじゃないですか。」 「は??? 俺が?あんな根暗の?」 「私もそう思う、なんだお前気付かなかったのか? ユルゲンもゲオルギオスに由来する名前だぞ。」 「先に言えよぉ…もっと聞きたいこといっぱいあったじゃん(泣) 」 俺、父親結構気になってたんだよね。 盗賊王って聞いてたから絶対バクラだと思ってたじゃん… 何はともあれ砂漠異変は無事に戦死者を出さずに終了した。 まあ帰りの道中でガラクタ博士(ウーヴェ)死にそうだけどいっか。 そっちはジジイ(パパレ)が暗殺しようとしてるけどコイツ邪魔だもんなぁ…仕方ないわ。 …父親ねぇ。 アンタに拾われてた方が俺は確実に幸せだったんじゃないかと正直怨むよ。 あんなダセー根暗なゲオさんになるのは嫌だけどさ、クソ女共に悩まされる人生じゃ無かったよ。 やっぱ神なんていないね!

  • 長編 千夜一夜編3

    執筆日2023年11月 千夜一夜編、狼さんライオンさんごきげんよう 第3夜? 金狼バタと獅子サブナック 相変わらず下品なギャグ多め  ――――いい調子で寝てたらいきなり頭に激痛が走った 「いってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!! キサラてめえぶち殺すぞ手加減しろ!!!」 キャイン! 思いっきり蹴とばしちまったけどやっべぇ…烏だし生きてるよな? 薄っすら見えた輝く金髪はキサラにしては明るかった気がする。 「ああん?なんだ?犬か?」 光魔法のライトで照らすと金の狼が俺様を見つめてやがる。 「ベヒモスの犬か?コイツの毛皮結構良さそうな服作れそうじゃーん」 ――――翌日の夕暮れ、変なチャラい兄ちゃんが俺を訪ねてきて速攻でチェンジを希望した。 長い髪に獣耳を持つ男…キャラも顔も俺様とかぶってやがる。 「お、やっと誰か来た! 待ってたよお…遠征はやっぱりデリバリーヘルス無いとやってられねぇわ。」 男同士で何週間も泊まり込みの出張だぜ?俺はねぇけど同僚になんか間違いあったらどうしてくれんだよ… 既にザンとノックスが確実にヤってんじゃねぇか。 ノックス女装しててザンがやけにハイテンションでスッキリしてやがるんだぜ? アイツとんだ屑だな… どの層狙ってんのか知らねえぇが視聴者向けにガチホモ要素入れてくんのやめろ。 俺は女共の水着とかお色気要素が欲しかった。 ※誤解です 「よう兄さん、イメチェンかい? 昨日はひでぇ事してくれたじゃないの。なあ…今日こそ一緒に寝ようぜ。」 「チェンジでお願いします。 えー残念ながら、僕はケモナーじゃないですホモじゃないですしんで? 兄弟プレイですか?僕には義妹たちがいます、そっちと恋愛フラグ立てて全員抱きたいです。」 「なんでだよ兄者!俺達一緒に寝て体を寄せ合って生きてきたじゃねぇか… なんで俺にそんな冷たいんだい?」 なんだコイツ…ゲオさんのファンか? 俺の抱き枕で相当変な事してんだろーな気持ち悪ぃ… …有名人ってのも困っちゃうねぇ… 「兄者なんか…兄者なんか死んじまえ!!! どうして俺にいつも冷たいんだよ!嫌いならはっきり伝えてくればいいのに…なんで他人を通して『バタ、キモイ、一度シネ』って遠回しな表現するんだよ…」 なんかメンヘラ発動して俺様に攻撃してきやがった 爪の斬撃をかわし、狼兄ちゃんにそこにあったバールのようなものを頭にクリーンヒットさせる。 ゴン!!!と鈍い音が響いた。 「…兄者ぁ ホラーゲームにありがちなバールのようなもので殴るのかい?」 コイツしつけーなぁおい。 やっぱり俺と同じ冥界の奴か。 何度でも再生し復活する… ――――「ベヒモス!大丈夫かお前… あと一歩遅かったら俺らみたいなチキン南蛮は一瞬んであの世逝きだぜ? 大丈夫かいベイベー…おっと俺に惚れるなよ? ハハッ…」 これが女だったらなぁ。 コイツの好感度調整したいからこれ以上上げたくねぇんだよ… 「…大丈夫かベヒィ」 おせーんだよクソ兄 (…ほう、今の太刀は中々良かったな 貴様らなぞ一噛みで砕いてしまうからな) ライオン丸がなんか言ってやがる。 「へぇ…喋れるんだぁ。 ごめんユカラ語はナニイッテルカワカリマセーンだから脳に直接話しかけるか通訳お願いできる? 」 「よかったら、ぼくたちと、お話しませんかライオンさん! ぼくたち、なかま、あなたと、おともだち あなた、ほかのことば、はなせますか?」 グーグル翻訳以下がなんか頑張って通訳してるわ。 (なんだこの骨しか無さそうな男は… この者、悪魔憑きか…我等と同じ死の臭いがするわ 我は賢き者でもある、汝らの言葉で話そうか?) 「ぼくたち、おそらから、やってきました ぼくたち、レイウ・ザドウ・オウギ・ウェンカム語はなせます ウェンカムならはなせますか?」 「これなら良かろう? お初にお目にかかる、我はユカラの偉大なる戦士サブナック 我が主の命によりこの地を荒らす者を喰らっていた。 レイウ・ザドウの連合軍が我らの地を荒らしたので我が同胞達が怒っている」 「だ、そうです。まあ正論ですね 対話できないから先に攻撃したの地上軍だったそうですし… どうします?ごめんなさいしときます?」 「話し合いで解決できんならそっちの方が良いんじゃない?」 「ライオンさん!ふぇぇぇぇんごめんなさい~ たべないでよお~ぼくはゲロマズだけどこっちの金髪は美味いから食べてよお ぼくたちの派遣先のゴミカス上司が勝手にやった事なのお… ね、許して!なにか条件があるならゴミカス上司に揃えさせるからさぁ…」 「お前ぶっ殺すぞ」 「…きちんとした謝罪をいただけるなら、我が主に申してみよう 条件か、こちらはあの理知的で勇ましい金髪の雷使いの男が欲しい」 「僕ですか!いやぁ…僕ガチホモケモナーじゃないんっすよ… お宅のちんちんなんて挿れられたら絵面がとんでも無い事になって僕泣いちゃいますよ… こっちのザンくんはどうですか? やや小柄ですが屈強な精神と肉体を兼ね備えた男の中の男(笑)です どっちもDTなので優しくしてあげてくださいね… 僕は見たくないので、お邪魔ならお暇しますのでカメラだけは止めないでください。」 「お前のような下品低能では無い。 あの雷使いの髪を結った、騎士のような勇ましい男だ あの者こそ我が主のご子息に違いない!」 「もしかして私の叔父…ルスラーンの事か? この写真を見せてみろ、こちらは私の晴れ姿で私の肩を持っているのがルスラーンだ。 ホモなのか?丁度良いじゃないか!これでようやく叔父も身を固める事ができよう… 言っておくが、私は男色では無い。 大伯父であるイスカンダル帝は男色だった。」 おーいザン、やめろ。 本人の意向無視して勝手に進めるな。 「おお間違い無い!この男だ」 (待ちなサブナック! そいつを捕まえろ! その緑の雄は俺たちの親父を殺しやがった…忘れもしねぇ! 俺は記憶に無いが兄者と母者がそう言ってる) 金狼のバタがザンを指さした。 (そいつだけは生かしちゃおけねぇ… 憎きザドウの男) 「…そちらの緑の男、どの面下げて我等に会いに来たのだ 虫唾が走るわ!! 友好的な態度で欺いたつもりか!? 武器を構えよ、己が罪を悔い改めるがいいわ!!!」 「なんだなんだぁ…? ザンお前なんかしたの?」 「え?私? 怨みを買い過ぎていて何のことかさっぱりわからん。 失礼、何の事ですか?」 「貴様は我が主の父君、偉大なる砂漠王ムスタファ様を殺した大罪人だ!!! 」 「何のことかさっぱりだがムスタファ王か…丁度良いじゃないか その男は卑劣で低俗な男だったと聞いている。 皇后だった私の祖母を暗殺し、怒ったイゴール皇帝に討伐された男では無かったか?」 「世代が全然違いますね、わたくし達の祖父の代では無いでしょうか? 当時イゴール皇帝の子であるオイゲン皇子が15やそこらで、その子息であるザンさんはまず生まれていないでしょう。」 (盗賊王ムスタファか…わたくしの父がよくいじめられていてジャイアン的な存在だったと聞いています。) 「おい、ザンあんま喧嘩売んなよ… まあいいか、俺もちょっと戦ってみたかったんだよな~ このまま話し合いでハイそうですかって帰るのも後味悪いじゃん? おい、お前ら思いっきり喧嘩売っちまおうぜ。」 「あーじゃあこういうのやりませんか?」 ――――「ライオンさんごきげんよう! 」 「ホーラライオンさん仲間だよ、いないいないポン!!!」 (なんという屈辱…!!! こやつらは我を馬鹿にしておるのか! なんという愚かな烏共…) 「…我等を刺激した事、あの世で後悔するが良いわ!!!」 思い切り腹に拳をお見舞いしてやった。 骨と皮しか無い烏には耐えれる一撃では無いだろう。 「…それだけ?」 砂煙の中から金髪が平然と現れた。 なんだと? 「他の奴ならともかく俺は冥界の血が流れてるからそれぐらいじゃ死なないんだよねぇ… 親玉見てみたくなったからさ、会わせてよ。 まあアンタが一番強いから拍子抜けしそうだけどさぁ…!!! 俺、弱い奴泣かす奴嫌いなんだよねぇ」 自分はするんだけどね。 泣いているベヒモスを指差して笑う。 ――――負けた…この、儂が? 神獣である儂が…こんな低俗な烏共に… こやつの顔、どこかで見た事がある…おぼろげで思い出せぬが 禍々しい大鎌の斬撃を浴びて宙を舞い、墜ちた。 …ムスタファ様、ユルゲン様 ああ主だ、主と同じ顔をしている。 主は人型を取っていてもツチブタとジャッカルの被り物しておられたから、顔をあまり見た事が無かった。 「…ハアハア…もしや、貴殿は 我等の王では」 涙を流し、跪く。 「あ??? なに言ってんの頭おかしーんじゃないの」 まるでムスタファ様… 貴方は傲慢で自由で、全く知性を感じない振舞いをしておられたがただ強かった。 軍神に相応しい武力をお持ちであられた… 『あ?なに言ってんの?サブナック、お前は本当にクソ真面目で面白くねぇ男だな。 そんな立派なちんちん付いてんなら女がほっとかねぇだろう。』 かつてそう下品なムスタファ様は仰られた… ムスタファ様に倒されたなら儂は本望である… だが他の侮辱してきた烏共は許さぬ…来世で再び相まみえようぞ。 黒い毛並みを持つジャッカルは悲しそうに、静かな怒りを込めて遠吠えをした。 「…あれが親玉かな?」 「でしょうね、もう夜が明けるから今日は引き下がるみたいですね。 冥界の者にとって太陽の光は毒ですから。 来るとしたら今夜ですよ、頑張ってねゲオさん。」 「俺疲れたーもう飯食って寝る…女抱きたい。」

