​葦原伝

倭姫王(やまと)

父母、古人皇子・箭田皇女
夫、葛城皇子(天智天皇)

灰緑髪に赤ピンク眼

一人称、私。男性口調
 
天智天皇皇后、しかし仮面夫婦。
男装の麗人。
男児が欲しかった古人に男性として生きるよう教えられた。
東漢氏に養育された為、武術にも長けている。

叔母・間人皇女から徹底的に嫉妬されているが相手にしていない。
叔父の大海人とは仲がいい。


遠智娘（おち）
別名、堅塩媛（きたしひめ）
 
父母、蘇我石川麻呂・物部氏の娘
姉弟、造媛・遠智娘・乳娘・興志・赤狛・姪娘・法師
従姉妹、蘇我娼子・常陸娘・大甤娘
 
夫、天智天皇（葛城皇子）
子、大田皇女・鵜野讃良皇女（持統天皇）

身長、155cm
一人称、遠智
敬語口調
一部薄紫髪に薄紫眼
 
天智妃の実質のナンバーワン。
ゴスロリ衣装に大きなリボンがトレードマークの次女、家族の中で一番の働き者。
ハキハキしており、ポジティブだが天然気味...。

姉の造媛を慕っており、大人びた雰囲気に憧れている...あと、胸がほしいな...。
幼い頃から叔父の日向が大好きで初恋の相手。
遠智が子供の頃に日向のファーストキスを奪った、やったね遠智ちゃん！

大好きな日向と大好きな姉が結ばれるのなら...と身を引く。
造媛の代わりに一つ年下の葛城皇子の妻になることを自ら名乗り出た。

塩漬けにされた石川麻呂の首を見て発狂し、精神を病む。
それ以降、塩を穢らわしいものと呼び嫌悪している。

父母→お父様・お母様
姉→お姉様


姪娘（めい）
別名、桜井娘（さくらい）
 
父母、蘇我石川麻呂・物部氏の娘
姉弟、造媛・遠智娘・乳娘・興志・赤狛・姪娘・法師
従姉妹、蘇我娼子・常陸娘・大甤娘

夫、天智天皇
子、御名部皇女・阿閇皇女（元明天皇）

146cm
一人称、あたし
ピンク髪に銀眼


寝ぼすけでマイペースな四女、気だるそうな話し方をする。
基本無表情で寝てる時が一番幸せ。
父の亡くなった際にはまだ八つだった為あまり記憶がない、でもお父さんっ子だったのは微かに覚えてる。
同じく造媛も姪が八歳の頃に駆け落ちしたので記憶が朧げ...造媛は姪のこと可愛がってたよ。

ようするに遠智と乳しか家族が残っていない...。
遠智の死後、遠智の子らをしっかりと育てた。

父母→お父さん・お母さん
造媛→姉（あね）様
遠智→お姉ちゃん
乳→乳（ちち）ちゃん

※正しくは乳（ち）だってば！（by乳）


鏡王女（かがみ）
本名、安見児（やすみこ）

父母、鏡王・鏡皇女
妹、額田王
夫、天智天皇（葛城皇子）→中臣鎌足

子（中臣鎌足）、氷上娘・五百重娘・斗売娘
子（天智天皇）、藤原不比等


水色髪に菫眼
一人称、わたくし

清楚で静かに、強かな歌を詠む女性。
天智采女から中臣鎌足の正妻となった。
密かにプライドが高く、始めは鎌足を毛嫌いしていたが彼の優しさに惹かれていった。
 
母に鏡皇女（舒明皇女）を持つ。
 

 
大田皇女（おおた）


父母、天智天皇（葛城皇子）・蘇我遠智娘
夫、天武天皇（大海人皇子）
子、大伯皇女・大津皇子

姉弟、大田皇女・鵜野讃良皇女（持統天皇）・大友皇子（弘文天皇）・建皇子・山辺皇女・飛鳥皇女・新田部皇女・川島皇子・御名部皇女・泉皇女・阿閇皇女（元明天皇）・水主皇女・志貴皇子
同母姉妹、大田皇女・鵜野讃良皇女（持統天皇）


一部青紫髪に菫眼。
一人称、私
男性口調

讃良より男勝り、妹と同じく病弱でもある。


天武天皇皇女にして第一子、長生きしていれば天武皇后であったかもしれない。
幼くして母が病んでしまった為、叔母の乳娘や姪娘の庇護のもとで育つ。
男勝りは乳娘の影響。

妹の讃良とは犬猿だが讃良が体調を崩した際などは献身的に看病をする。



父母→父さん母さん
夫→大海人様
 

新田部皇女（にいたべ）

父母、天智天皇・阿倍橘娘
姉、飛鳥皇女
夫、天武天皇
子、舎人皇子

姉弟、大田皇女・鵜野讃良皇女（持統天皇）・大友皇子（弘文天皇）・建皇子・山辺皇女・飛鳥皇女・新田部皇女・川島皇子・御名部皇女・泉皇女・阿閇皇女（元明天皇）・水主皇女・志貴皇子
同母姉妹、飛鳥皇女、新田部皇女