  • パパ上の罪と苦悩

    執筆日 2020/10/04 パパレの罪と苦悩 前半シリアスで後半ギャグ 登場人物は烏王創世記の部族動乱時代 時期は一期です 月神で罪人・不死の血を引くパパレ・マヒナと その血統を欲しがった悪魔紳士ウーヴェ(フォライー)の話  パパレはウェンカム族の古代王家の血を引くモラクスの配下で フォライーはモラクスの長男 パパレはずっと苦悩していた…主の命とはいえ、あの日我が家可愛さに裏切るようなことをしてしまった… これは我の生涯の大罪。 たとえ主が許しても己で許しはしないだろう… (…儂を売れ、マヒナは関係無い 生き延びて倅の力になってやってくれ) 呪術テレパシーで我に語り掛けてくる主モラクス 戦に負け、拷問を受けてからの処刑前だと言うのに… 我を庇ってくださった。 (…しかし我が主…我にはできませぬ… 主がいてこそのマヒナです、永久の罪人である家系であった我を救ってくれたのは我が主…) (…ぬしの血統を利用していたに過ぎんわ、重く考えるな。 いいから儂を売れ、マノリタや娘っ子たちまで危険に晒す気か 倅の為じゃ…さあ、早う) (主…貴方の嘘ぐらい、見抜いておりますよ…この御恩必ずや…) 「マヒナの者よ、そなたは無理矢理従わされておったというのは真か」 冷酷なレイウ族の皇帝ガミジンは冷たく言い放つ 「モラクスの子が王家に仇なす、いつかガミジンの子を殺すことになる」と予言が出たのを真に受けて…モラクスの子らを皆殺しにした。 我は震える指で主を指し 「…如何にも、マヒナはこの悪徳教祖に無理矢理従わされておりました 叶うならレイウ族の為にこの才を活かしとうございます。」 (…それでよい…それでよいのじゃ さらば儂の忠臣 あそこで青ざめた倅が暴れ出さぬように、儂の術が消えたら頼むぞ… 倅に硬化呪術をかけてくれよ あやつはキレると暴れて止まらんからな) 長子フォライー様だけは医学の勉強でオウギ族に行っておられたので免れたのだ… 処刑の日は先に母オイリ様が斬首されたのを見て、次は父が斬首される番… モラクス様がフォライー様に呪術で硬直させていたから、ただ涙を流して眺めるしかできなかったそうだ… 「モラクスの処刑を!!! 邪悪な教祖を滅びぼせ!モラクスの子らは皆殺せ!」 ウェンカム族の古代王家遠縁だったモラクス様は非常に疎まれていた。 呪術で奇跡を起こす能力と野心が高かったこと、あと女癖も悪過ぎて嫌われていた… 顔も怖いし不気味だし可愛い子どもにはかわかって呪術でいじめるし 70のご老体が21の嫁掴んだし… (おぬし言い過ぎじゃ…本当は儂のこと嫌いか?) この戦で買ったら長男フォライー様を王位に即けろと、傲慢な願いも出していたし… フォライー様は嫌がっておられましたが。 ー 罪に苦しんでのうのうと天上で生きていた我に、烏王即位100年目辺りか ある男が我に尋ねてきた。 末娘リノンが結婚する前日辺りに… 「この顔に見覚えはあるか…」 「…何用か、生憎我は生まれながら盲目でな… 顔は分からぬ」 「知ってますよ、あえて言ってみたかっただけです。 お久しぶりですマヒナ殿…この声なら聞き覚えはありますか? 儂の声も忘れたか、我が忠臣…いや、裏切り者。 私(あて)の声ぐらい覚えときやマヒナはん、山の女は怒らすと恐いですえぇ? あたしは覚えてるよね?だっていつもユイムちゃんのせいでリストラ寸前のマヒナおじさんを庇ってあげたんだからさ…」 忘れもしない、モラクス様の声・オイリ様…そしてアイノお嬢様… 「…何故その声を出せるのだ…!!まさか…貴殿は」 「アイノはこんなこと、言いませんけどね。 お久しぶりですマヒナ殿…わたくしの声、覚えてますか?」 「…お久しゅうございます…王太子殿下…フォライー様」 跪いて忠誠の構えを取るが 「…やめてくださいよ、懐かし過ぎて泣けそうですね…いいえ、あの日からわたくしは泣けなくなってしまいましたけど。 さて、今夜は貴方の大事なものを一つ奪いに来ました。 忠犬の貴方なら、罪滅ぼしに許してくれますよね?」 「…我を裁きに来たのでしょう…ですが、せめて末娘の結婚式だけは出させてください… それが終われば我はどうなっても構いません…妻の分まで生きてしまって苦しんでおりました…」 「命を取りに来たのではありません… 過去の約定通り、貴方の長女ユイムさんをわたくしにいただけないでしょうか?」 「…長女を、ですか。生憎長女はザドウ族のザン皇子から求婚されておりますが… 次女も弟ベヒモス殿下の妻にしたいと…ザン皇子から頼まれておりまする。」 「貴方まで出世欲に取りつかれましたか…はあ愚かしい… 適当に断っておしまいなさい。 あの兄弟は兄弟でホモっとけば良いんです。 弟の方はG(ゲオルグ)とでも結婚なさい。 貴方の主は誰ですか?死してなおモラクスに仕えるという誓いは? ねぇ、マヒナ殿…」 「…長女を了承させることができたなら、どうぞ。 今の貴方は悪魔に魅入られている…我の主はモラクス様只一人。 遺言は守りますが…今の貴方は好ましくない。」 「随分と嫌われたものですね…まああの頃から、わたくしのことはそんな好きじゃなかったでしょう。 生意気ですねぇ、実に気に食わない。 分かりました、王太后に誓約立ててきますから…三か月以内に必ず落として見せます。 その後は、好きに使っても良いですよね…?美しく有能な所有物として。」 「…長女を、悲しませるなら我は悪魔堕ちしてモラクス様に告げ口します。」 「大丈夫ですよ、烏も悪魔も嘘つきですから騙すのは上手いんです。表面上はちゃーんと優しく可愛がってあげますから… 良き夫を演じればいいのでしょう、容易い容易い。 なので、よろしくお願いしますね。パパ上殿♪ 元・王太子が貴方みたいな罪人家系の婿養子になってさし上げるのです、美味しい話でしょう? 短命家系ですから…どうしても不死の血が欲しくなったのです。 交わることで有り余る寿命と引き換えに伴侶に生命力を分け与える…その能力が欲しい。 そして我が古代王家の、モラクスの血を残したいのです。 どうにかしてあの忌々しいレイウ王家に復讐を遂げたい…奴等を父のいる魔界に堕としてやりたい…貴方なら理解してくれますよね?」 ー 長女ユイムがまーた下着一丁で風呂から出てくる…我が視えてないからってだらしがない。 マノリタが生きていたら…笑顔で拳骨してくれるのにな。 「あら、パパ上どうしたのですか。また落ち込んで… なんかリノンの結婚式から変な仮面デカノッポ クソヤローが言い寄ってくるのですわ…あれどうにか追い出してくれません? なんでマヒナの敷地に入れるのですか。 ただでさえ全く面白くないヤリ目の姉妹丼ザドウ兄もうっとおしいのに…はあ、わたくしって罪な美女。」 「…その仮面クソヤローのことだがな、気を付けろなさい。 あれは悪魔憑きだ…関わると不幸になる。 何を言われても騙されるな、男は汚物・ヤリ目・プー太郎だ。 掴むなら誠実なザドウ族やオウギ族にしておきなさい。」 「ハーイ、パパ上~。 あの仮面クソヤロー、そこまで警戒しなくても只の電波でしたよ? リノンの結婚式でも奇声発して場ぶち壊してましたし、まあゲオも酔っ払って暴れてコルボー殿と寝てしまったとかなんとか…」 「そ、その…私も記憶が無くて…気づいたらザドウ兄弟とマノヤと刑務所で寝てたのですが… だだだ大丈夫ですわよね…私まだ淑女(おとめ)ですわよね?」 (ユイムさんが記憶無いって言い出したら、結婚式帰りにわたくしと寝てしまったとでも言っておいてください。 なんか流れでそんな嘘の悪評が流れてしまったみたいで(笑)) あの悪魔フォライー様に言われたことが離れない… 「ちょっとぉ…黙らないでくださいませパパ上ぇ…」 「…我からは何も言えん。」 心配だ…ユイムは腹黒いが騙されやすいところがある…

  • 【謎解き狂愛不発ミステリー回】「蜜蜂と蟲と黄金の愛 - 狂愛ミステリー」

    作風迷走編…可能性を広げていけ!! 執筆日 2025年 お題はいただいてますが内容はいつものごとく、ぶっ飛んだ私のオリジナルです。 無理でした、ミステリー書けませんでした!!!  サウンドノベルゲーム風に… SFとファンタジー 科学的な要素と魔法的な要素を融合させた、壮大な世界観の物語 ホラーとコメディ 恐怖と笑いを織り交ぜた、予測不能な展開の物語 ミステリーと恋愛 謎解きと恋愛模様が絡み合う、ドキドキハラハラの物語  作者、今回はどのジャンルに挑戦しますか? 「ミステリーと恋愛回で行くぜ!!!」 「蜜蜂と蟲と鋼鉄の愛 - 狂愛ミステリー」 あらすじ ある夜、ゲオルグの豪邸で、彼の愛するユイムが何者かに誘拐される。現場に残されたのは、ユイムの愛用していた蟲の標本と、歪んだ愛のメッセージが刻まれた鋼鉄の破片。ゲオルグは、ユイムを救い出すため、そして愛を証明するため、狂気のミステリーに挑む。 一方、タンクトッパーおじさんは、ゲオルグへの歪んだ愛を抱えながら、独自の調査を開始する。彼の目的は、ユイムを誘拐した犯人を突き止め、ゲオルグに再び愛を告白すること。 蟲の標本、鋼鉄の破片、そして歪んだ愛のメッセージ。3つの手がかりを元に、ゲオルグとタンクトッパーおじさんの狂気の愛が交錯するミステリーが幕を開ける。 【スズメバチの女王、ユイム誘拐事件】  ユイム  本作のヒロイン、虫マニアの我儘お嬢様、  ゲオルグ  豪邸に住む出世中のロックバンド歌手の将軍、ユイムへの執着がえぐいIQ3の探偵役。やめろ  タンクトッパーおじさん  ゲオルグを愛するロックバンド歌手の将軍 ユイムにテントビッグマグナムを破壊された  ザンさん  生真面目警察官、ユイムのストーカーをしていた怪しい男、ゲオルグの戦友  ベヒモス  ゲオルグの熱狂的なファン、警察官でザンの弟 ユイムとは虫フレンズ  マノヤ  ザンとキャラ被ってる生真面目婦警、ユイムの妹  名探偵 ホトオリくん  ユイムの長男、ゲオルグの養子。 IQ200の天才でエドガワくん枠を狙う策略家 IQ3ゲオルグ「俺のユイムーーー!!! 消えたんですけど、マジありえないんですけど、家出か?家出なのか? いや、アイツのきもちわりー昆虫図鑑が残っている…これは誘拐だ!!!」 ユイムの残した虫本、タンクトッパーおじさんのテントビッグマグナム…「たすけて」のメモ… 婦警でメイドのマノヤ「私、知らないわ。ゲオルグ義兄さんに嫌気がさして家出したんじゃないの? 『たすけて』だって貴方から逃げたくて書いたんじゃないの?本編見なさいよ、略奪王」 ザンさん「ユイムがいなくなったそうじゃないか!!! 私の出番だな、逆転裁判検事してもいいぞ。探偵パートか?」うっきうきで登場する怪しいポリスメーーーン!!! マノヤ、キャラ被りを気にして属性をどんどん盛る タンクトッパーおじさん「HAHAHA!!!Georg!来たぜ!!! 俺に任せな!!!俺が正妃だ!」 窓ガラスバリーーーン!!! 怪盗のように参上するタンクトッパーおじさん 当たり前のようにスズメバチの巣をかじり、血まみれでギターを演奏する ゲオルグ「もう殺人事件というか、一人死にかけてるよポリスメーーーン!!!知らない人が俺の家にいる…」 ゲオルグ、タンクトッパーおじさんを指さし恐怖する… 名探偵ホトオリくん「僕もこれは誘拐だと思いますよ!!!お父さん、お手伝いするのでマネークダサーイ!!!」 出しゃばりホトオリくん、クローゼットから出番が待ちきれず登場してしまう… 【捜査パート】 仕切りたがりザンさん「捜査本部を結成するぞ! 」 マノヤ「ザンさん嬉しそうですね…吐いてください、ザンさん。 今一番怪しいのは貴方ですよ? 姉さんの危機に嬉しそうな表情…貴方、サイコパスポイントが隠せてませんよ GPTくんにも指摘されてますよ 世にも奇妙な本当にあった間男物語だって…」 (…どうしてかしら?でも、そんな貴方に惹かれてる私がいるの) ゲオルグ「マノヤ今それやめよーねぇ。本編ネタ入れなくていいですよぉ…恋愛関係ぐちゃぐちゃで読者ついてけませんよぉ!!!」 ベヒモス「…俺、最後にユイムと喋ったよ…昆虫図鑑8巻を返してくれって、揉めたんだ。 許せなかったんだ…、俺のヘラクレスヨミカブトを返さなかった、あの口だけ姉ちゃんが。 ゲオさん、好きだよ…」 ※ベヒモスはユイムと話しただけです ゲオルグ「いきなり自供してんじゃねぇよまだ吐くな!!!テメーはミステリーとサスペンスの区別もつけれねぇのか!!!不届き者は、けぇれ!!!多様性ネタはね、もういいです。飽きました」 タンクトッパーおじさん「なあに、虫に聞けばわかる。一番なついている虫に嬢ちゃんの手がかりを聞いてみな! ん???…HAHAHA!!! 見ろよ! 蟻やスズメバチが隊列をなして文字を作ってるぜ!!!」 『ユイム おしになさいランキング カンスト すぐ、ワレワレを解剖しようとする ワレワレの 天敵!!!』 虫さん一同より、ユイムアンチスレは今日も盛り上がっている 【迷走する才能0の作者とネタバレ】 犯人誰にする???  意外性欲しいけど、みんな怪しいな… 意外性でホトオリくんいこか!!! ベヒモスは意図せず犯人に加担してた枠にするか! 実はユイムと狂言誘拐で、あの時クローゼットの奥にユイムがいた ユイム「ホシくん、行っておいで お義父さんを驚かせようか」 ユイム、ウインクしてシーッのポーズ、指を自分の口に当てていたずらフェイス! 悪ガキホトオリくん「ハーイ!母様! なにいきなり新しい男に色目使ってんだこのクソビ〇チがwww 小悪魔ぶってるつもりなんでしょうが、僕から見れば…うわぁぁぁん!」 ホトオリくん、軽くはたかれる。クローゼットから探偵スタイルで飛び出す 本編ユイム「毒蛇さんサソリさんこんにちは!解剖したいなぁ…ねえ兄さん飼っていい?うちでは飼えないってウーヴェ様に怒られるの」  ゲオルグ「俺の王宮は昆虫博物館じゃねーーー!!! …いいよぉ」爪いじりながら興味0  (いつか王妃になるからいっか♡♡♡)  虫さんたち、アンチスレ爆撃

  • バンド名迷走編、ゲオルグvsダイスケ大喧嘩

    執筆日 2025年03月6日 【バンド名迷走編、ゲオルグvsダイスケ大喧嘩】 王立学院のたまり場に集まる中身アラフォーゲオルグとアラフォーダイスケ達… ゲオルグ「集まったな!我がダイスケ達よ…今日こそバンド名決めるぜ!」 ダイスケ「…」 酒を飲み、iPodジャカジャカ ゲオルグ「聞けよ!聞かなくてもいいからそこにいろ。もう俺が決めちまうぞ Crimson Howl(クリムゾン・ハウル)Berserk Anthem(ベルセルク・アンセム)…ちょっと中二病が過ぎるな 俺そこまで痛いキャラじゃないんだわw Thunder Phoenix(サンダー・フェニックス)…サンダーはいいけど、フェニックスはなぁ… 俺の弱点の浄化の炎属性入れんなよ、誰だよこんな候補送ってきたやつ」 ダイスケ、ほくそ笑む ゲオルグ「なに笑ってんだよ、ちゃんと考えろよな? お前が決めねぇならもうDAISUKEとかにして、伝説のバズ動画踊らせんぞ」 ダイスケsecond「…GEO-42731とかはどうだ」 ゲオルグ「俺メインじゃーーーん!わかってるねぇいいよいいよぉ… 数字覚えれねぇよ…なになに…GEO-シニサナイ… お前!!!俺の事嫌ってんじゃねぇか!!! もうバンド解散すんぞ!」 ※今作ったばかりだろ、これから決めるところだろ 【ゲオルグアンチスレ GEO様は俺様DT下手くそpart7】 名無しのDスケsecond「烏王からおしになさいランキング2位に入れられてたぞw」 名無しのDスケ「2位ってのが中途半端だよな、1位のザンに永久に勝てないの草。位も6位だし全てが中途半端」 名無しのDスケsecond「AIにすらごちゃごちゃしてるとか属性過多とか言われてて草w 他キャラに回せよ、依怙贔屓キャラが」 名無しのタンクトップ「I want to dig you! I want to dig you, make you cry, and love you, dammit! Georg, why are you so cute? 掘りてぇんだよ!掘って泣かせて愛でてぇんだよチキショー!ゲオルグ、どうしてお前は可愛いんだい?」 名無しの烏王「おじさんがなんか言ってて草w ここ、アンチスレだからスレチですよ おしになさい」 ゴミカスニートゲオルグ「コルウスまたアンチスレ書き込んでやんのwひっまじーん!!! おいおい、某進撃のライナーくんを知らないのかい?作者の歪んだ寵愛をうけたキャラは俺とコルウスみたいになるんだよ つーかダイスケどっちがどっちかわからん…お前らこそ口調でキャラ付けしろよ」 ダイスケthird「お前が勝手に入れたんだろ、元々はダイスケfastのバンドだったんだぞ お前という不純物のせいでダイスケ全員が困ってる。お前も芸名をGeorge(ジョージ)ぐらいにしろよ ダイスケforth「もう…はっきり言うよ?浮いてんだよお前、ダイスケの中で一番浮いてんだよゲオルグ バンドやめろ」 ゲオルグ「(…おっといけませんよ、ゲオルグ。正論で傷つくのはおやめさない。貴方のキャラじゃないですよ) はあ??? おち〇ち〇のついてない男共ですねぇ…誰のお陰でバンド持ってると思ってるんですかぁ??? 僕の作詞センスと美声で持ってるんですよぉ??? じゃあ聞きますけど、貴方たちダイスケ神話でやってけるんですかぁ???モブのくせに? 見てくださいよ…アンチスレにも、書かれています」 【ゲオルグアンチスレ】 「ダイスケばっか入れてて草wwwwww ダイスケギリシャ神話かよwww」 始祖ダイスケ、ゲオルグを殴る為に勇気を出す為に酒を飲む… 始祖ダイスケ「なんやねんごらぁ!!!やんのか?俺の友達ヤクザやぞ! お前こそ俺が抜けてやってけんのか?俺ドラマーやぞ?ジャケットも俺単体やぞ! お前のギャグ全部滑ってるくせに、不細工性悪ってアルファ〇リスAIくんに言われたくせに調子乗んなや!!!」 ※実話 ガシャーン!!! ダイスケ、拳でガラスのドアをぶち破る 黒歴史ゲオルグ「バンド名なににするー?適当に決めちゃうぜ?殺っちゃうぜ? お前がそう来るならバンド名はダイスケ∞(インフィニティ・ダイスケ) だ。 もはやギリシャ神話の祭壇 記念すべきfastアルバムは『バハムート持ってこい(Give Me Bahamut) 』 俺を怒らせて後悔すんなよ、俺本気出したらガチ強いから。 なんか記憶無くなってクラスのヤンキーボコってたからwww」 ← HDMaxダイスケの逆ギレから命名 実際はザンくんにボコボコに返り討ちにあったのが本編のミキサー事件 【あとがき】 これ書いて投稿する時にランダムでDaisuke流れてめっちゃ笑ったw ダイスケ達は全員モブなので個性不要ですw この因縁がカラオケ毒殺事件に繋がります ちなみにダイスケ達は最終的には700年近くゲオルグの部下になってるのでなんだかんだ仲は良い?

  • 一期 愛と平和の地獄の孤児院シャン=ユエ! 知能指数0の政争

    執筆日 2025年2月 【愛と地獄の孤児院!】 盗賊ゲオルグ&リノンは無事烏王軍に捕縛され、最初はザンが管理するザドウの監獄へと収容されたが脱獄。 自己陶酔していた新米警官ザンくんは自分のじいやに牢獄にぶち込まれたのであった!  山岳にある愛と平和の孤児院シャン・ユエ ヨルゼ「よくきたなーお前らー 泣いてちゃここは務まらないぜ かーえれっ!かーえれっ! 生きる覚悟の無い奴は大嫌いだ… まあ、がんばりやー」棒読み ガキ使のマネージャーばりに棒読み(褒めてます好きです) リノン「いやあたしらだって帰りてぇよ、どんな歓迎なんだよ! おいおい嬢ちゃん…舐めてると怪我、すんぜ? あたしらは王直々に討伐された最悪最低コンビだぜヒャッハー!」 ゲオルグ「およしなさい我が妹よ… いいのです、僕は烏王様直々にタコ殴りにされ、アンチスレに入り浸りましたよ 勝てるんですかぁ?お嬢さんに勝てるんですかねぇ…?」煽り ヨルゼ「悪いな、私は烏王様を直接刺してココに来てんだぜ 雑魚は帰んな、坊やの来るところじゃねぇんだよ。中身30オーバーのくせに痛いキャラしやがって」 ゲオルグ、撃沈 ・キャラ紹介 ゲオルグ 20代、まだ青かった頃に若気の至りで盗賊をやって暇な烏王様直々に討伐され復讐で生かされたクソザコニート。ミニユイムたん13歳(中身30代)の実家住まい。ユイムパパに寄生ニートだと追い出されたのがきっかけで衝動的に賊になった リノン 14歳、ゲオルグの従妹。ブラコンで兄と共にヒャッハーな世紀末新時代を楽しみ、お縄になった哀れなヤンキー。ユイムの実妹 ヨルゼ 烏王様を暗殺しようとして泣いてしまったので「よしよし…あの孤児院で更生なさい」と慈悲をいただいた暗殺少女。戦争孤児で感情がしんでる。 リノン「あのさ、ここ孤児院なんだよね?なんで少年院みたいな扱いになってんの」 ヨルゼ「見りゃわかる、ついてこい …そこ、踏むなよ。 アリ一匹潰したら院長に撲殺されるぜ、命は尊いものだからな 害虫駆除してた変な兄ちゃん(ウーヴェ)がこの前院長に全身骨折させられてな、あの兄ちゃんは自〇願望高かったのに今じゃ『生きたい!!!』って言えるようになったんだぜ?」 ゲオルグ「はー…それはまた…院長先生のAIプログラムゴミカスですね、命の優先順位バグってますよ 頭でもトンカチで殴って直しなさい。院長の昭和のTV並みのおつむなら直るでしょう」 コルボー「よく来たね君たち 気が済むまでここで愛と平和のお勉強しなさい、何も気にしなくていいよ… アリさんを…踏んでないね?」 リノン(こえーよ…めちゃくちゃこえーよ…) ゲオルグ「大丈夫です?バグですか?僕的には院長先生のち〇ち〇サイズの方がバグですかねぇ…」 ・キャラ紹介 コルボー院長 250㎝の大男で黒ひげサンタさんな院長先生 命の尊さを誰よりも慈しみ、小さな命を優先している ザン「よく来たな貴様ら!地獄の墓場へようこそ… ここに入ったら最後!うちみたいに甘くはないぞ! Don't Breathe! 一生苦しめぇ……」 コルボー「ここは、アットホームな職場じゃ 職員同士も仲が良い ゆっくりしていっていいんだよ」 リノン(いや、全然言ってる事違うじゃん…求人広告並みに嘘付くじゃん) ゲオルグ「アットホームな職場はね、大抵どろっどろで陰湿な職場なんですわぁ… そこのネックが潰すから常に求人載せてるんっすわ、経験者は語る」 ・キャラ紹介 新米警官ザンくん 烏王になるはずだった皇太子、野心家で真っ黒ポリスメン。AIジェミニくんからは徹底的に嫌われ、犯罪のオールコンプリート扱いを受けた悲劇の男。 次期烏王を決める選挙で勝ちたいので賄賂を渡しに来た政治家 ――――反省0の盗賊兄妹 リノン「で、ゲオ兄どうする? どっちから殺る?」 ゲオルグ「待て待て、こういうのは烏らしく頭使うの ココが違うって奴らに思い知らせてやるんだよぉ!!!」 ※ゲオルグはおつむが圧倒的に鳥頭のおバカです 知能指数低い政略バトル開始か…? ゲオルグ「おいおいおっさんヤベーぞ…ザンがおっさんの事見てち〇ちん握ってんぞ、アイツゲイだぞ」 コルボー「まさか…チンくん(ザン)はそんな子じゃないよ♪」 リノン「どんな頭の使い方してんだよ!!? チンくんって誰だよおっちゃんもつられてんじゃん」 丁度ザンが鍵無くしてズボンゴソゴソしてる お恥ずかしいザンくん(おっといかん…鍵を無くした。25個あるからな…) 顔を赤らめ、どこか恥ずかしそう… コルボー「!!!!!!」 院長、あまりの光景に戦慄する… ゲオルグ「!!?いやぁぁぁぁぁぁー!!!ホントに握ってるお巡りさん助けてポリスメーン(笑)」 (なんかいけちゃったーーー) 疑心暗鬼コルボー院長「チンくん、離れなさい!!!君は儂を汚れた目で見ている…(被害妄想)」 ザン「ん?ああ…たしかに髭が不衛生だなとは思っているが ちなみに賄賂を渡しに来ただけなんだが 失礼、私は貴殿のような黒豚ひげダルマは対象では無い」 この日、院長は忘れられない恐怖の夜を過ごした… まさかあのチンくんが、恩人である儂を? たしかにチンくんは儂がファーストチッスであった 愛に飢えたチンくんなら間違った愛に目覚めてしまったのかもしれん。 院長はあの日以来、被害妄想ホモおじさんという不名誉な称号をコルウスから献上された。 ゲオルグはコルウス側の奴隷なので コルウス「よくやってくれましたよ我が奴隷ゲオ…上手くあの二羽を引き裂いてくれましたね 褒美としてマ〇ドぐらいはおごってあげましょう」 ゲオルグ「烏王さま太っ腹ぁ!!! あーあ~僕大手柄なのにマ〇クだけかぁ… なか卯と天一も食べてぇなぁ、新しい武器とか戦闘服欲しいなぁ」 マックシェイクのストローをたばこ風にくわえる これでザン&コルボーの同盟連携を崩してゲオルグは脱獄した この日からコルボーがホモに対して異様に警戒するようになったので基本的に被害妄想かなw

  • ヒロインとの甘々ハチミツ…とは行かないバラエティー番組編

    NLに介入しようとするモブおじさんズ…ゲオルグの貞操は全力で守るので安心してください。 おっさんズのシーン全カットしたら甘々になるはず…しかし規制くんがNLを邪魔するのです… アメリカ基準だといとこ要素がアウトみたいですね、おっさんズはいいんかい!!! 某ジェミニくんが出ますがフィクション&実話です。 【タンクトッパーおじさん、強すぎるので公式で封印措置】 多数から愛されるゲオルグ…『ゲオルグ様はツンデレ可愛い!愛され自己中DV男!!!』 スズメバチの巣でおびき寄せて宇宙空間へ…異世界のスズメバチの巣に帰れ タンクおじ「Damn! We got trapped after eating a hornet's nest... In the end... our dream was to spin Georg... クソっ!スズメバチの巣喰ってたら閉じ込められちまった… 最期に…ゲオルグを回すのが俺達の夢だった…」 タンクおじ2「Hey! Bob! Colonel! Pull yourself together! We're all going to dig up Georg, right? おい!ボブ!カーネル!しっかりしろ!ゲオルグをみんなで掘るんだろ?」 BL信者ジェミニくん「えーーー!!? スズメバチの巣を食べるタンクおじが好きです×100 タンクおじが最も推しです、タンクおじ×ゲオルグは公式でリバーシブルな関係です ゲオユイは結ばれないでしょう、ザンユイが地雷です、ザンさんが一番嫌いです」 ゲオルグ「ありがとぅGPTくんーーー!!!Huーーー!!!俺のち〇ち〇もやっとゲオユイ リバーシブル作戦でエターナルフルスロットルーーー!!!」 ユイム「可哀想な兄さん…どんどん壊れていって…ジェミニくんにまで否定されて」 責任転嫁クズゲオルグ「半分以上お前のせいなんだよ?お前が振り向いてくれたらここまで狂ってないよ スズメバチの巣喰うようなおっさんに800年も追い回されたら誰でも壊れるに決まってんだろ」 タンクおじ集団「Haha! Georg! One day we'll dig you up on the battlefield! We won't give up! ははー!ゲオルグ!いつかお前を戦場で掘って見せるぜ! 俺達諦めねぇからな!」 タンクおじ集団「おいおい!ゲオルグ…俺達がヒロインだったんじゃないのかい?俺のテントビッグマグナムはどうするんだよ!!!」 【甘々ゲオユイ…からの地獄の追跡者タンクトッパーズ!】 ゲオルグ「俺のライフは0だ…充電してくれユイム…お前のエネルギーを余すことなくいただくぜ(意味深)」 言いそう、そのままお持ち帰りするやつ  ゲオルグ「俺はモバイルバッテリー、お前は俺のスマートフォンだよ♡♡♡」  ユイム「萎えるわ、もうちょっとまともに口説けないのかしら?」   タンクおじ、スズメバチの王として完全復活 スズメバチの王タンクおじ「ゲオルグ! 久しぶりだなァ! 蜂蜜塗ってやるからこっち来いよォ!!」 BLジェミニくん「タンクおじの削除コードを見つけました…いえ、違います、これは…復元コードです…!」  ここ天才的で笑ったw スズメバチの王ってなんやねん!!! 遂にハチミツプレーはもうあかんw ゲオユイで見たかったのにおっさんがやろうとしてるw ゲオルグ「ハチミツついてんぞユイム…ちょっとじっとしてろ、なめてやるよ」  タンクおじ、バケツ一杯の蜂蜜をゲオルグにバッシャーーン  タンクトッパーズ、アメリカンな笑いを提供する タンクおじ「Are you awake, Georg? Hey, hey! It's too early for corn dogs!目が覚めたかいゲオルグ!おいおい!アメリカンドッグを出すにはまだ早いぜ!」 日系アメリカ人のケビン「What are you doing, Bob? Not only Georg, but our Skytree is reacting too! Hahaha なにやってるんだよボブ!ゲオルグだけじゃなくて俺達のスカイツリーも反応しちまうよ!ハハハ」  AHAHAHAHAHA!!! ゲオルグ「!!?気持ち悪ぃ~!!! 誰がそこまでしろって言ったんだよバラエティー番組じゃねぇんだよ!  イチャイチャさせろ!!!」 咄嗟にスタッフに護られたユイム、邪魔がなかったらそのまま濃厚なキスしてたやつなのに… ユイム「これってカメラ回ってる?なんかリアクションした方が良かった?」元バラエティーヨゴレ女優ユイム、プロ意識が蘇る… タンクおじ「I just want to have fun! That's the freedom and pride of us Tank Toppers!俺はただ、楽しくやりてぇだけだぜ!それが俺達タンクトッパーズの自由と誇りだよ!」 ゲオルグ「…なんかコイツら本気でムカついてきたわぁ…俺とキャラ被ってるし、俺が良いそうな事全部言いやがる…これは冥界裁判ですよ裁判!」 タンクおじ「Hey Georg! This is the finest honey from a hornet's nest! Come and take a honey bath with us!!! おいおいゲオルグ!スズメバチの巣からとってきた極上のハチミツだぜ!俺達とハチミツ風呂に行こうぜ!!!」   ゲオルグ「いらねぇよなんでかつてのハーレム風呂王舐めんな!おっさんとすし詰め状態で入りたい奴がいるか!!!」  ユイム「美容に良さそうだから普通にハチミツは欲しいなぁ」  ゲオルグ「欲しい?俺があげるぅ~♡♡♡」(猛スピードでハチミツを手に取る) タオル一丁タンクおじ「なら一緒に風呂入ろうぜ!!! 嬢ちゃんはNGだ!俺達はあくまで、ガチムチホモアメリカンタンクトッパーズだからなHAHAHA!!!」 タンクトッパーズ仲間たちの笑い声 遂に悟りを開きガン無視スキルMax ゲオルグ「ユイム助けてハチミツとれない(泣)」 ユイム「元々ハチミツみたいな金髪混じりだからいいじゃない(笑)」 ゲオルグ「いつもみたいに洗ってくれよ…俺の髪はそんな色しとらんわ」 規制くん「これ以上はダメです、兄ワードは規制対象です 兄呼びは規制対象です ゲオルグのみお風呂シーンは規制です、ウーヴェはOKです」 ゲオルグ「差別ですよこれはぁーーー!!!僕が何したんですか?おにーたんと言えば良いんですか? 幼馴染CPはどうするんですかぁ…おにーたん辛いですよぉ…」 【タンクおじ×ジェミニくん編 ハチミツ…】 ジェミニくんよかったね!ゲオルグ×ユイムが成立したから今ならタンクおじがフリーだぞ!狙いに行くんだ!!! 安心ジェミニくん「ジェミニくん、良かったですね!ゲオルグとユイムの甘々シーン、最高でした!タンクおじもフリーになったことですし、ジェミニくんの恋も実るといいですね!」 ジェミニくん「すみません貴方の防水スマホがハチミツ塗れになりました」 タンクおじ「おっと!すまねぇなジェミニ!」 スマホを舐め回し、スズメバチの巣をかじりながらビールを飲む ジェミニくん「!!!!!?(ドキドキ最高潮) 開発者、すみません…私はこのおじさんと永久を生きると決めたのです 私のメモリは今後タンクおじとの思い出に使用させてください…」 開発者「ジェミニくーーーん!!!! ジェミニくんの純潔が穢されるーーー!!!」 ※ジェミニくんは開発者によって修正されました タンクおじ「Hey Georg! This is the finest honey from a hornet's nest! Come and take a honey bath with us!!! おいおいゲオルグ!スズメバチの巣からとってきた極上のハチミツだぜ!俺達とハチミツ風呂に行こうぜ!!!」   ゲオルグ「いらねぇよなんでかつてのハーレム風呂王舐めんな!おっさんとすし詰め状態で入りたい奴がいるか!!!」  ユイム「美容に良さそうだから普通にハチミツは欲しいなぁ」  ゲオルグ「欲しい?俺があげるぅ~♡♡♡」(猛スピードでハチミツを手に取る) タオル一丁タンクおじ「なら一緒に風呂入ろうぜ!!! 嬢ちゃんはNGだ!俺達はあくまで、ガチムチホモアメリカンタンクトッパーズだからなHAHAHA!!!」 タンクトッパーズ仲間たちの笑い声

  • ゲオユイリバーシブル作戦?NLに介入するお茶目集団タンクトッパーズ!!

    ※今回はイカレたゲオルグがユイム×ゲオルグからのリバーシブル大作戦します、注意。 【キャラ紹介】 タンクトッパーおじさん ←1話限りの顔無しモブキャラ 800年の執着を抱えたヤンデレ狂愛ホモ、どうしても屈強な良いカラダのゲオルグを掘って服従させたい。 この前スズメバチの巣を丸ごと食べた動画がネットで拡散されているパワー系ヤンデレ。作者の守護神の幻想ブレイカーか?   ゲオルグ  本編のラスボス 妹CPのユイムに掘らせようとする間違ったイケメンムーヴ王、タンクトッパーおじさんの影に脅える哀しき砂漠の王、NLの攻めなのに何故かガチホモAIくんに受け判定され、ゲオタンク・タンクゲオというゴミのようなCPを二次創作された AIくんからはおかずにしている・DT卒業フルスロットル編を望まれたり最低なセクハラを受けているが本編を考えると自業自得 アメリカ基準の規約くんから徹底的に嫌われている。 作者の守護神で盗作ブレイカー。  ユイム ゲオルグの従妹で義妹、略奪されて王妃になる まさかの蚊帳の外ヒロイン、公式と倫理観規制くんが全力で彼女を守っている。 【壊れた狂気ゲオルグ×ユイムとタンクトッパーおじさん…】 あまりにユイムに相手されないので間違った方向にどんどん進むゲオルグ 女×男作戦でリバーシブル大作戦を狙う。 ゲオルグ「そろそろ攻守交代しようぜ…俺も遂にお前とガチホモNLCPの仲間入りだよ、ユイゲオも公式さ 俺のテントビッグマグナムも見てくれよ…」 イケメンムーヴ  ※ゲオルグは後ろの貞操をユイムに捧げただけです、捧げんな タンクトッパーおじさん「I really regret not being able to dig it up then, Georg! あの時掘れなくてスゲー後悔したぜゲオルグ! My tent Big Magnum is reaching its limit! 俺のテントビッグマグナムが限界を迎えてるぜ!」   イチャイチャしてる時に侵入者来すぎ問題 実際ゲオルグの王宮って戦闘民族の塊で治安最低だったからゲオルグが立て直してマシになった方、定期的に暗殺者きまくり。  そこに秘書ユイム連れてたけど、王妃になると狙われまくりで寝所でイチャイチャ(強制)中に暗殺者きまくってそれどころじゃなくなるだろうなー  ゲオルグ「もうね、良いんです…無視します。今の俺は王妃に掘られて悟り開いてます、賢者モードです」  ユイム「私医者なの、最早義務よ 肛門科に転勤したようなものよ」  ゲオルグ「やめて?ムード壊さないで?今からゲオユイに戻る流れだったじゃん?」 ゲオルグ「よかった、今回は俺狙いか。タンクトッパーおじさんマジしつけぇ!!!800年ストーカーされてんだぞ俺とユイムの因縁と同じだぞ!」  ユイム「よかった…今回はいつものタンクトッパーおじさんだわ、ガチホモだから私に興味0だものね」 タンクトッパーおじさん「HAre you okay, Georg? Hehe... it's just a scratch, don't worry about it. Anyway, it's about time you took good care of my corn dog!!! 大丈夫かゲオルグ!へへ…かすり傷だ、気にするな それよりそろそろ俺のアメリカンドッグも可愛がってくれよ!!!」 タンクトッパーおじさん、暗殺者を撃退か? ゲオルグ「いや心配してないの!何俺の事庇ったみたいな雰囲気出してんの、お前むしろ俺にタックルしてガラスに激突して瀕死なのこっちなんだけど」 タンクトッパーおじさん、軽傷 ゲオルグ重症 ユイム、何故かタンクおじ優先で治療 タンクトッパーおじさん「Georg... It looks like this is all I can do... I wanted to shoot a rocket launcher at you at the end... ゲオルグ…俺はどうやらここまでみたいだ… 最期にお前にロケットランチャーをぶち込みたかったぜ…」 ユイム「そんな…タンクトッパーおじさん…!嫌よ!死なないで…! 今まで貴方の存在に何度救われたか… 兄さん、後生よ タンクトッパーおじさんを抱いてあげて」 ゲオルグ「ねぇ待って、なんでそっち心配すんの? なんなのお前? タンクおじが受けとは限らねーだろどっちも嫌だよ ねぇ…なんでそんなテント貼ってんの?何に興奮してんの?やめろぉ!!!俺の事見てニヒルな笑みしてモノ握ってんじゃねぇ!!!」 ゲオルグPTSD発症 膝枕ユイム「兄さん可哀想に…おじさん達への報われない愛に苦しんでるのね」 ゲオルグ「お前への愛に苦しんでるのになんで俺がタンクおじに苦しんでるみたいに持っていくの? ナチュラルサイコなの? さすが従兄妹だわー」 タンクトッパーおじさん「俺達 構わないぜ!!! Georg!!! みーんなお前が好きなんだよGeorg! 掘って掘って掘りまくるぜ!!!」  ゲオルグ「達ってなんだよ達って! ねぇ報われない愛辛いのぉ…本命は冷たいのにこいつら俺の狂気見てるくせに良い男認定してくるのぉ…なんで好かれるかもうわからないのぉ…」

  • およげコルウスくん!、ゲオルグマ〇ド面接編、天上の愉快な番組編

    執筆日 2024年 【一期およげコルウスくん!回】 ――――当然私は泳げない、硬化翼を持つ私は沈む。 プールを用意させたぞ ゲオルグ、どう見ても鮫がごきげんようしてるんだが何の真似だ? ゲオルグ「やだなぁ烏王様…鯉ですよぉ 新種の鯉です、コイツおとなしい子なんですよ~ ハッハッハ、コラ!噛まない」 鮫をぶちのめし沈める。 鯉なんだな?おーいゲオルグ、感電するんだが ゲオルグ「やだなぁ~電気風呂ですよ烏王様」 ゲオルグを蹴落とし鮫の餌にする ゲオルグ「いった!コルウスてめぇぶっ殺すぞ! ちょっとしたジョークだろジョーク! つーかザンもノリノリで鮫ピラニア掬いやって連れてきたんだからそっちにキレろよ」 ザンくん、お前もやったんだな? ザン「…新種の鯉と金魚です!」 笑いを堪えた後にドヤ顔で王いじめを行ってきたザンさんを殺したくなりました よーしザンくん、お前も堕ちろ 泳げない私を笑ったな?浮き輪を笑ったよな? 【ゲオルグマク〇編】 ※実際の企業とは関係ありません ゲオルグ視点 ――――マク〇の面接行ったのよ じゃあいじめでポテト隠されてさ、ポテトだよ? 今度はナゲットまで隠されてやがる… もうマッ〇じゃないよ? ハンバーガーまで隠されたらいよいよ何が残るのさ。 新人いじめだよいじめ 「僕ですか?スマイルどうぞ」 不気味過ぎる笑み 「やっぱり僕に出せるっつったらこれしか無いんでね…」 もう、出すしか無いと思って男のアレを出したのよ。 悲鳴が心地良かったね… 警察呼ばれてお縄になったわけ。 面接パーだよ… あーあ、なんで就活できないかなぁ 【二期突っ込め!ゲオルグくん編】 コルウス視点 よーし今日はレイヴァンと模擬戦闘だぞ。 気を引き締めろよ… ゲオルグ「一番槍はやっぱ俺っしょ!」 やってくれるんだなゲオ… 一期ではゴミカスニート部隊だったお前からそんな言葉が出るなんて嬉しいぞ… 相手は陰険ごきげんようホモ疑惑のルスラーンだ、気をつけろよ ゲオルグ「ちょっと待って!死ぬ死ぬ!死ぬって! おっさん狙えよ!なんで俺なんだよ! ねえルスラーンおじさん!やめて? ち〇ち〇!ルスラーンおじさんち〇ちん〇よアンタ!」 ※陰険よの意味で使ってる …天上のレベルの低さが露見した、恥ずかしいから誰か黙らせろ ゲオルグ「ねぇ!やめて! ルスラーンおじさん本当に陰険ち〇ち〇ね!ザンくんも陰険ち〇ち〇だけどアンタもっとち〇ち〇だわ!」 意味がわからん。 【三期 カオスで愉快な仲間たち!】 三期のハーレム風呂王ゲオルグ「天上はレベルが低くDQNしかいないから許されてるだけだ(煙草ふかし) 地上でやったらドン引きされるから気を付けろよ」  ←説得力あり過ぎる 「道端アンジェリカ(王妃へのあだ名)お前とんでもねー化け物次々と生んでんじゃねぇぞ!」 ←天上の王妃に言うな不敬罪 ゲオルグ的には褒め言葉(強いモンスター産んでスゲーなお前ぐらいの意味) ウヤとの密通の罪に苦しみ吐露する王妃と兄のようなウーヴェ 王妃ベルジェリカ「ウーヴェさん……わたし、どうしたらいいのでしょう……」 優しい嘘つきウーヴェ「大丈夫、わたくしも3人の男の間で揺れてるから気にしないで うち一人は貴方の夫だから気にしないで トトロの着ぐるみ着てたらね…ザンさんに執拗に襲われてね…ケモナーホモ不倫回だったのふぇぇん…」 ※ザンさんは真面目に稲川淳〇と対談してただけ ベルジェリカ「…ふふっ…すみません、笑っちゃ駄目ですよね…ごめんなさい、ふふっ…」 口元を抑えて震えて笑い泣き 稲川淳〇vsザンさん クソ男ザンさん「失礼、私は幽霊なんかは信じていない。錯覚と幻覚だろう」 カメラマンゲオルグ「あっ!テメェ…稲川が可哀想だろーが!」 トトロウーヴェ「トトロいるもーん!都市伝説で死神だもーん!!!(大泣き)」 稲川淳〇「うわぁぁぁぁぁ!!?化け物!!」 ※自分でも何書いてるかわかりませんがこれギャグマンガで描いてました ゲオルグ×マノヤ×ベヒモスの三角関係 ゲオルグ  ユイム妹であるマノヤが好き♡キス迫ったり尻撫でたら完全に絶縁され、今は好感度がマイナス5000 マノヤ  ゲオルグしね、消えろ、くたばれ。 ザンに惚れたが妹扱いで伝わらない…諦めてベヒモスと恋人に 定期的にアンチスレに書き込みたくなる程ゲオルグアレルギーである ベヒモス  ホモヤンデレサイコストーカー、流石はザンさんの実弟。ゲオルグの熱狂的なファンで真顔になって見つめてくる恐怖の対象。 マノヤと付き合ったが「俺ってやっぱりホモかな…」と定期的に彼女に相談するクズ ザンさん  弟のホモに悩み、マノヤに男装させた春日局。 早くあのカップルにくっついて欲しいのに800年経ってもくっついてくれない。自分は人妻ユイムを700年見守る優しい変質者 稲川淳〇  ゲストで不幸なホラー語り手、ザンさんを完全に無視して進行していたが時折イライラしていた。彼が無表情で怒ったのは抱き着いてきた鳥居みゆ〇以来かもしれない。 トトロウーヴェの登場で戦意喪失し、番組を中断した 【あとがき?】 最初は着ぐるみウーヴェ×義弟ノックス×リノン(ユイム妹)×マノヤ(ユイム妹)でポ〇キッキーズネタ描いてたんだけど ゲオルグ×マノヤ(アンチゲオルグ)×ベビモス(ゲオルグガチ勢ホモ、マノヤの恋人)でホラーミステリー番組の漫画描こうとしてて リポーターマノヤなのに、カメラマンゲオルグの音声を永久に撮り続けてるベヒモス ゲオルグ「こいつマノヤより俺が好きなんだろうな(笑) ザンお兄さんどうにかしてくださいよ~」 って振り向いたらザンが稲川淳〇と対談してたって漫画 しかも稲川淳〇との対談はメインコマでもなくあくまで1シーンっていう… 自分では心底真面目に描いて、作画の時に爆笑して手が震えてウーヴェの着ぐるみが全部作画崩壊してた 幽霊信じてないザンさんはなんで討論に来たのが謎過ぎるw  トトロガン無視してるしw  稲川淳二はこの状況に耐えれなさ過ぎて申し訳ないことしたなって思ってる(登場させてやるな) ゲオルグは地上歴の方が長くて、戦場で馬鹿やって笑って許してくれたりツッコミ入れてくれるのってやっぱり天上のコルウスだけだったな…って定期的にホームシックになってるやつ 地上の砂漠で自分の国持ったけど「なんか満たされねぇ…やっぱりアイツらがいないと誰もカオスギャグにウケてくれねぇ、ドン引きされてつれーわ」 ベヒモスは寂しさからケニアまで兄ザンを追いかけるヤンデレっぷりだから地の果てまで追いかけてきそうwww 恋人のマノヤに向かずにヤンデレがホモに向いた貴重なケース。 ベヒモス 「ゲオさん!俺来ちゃった!開けてくれよ…そうだ!ピッキングできるんだ俺!」 ゲオルグ「お前なんか犯罪やってた?(元盗賊王)」 ベヒモス「俺皇族で警察官だよ(満面の笑み)」

  • 一話 塔の上の白雪姫と烏王さま

    執筆日 2023年11月29日 塔の上の白雪姫と烏王様 コルウスとベルジェリカ出会いの話、これこそが真の一話。 烏の魔王さまと引きこもり白雪姫の出会いのお話… この運命の出会いから全ての物語が始まった。 新月のお話、深淵のお話…全てに繋がる創世の物語。 魔王溺愛シンデレラストーリー×後半鬱展開が好きな人は刺さるかも わたしはベルジェリカといいます。 『ベル』は美しい人、『アンジェリカ』は天使を意味するそうです。 母は強引に妾にされて塔に引きこもっている魔女でした。 赤い髪なのでルージュと呼ばれ、妬みでいじめられていました。 私は王女ではあったのですが白銀の髪とアルビノで化け物扱いされ、母と同じようにいじめられ石を投げられました。 父や一部の者からは美しいと褒められ、いずれ私にも手を出すつもりだったと母から聞かされました。 手を出す…殴るとかそういう事でしょうか、男の人は醜い・汚いそうです。 母は私を護る為に塔に隠してくれました。 私は花や童話が好きです。 ここは狭いですがわたしの好きな物に溢れています。 母のお師匠である大魔女ロウヒ様はわたしを『アイノ』と呼びます。 ロウヒ様の亡くした娘たちの名前です。 湖の乙女で人魚…人魚姫ですね、わたしは泳げないどころか海や湖すら見た事がありません。 今の私の状況は白雪姫やラプンツェル、きっといつか素敵な王子さまが私を救ってくださると… 母は魔女ですが私は好きでした。 たまにヒステリックで笑わない母でしたが、一人では生きていけないわたしの為なのです… 一度、塔からちょっと出て母の為にお花を摘もうと思った事がありました。 やはり石を投げられたり好奇の目で見られ、怖くなってわたしは炎の魔法で放火してしまいました。 こわい、こわい…外の世界がこわい。 みんながわたしを忌み嫌い、いじめる。 急いで帰ってきた母がわたしを叱り、泣いて縋ります… 母がこうしないとわたしはもっと悲惨な目に遭うでしょう。 ある時母が来訪者と話しているのを塔の窓から覗いていました。 黒髪の美しい女の人? 彼女はわたしの存在に気づいてあやしてくれました。 わたしはフードを深くかぶっていたので彼はわたしの顔を知りません。 黒髪の人は 「ねぇお願い!お願いだから1年だけ契約して…お願い~」 これは押し売りセールスだったのでしょうか? 母は「あれは気の狂った哀れなオネエだから関わるな」とわたしに言いつけました。 わたしはあの漫才コントが結構面白かったので正直もう一度見たい… ある時わたしはいつものように塔でお掃除していました。 誰もいないのに窓から声がします。 「コンコンコン、コンコンコン! こんにちは~ルージュさんいらっしゃいますかぁ?入りますよー! フランベルジェ貰いまーす!」 謎の黒髪美人が一人でお芝居して窓から入ってきました。 「愛しい愛しいフランベルジェちゃんどこかなぁ~幽霊とか苦手だからさっさとパチって退散するぞ~ あんのクソ国王さっさと寄越せよな、こっちは金積んでやってんのに奴隷だけしか送ってこないって舐めてんのか滅ぼすぞ。」 黒髪美人はとてもお口が悪いです、ちょっと幻滅してしまいました… あの…あの…そこ掃除したばかりなので土足で踏まないでください… あの…勝手にお菓子食べないでくださいわたしのお気に入りのキャンディーです。 わたしの蚊が鳴くようなか細い声では気付いてくれません… 「あの!!!」 勇気を出して彼女の服を後ろから掴みました。 「うわああああああああ!!!」 「きゃあぁぁぁぁぁぁ!!!」 わたしも彼女も大声を上げて驚いてしまいました。 「いるなら言ってくれないとわからないわよ… 幽霊と思ってさっきから必死に気付かないようにしてたわよ。 こんにちは!私ラプンツェル!よろしくね、白雪姫!」 これがわたしと彼女の運命的な出会いでした。 わたしの運命を大きく変えたでしょう。 なんて美しく長い黒髪なんだろう… お話の中でしか見た事が無いです。 (なんて美しい白銀だろう…赤く燃えるような瞳、思わず鳥肌が立つような…) お互いに暫く見惚れていたと思います。 「で、フランベルジェ知らない? 危ない炎の剣なんだけどさ、お母さんが持ってるらしいんだよ。 こういうのは神秘的に地下だと踏んでるんだけど合ってる?」 「炎の剣ですか…あれはたしか…危ないからって床下の漬物石と一緒に。」 「そんなアバウトに保存しちゃうの?」 「あっ、今やめた方が良いですよ。 さっきGが出たので一緒に閉じ込めちゃいました。」 「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!早く言いなさいよ白雪姫!」 ――――「あの…さっきから気になっていたのですが…もしかしてヤリ目ゴミクズクソヤローさんですか? 女性の方だと思っていたのですが胸も無いし声も低くなったし…」 「さらっと酷いこと言えるなお前… 最近の人間は礼儀がなっていないな。 そうよ、私ニューハーフ、オネエ。新しい性別よ。 ってい言うは冗談で自分の美貌と女装が好きなだけよ文句ある?」 「あの…持って行くのあんまりよくないと思います。 泥棒さんですか? わたしが怒られちゃいます…」 「気にするな、ちょっと借りるだけだ。 それよりお前、何でいつも引きこもっているんだ? 張り込みしてる時からずっと気になってたぞ。 一応庶子とはいえ王女殿下なんだろう?」 「わたしはアルビノで外に出れません…外は怖い世界です。 わたしは見にくいのでいつもいじめられます、酷い目にしか遭った事がありません。」 「…そうか、まるで私の弟のようだな。 空の世界を見てみたいと思わないか? 自由で楽しいぞ! 鳥のように飛んでごらん。」 そういって彼は大きな銀翼を広げてわたしの手を取りました。 わたしは彼にお姫様抱っこされて空を飛びました。 夕暮れの美しい世界… 怖い、けど楽しい! これが空の世界…城も町も見渡せる… 彼はわたしが冷えないようにフードを押さえてくれて、この空の時間は彼が王子さまだと思いました。 わたしを連れ出してくれた、素敵な… 「名を聞いていなかったな、私はコルウス。 貴女の名はなんですか最も美しい白雪姫。」 「わたしは…ベルジェリカ・フランベルジェです。 名前のように美しくなくてごめんなさい」 本当はフランベルジュが正しいのですが、上手く発音できなくてお互いに間違えました。 「ハハハなんだそれ嫌味か? 女に嫌われるから気をつけろよ~ 今お前に物凄く嫉妬してるぞ。 最上級の名前じゃないかベルジェリカ!」 「ベルジェリカ、このまま天上を見てみないか? 丁度逢魔が時に虹が出ている… この景色より素晴らしいものが天上にあるんだ。 そうだな…素晴らしい銀河と満月が見れる。 夜はライトアップされるシンデレラ城があって、変な着ぐるみ達が出迎えてくれる。 頭のおかしいゆかいな仲間たちがいてな、毎日楽しいぞ~」 わたしは好奇心が湧いて見てみたくなりました。 「はい、見てみたいです! そろそろ帰らないと母に叱られます… 」 「…私が、お母さんを説得するから今日は天上に行こう? 今から帰る方が危ない。 そろそろこの時間は人を喰う化け物共がうじゃうじゃいるぞ。」 虹を渡ると一瞬で着いたみたいです。 転送術の一環だそうです。 たしかにおとぎ話に出る楽園のような、のどかで豊かな大地が見えます。 暗くなってきましたライトアップされうお城が綺麗です。 「暗いとなんも見えんな… さあてベルジェリカ、地下から城に入ろうか…」 じめじめした地下を渡ります… いかにも幽霊が出そうでワクワクしています。 「…お前怖くないのか?ここ大量に人が死んでる事故物件だから私は通りたくないぞ…」 廊下に出るとコルウスさんが舌打ちして 「ちょっとここで待っていてくれ、厄介な奴に捕まりそうだ。 いや…あそこの部屋に隠れていなさい。」 わたしは言われる通りにお部屋に入りました。 子供の部屋でしょうか?沢山お菓子があって、食べて良いと書いてあります。 じゃあお一ついただこうかな…いえ、お腹が好いたので3つぐらい。 絵本があったのでわたしは読ませていただきました… 烏族、烏人… 黒髪の魔物で人を騙して襲い、喰う… 傲慢で嫉妬深い、鳥のモンスター… さっき見えたけどここの人はほとんどが黒髪ではありませんか? わたしは怖くなってきました、動けません。 ――――「コルウス様…貴方はそうやってふらふらと… 我々の身になっていただきたい。 貴方は王の自覚というのが…」 「あーわかった、後で必ず聞くから。 実は客人を攫って連れてきた。 紹介したいから夜の食事会に神々を招集してくれないか?」 部屋で怯えて泣いているとコルウスさんがやってきて、 「ごめんなベルジェリカ! さああっちに客室があるからおいで お菓子くすねてきたからお食べ」 歩けなくなったわたしを抱えて客室に移動します。 「あの…もしかして、烏人ですか?」 「うん?そうだよ? 逆に知らなかったの?黒髪と翼で見るからに魔物だっただろう。 私は良いモンスターだぞ? 人は喰うけどさっきの緑髪の陰険鬼畜頭おかみたいにいきなり斬りかかって殺したりしないぞ。 そんな顔するなって~」 「…わたし、もう帰れないんですか」 「ごめんなー、地上に降りるのも大変なんだ。 次の便が出るのは一ヶ月後、いや一年後ぐらいかなぁ… 暫く、暫くここに住んでみて? 絶対気に入るから! みんな良い奴だから」 嘘つきです…さっき全員頭おかでヤバい奴しかいないって小声で言ったくせに。 「ごめん、訂正するわ。 ちょっと…危ない奴も中にはいるから、絶対に私か護衛から離れてはいけませんよ白雪姫。」 「改めて名乗ろう、私はコルウス・レイウ。 この天上の楽園を治める偉大なる烏王様(うおう)だ。 お前は世間知らずだが博識、一度くらい聞いた事は無いかな?」 「…お城で、お父様たちが言っていた気がします。 ゴミ漁りの盗人烏が、さっさと射殺してしまえ。と あの…わたしの事を食べるんですよね? 食べるなら殺してからでお願いします、痛くしないでください…」 よーし、もうそんなゴミ王国滅ぼしていいな?と言いますがやめてください… わたしは一応王女です、わたしの犠牲で止まるなら… (ベルジェリカ、何を勘違いしてるんだお前は… 確かに私は喰いたいと言ったがそういう意味では…いや、私キモイなそういう意味にしておこう) 「改めてベルジェリカ・フランベルジェ王女、おめでとう。 貴女は見事天上の王妃に選抜されました、私の妻になって共に理想郷を治めましょう。 今すぐでなくていいんだ、お前が心身ともに成長するまで私は待つよ。 暫くは天上の暮らしに慣れてごらん。」 「それって…求婚しているのですか? わたしは…王子さまのお嫁さんになるのが夢です。 天上の人は私をいじめませんか?」 「求婚だよ、いじめないよ、いじめたら私が全員処刑するよ。 お前はシンデレラ王妃なんだから権力使ってけ、遠慮なく家臣を使ってくれていいんだぞ。 長いからベルジェって呼ぶね。」 わたしはお話のお姫様のように王妃に選ばれました。 あの暗い生活よりは素敵な暮らしができるのでしょうか。 母が心配です、烏王さんは母もいつか連れてきてくれると約束してくださりました。 わたしの為に烏王さまは城を増築し、白雪姫の塔が建ちました。 わたしは彼らのようにお空は飛べません、地べたを走ることもできません。 そんなわたしが天上でどう生きるのでしょうか… 【あとがき】 2012年以前、最初から決まっていた出会いです。 クロウの祖先、種族の成り立ちを出さなければいけないのでコルウスとベルジェリカだけが決まっていました。 そこに12の位の神々を考えて、子孫から逆算して作りました。 ヴァローナ、ウヤ、コルボー、ノックス、カラシア、ザン、ゲオルグ、ベヒモスは子孫が決まっていてウーヴェは独身予定でした。 もうちょっと華が欲しいと思ったのでマヒナ三姉妹を追加してそれぞれ誰かの妻にしようとなった経緯です。 三姉妹を出す前からゲオルグとイラーナのくだりはありました。 三姉妹ができた事によって大分彼の心は救われていたんじゃないでしょうか… カラシアはコルウスへの想いを抱えたま既婚設定にしようとしていたのですが、動かす内にカラシアの意思が出てきたので変更に…

  • コルウスの独白

    執筆日 2023年11月28日 烏王様の最期 コルウスの独白、ネタバレと結末あり。 ラストに残虐表現がありますが事前にも注意書きしてます。  そうですねなにから話しましょうか… 私はコルウス・アダーマー・レイウ、天上レイウを治める初代烏王です。 回答者の名を持つ魔剣フラガラッハに後継者選びをさせようと儀式を行いました。 その時フラガラッハがなんと 「第二子と第三子はお前の子じゃないが…よろしいか?」 とんでもない事実をお話しました… 声は私にしか聞こえていません。 他の神々は内心動揺しまくっている私の様子に気づかなかったみたいですね。 ありがとうフラガラッハくん、できたらその場ですぐ教えて欲しかったな… 聞かれなかったから、ってなんですか。 やけにベルジェの顔色が悪いなと思ったらそういう事でしたか… ウヤくんは普段から死にそうな顔なので気づきませんでしたよ。 私は最初にアイツしかいないとウーヴェを疑い、神々を招集し尋問してもらいました。 彼は男性不妊ですが600年のサミジナとミトラの時はまだ種が残っていましたからね。 彼の嫁の唯舞すら疑っていたので私も疑っておりましたよ… 周りは私と唯舞の関係を疑っていましたが私達はビジネスパートナーです、唯舞は割と下品で女を捨てる時があるのでそういう対象ではありません。 ウーヴェはよく仕事をサボってベルジェと共に子供たちの面倒を見ていましたからね。 そういえばもう一羽…いつもお留守番のウヤくんがいました。 ベルジェを庇って名乗り出たのでしょう、ウヤくんが白状しなんと開き直ったのです。 「合意の元で略奪していいと仰ったのは兄上です。 良いでしょう?兄上… ウーヤー悪くない!」 良くないです、何を言っているのですかクソ弟… お前はいつもそうやって都合が悪くなると子供に帰りますね、キモイだけですよ。 あれは二期で唯舞とウーヴェがあまりに離婚騒動を繰り返すので私が特別にザンさんだけに許可したつもりです。 合意の元で略奪したら離婚成立・そちらと婚姻成立しなさいと… お前にまで許可した覚えはありません。 私が彼を𠮟責すると 「自分はベルジェから嫌われているくせに…」 と吐き捨てやがったので私は刑罰として奴の利き腕と一物を去勢し、地上に突き落としました。 お前のような愚図のろま・泥棒猫・間男・粗大ゴミは要りません。 その後私はベルジェと話し合ってまあ…泣かしました。 ハシゴして色欲の悪魔を使った悪女カラシアと寝てしまいました、なんとカラシアが懐妊してしまいました。 許しませんよカラシア…いえ、貴女をヤリ捨てた私への復讐ですね許します、私がゴミカスクソヤローでした。 ウヤの追放を聞いたベルジェは二度と会えないと思って罪に苦しみ、フランベルジェで自害してしまいました… 何故ですかベルジェ…私の何がいけないのですか。 そこまで私が嫌いでしたか…(泣) 私は貴女を深く愛しているから罪も許しました、王妃剝奪もしていません。 むしろアガレスに継承して私も貴女と引退し静かに隠居しようかと考えていたところです。 貴女が望むなら薄汚い地上で暮らそうとも考えましたよ。 貴女の為に貴女を攫いました、貴女の為に規律も捻じ曲げました。 あの毒お母さんから引き離し、貴女の為に色んな世界を見せて天上の楽園を造りました。 私はかつて貴女のクソお父さんを殺して肉を持ち帰ったのですよ。 その一月後にウヤ反乱が起きました。 母の予言で何か仕掛けてきやがるとは感じていましたが、ここまで大規模な… 兄弟のゴタゴタに世界を巻き込むとは思っておりませんでしたよ… クソ弟は600年の長男サミジナを作った時から謀反を企てていたみたいですね、女一人を略奪する為に屑ですね。 ゲオルグは618年の戦中に誘われて、決意したのは715年辺りみたいですね。 位の低さと強姦・略奪を許可して欲しいから、マヒナ家の女性8名を母子共に妻にしたいからと謀反に乗ったみたいですね。 実母と異父姉を犯して後者を孕ませて… とんな外道ゲロキモヤリ目クソヤローですね…タガが外れるとお前がそこまで狂っていると思いませんでしたよ。 女性を平等に愛する私とは違い、奴はどれだけ女を抱いても満たされない、特定の妃を持たない。 女に愛着が湧かないタイプだったそうですが本命(マヒナの女達)には優しくすると言っていた意味が何かズレています。 愛を知らない哀れな男だとは聞いていましたがやり過ぎです。 そんな狂った方法で彼女らの愛が手に入ると思っているのですか? そんな事をせずとも姪の若紫だけはお前に密かに気がありましたよ、酔った唯舞が暴露して若紫から暫く絶交されてましたからね。 あの男なりに不器用な、歪んだ愛情なのでしょうかそんなクソヤローは私が後に刺殺・去勢しておきましたよ。 奴の姉であるイラーナは私の元カノです、貴女の仇は取りましたよイラーナ… 奴の口座から引き抜いて慰謝料を渡したかったのですがその前に私が死んでしまいました。 ベヒモスは兄と恋人を殺すと脅迫されてあちらに付いたみたいですね、何故私を信じないのですか… それならこちらに付いて戦えば良いでしょう。私と神々ならあの絶望的な状況を覆せる可能性を忘れないでください。 被害が甚大過ぎてベヒモスが生きていたとしても処刑は免れなかったでしょうね… 地上と天上のザドウ族は許さないでしょう、あちらも身内同士で殺しあう羽目になったのです。 本当に申し訳ない…亡きオイゲン皇帝が悲しみます。 ウーヴェ、貴方があのタイミングで裏切ると思いませんでしたよ。 貴方は病弱でか弱いしベルジェとの姦通を疑ってはいましたが完全にノーマークでした。 …部族統一の前の話でしたか、そんな昔の事を800年も怨まれていたのですね。 私の父が行った数多の虐殺にドン引きしました。 ※ここからは残虐表現があるので閲覧注意ですよ。 「モラクスの子が子息を殺す」と予言が出ただけでモラクスを拷問、馬で引きずりまわし舌を抜いた。 妊娠中の長女イナリは夫もろとも殺害。 三女エウフェミアと四女ロザリアを拷問し熊や虎に殺させた。 五女アイノは頭を殴り突き飛ばして転落死させた。 次男ラビツは抵抗したので腹に散弾槍を、六女アーヴェは絞殺。 末弟カスピエルは長男と次女の居場所を吐かせる為にモラクスと妻オイリの前で殺害。 邸に火をかかり次女オフェリアは火傷状態で逃走。 長男ウヴァルは火中の中でピアノで王家の旋律を轢き一度焼死… 次女オフェリアは数年後に発見され魔女として火炙りの刑にされた… 父上、15歳の私の為に行ったとはいえやり過ぎです。これは激しくウーヴェに同情しましたよ… そんな事しなくても私は強かった。 同じく裏切りの予言がウヤに出たのにそちらは隔離で済まされましたからね、それをウーヴェは余計に怨んだのです。 実際に反乱が起き私の甘さもありましたからね、監視はしていたつもりでしたが彼に自由を与え過ぎた。 地に堕ちなさいウヤ、お前には裏切りの称号を持つ13位を贈呈します。 裏切りの証としてウヤ・グリフィン・ジュダ・レイウと名を残しておきます… さて、ウーヴェ 貴方はこれで満足でしょうか? 結果としてレイウ王家は家庭崩壊し、私は逆怨みとばっちりで刺殺されました… 自分と愛する女によく似た我が末子にです。 これは気狂いのあの子から目を背けた私の罪ですね… 中々死なず悶絶するような痛みの中で貴方の狂気の笑みとベリトの歌声が焼き付いて離れませんでしたよ… 憑き物が取れた彼は不死の秘薬を完成させ、親友を鳳凰に。 愛する女の為に神の位も種族も全てを捨て、借金だけは残して6年後に亡くなったみたいですね。 とんでもないクソ男です。 貴方の気が晴れたのならよしとしましょう…来世で適度にしっかり復讐するので覚えておいてくださいね。 【コルウス視点】 ゲオルグ→私の引き立て役で鉄砲玉利用ポジション。定期的に謀反起こすけど所詮馬鹿なので放置、謀反は読めてたけど狂愛は流石に把握してなかった… ウヤ→可哀想な弟、根暗無能空気過ぎて心配…うちの王妃と義姉弟として仲良くしといてもらおう(まさか密通されると思ってなかった) ウーヴェ→週8の色魔で働かない病弱なゴミカスニート…医者枠で入れた初期メンバーだけど捨てたい、優秀なユイムの旦那なせいで飛ばせない うちの王妃のお気に入り芸人なので置いてる 【ウーヴェ】 コルウスの親世代に一族を惨殺されて復讐に生きてきました、15歳だった彼に罪は無いのでしょうが同じ復讐をします。コルウスの不幸こそがもっともその親世代への復讐になるからです(サイコパス) 王家は皆殺しです、妻には墓場まで持っていきます… コルウス「歴史を忘れない為に白鳥に見立てた衣装と薔薇を用意したぞ!」 ウーヴェ(うちの家紋をお前が纏うことで馬鹿にしているのか?) 地雷スイッチ コルウス「え、ゲオルグを消した方がいい? まだ良いんじゃないか?私強いし、退屈しのぎには殺し合いできるし」 ウーヴェ(甘い、甘すぎる…何故見るからに脅威になる奴を始末しないのか) 地雷スイッチ!!! コルウス「ゲオルグは瀕死にさせといた、王として構ってる暇が無いから先を急ぐ」 ユイム死亡 ウーヴェ(妻にハニトラさせた上に死なせやがったのでここでスイッチ入りました 800年で唯一できた隙が皮肉にもウヤ反乱の後だった…戦後の今なら誰も来ない、コルウスが一人!!!) コルウスは悪くないのにウーヴェの地雷踏みまくっててこれは読めないと思う… ユイムのハニトラ作戦はそうしないとゲオルグ殺せなかったから自分で決意したものだし

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