薄紫髪に赤眼

ミステリアスで気品がある。
足が速い教育ママ。
阿倍御主人は叔父にあたる。

 
額田王（ぬかた）

父、鏡王
姉、鏡王女
夫、天武天皇（大海人皇子）→天智天皇
子（天武天皇）、十市皇女

青紫髪に青紫眼
一人称はあたし

有名な女流歌人で歌の才能は姉をも超える。
気が強く、姉に対抗心を抱いているが密かに憧れている部分もある…
大海人皇子の初妻であり思い出の女性。
母に舒明皇女（鏡皇女）を持つ。（なんで采女やってるの…）

 
姉→姉さん​
​

藤原氷上娘（ふじわら　の　ひかみ）

父母、中臣鎌足・鏡王女
兄妹、中臣真人・耳面刀自・氷上娘・藤原不比等・五百重娘・斗売娘
夫、天武天皇（大海人皇子）
子、但馬皇女

水色髪に水色の眼。
一人称、私

藤原四姉妹の次女、不比等は異父弟にあたる。
不比等を溺愛しており、なにかと世話を焼く。
五百重とは犬猿の仲。

容姿が叔母・額田王に似ている為、大海人から額田王と重ねて見られている。
このことから氷上は大海人が嫌い。

 

藤原五百重娘（ふじわら　の　いおえ）
大原大刀自（おおはら　の　おおとじ）


父母、中臣鎌足・鏡王女
兄妹、中臣真人・耳面刀自・氷上娘・藤原不比等・五百重娘・斗売娘
 
夫、天武天皇→藤原不比等
子（不比等）、新田部皇子・藤原麻呂

黒髪に茶色眼
一人称、あたし・五百重

容姿はあまりよくない妹。
口が達者で氷上に対抗心を抱いている、こういうところが叔母・額田王にそっくり…
周りを搔き乱すトラブルメーカー…

藤原耳面刀自(ふじわら の みみも の とじ)

父母、中臣鎌足、車持与志古
兄妹、中臣真人・耳面・氷上娘・藤原不比等・五百重娘・斗売娘
夫、大友皇子


鎌足の長女で車持与志古の第二子。
のんびり屋で天然お姉さん。


​
十市皇女（とおち）

父母、天武天皇・額田王
姉弟、十市皇女・高市皇子・大伯皇女・大津皇子・草壁皇子・長皇子・舎人皇子・新田部皇子
夫、大友皇子

紅髪に茶眼
一人称、わたくし
お嬢様口調


天武天皇第1子にして額田王との間のたった一人の愛娘。
長女らしく下の異母きょうだい達を可愛がっており、慕われた斎宮。
清らかで清楚な皇女様であり、それゆえに大友皇子との婚姻を彼女は堅く拒み彼女は自害を選んだ。
母は彼女の為に天智妃になったというのに、娘に母の思いは伝わらず…



大伯皇女（おおく）

父母、天武天皇・大田皇女
姉弟、十市皇女・高市皇子・大伯皇女・大津皇子・草壁皇子・長皇子・舎人皇子・新田部皇子
叔母、鵜野讃良皇女
同母弟、大津皇子

一部蒼髪に瑠璃眼
一人称、わたくし
敬語口調

清らかな心を持つ弟思いの慈悲深い斎王。
頭に馬酔木の髪飾りを付けている。


天武天皇皇女で最愛の弟が謀反人として自害してしまい、悲しみに明け暮れる悲劇の斎宮。
家族である大津を深く愛しており、可愛がっていた。
異母姉の十市皇女や天智皇女の阿閇皇女と親交がある。


父母→お父様、お母様


舎人皇子（とねり）

父母、天武天皇・新田部皇女
姉弟、十市皇女・高市皇子・大伯皇女・大津皇子・草壁皇子・長皇子・舎人皇子・新田部皇子
妻、当麻山背
子、大炊王(淳仁天皇)

薄紫髪に赤眼
一人称、私

爽やかな腹黒紳士、母のお説教から逃げてるうちに逃げ足が速くなった。
母から英才教育を受けた為、紳士的で弁えている。
藤原不比等の数少ない友人(悪友)。
異母弟の新田部皇子とは幼少期から仲が良い親友でいつも一緒にいる。(拙宅では新田部皇子は不比等と五百重の子)



当麻山背（たぎまのやましろ）
山背姫王

夫、舎人皇子
子、大炊王（淳仁天皇）

青磁髪に赤ピンク眼
一人称、あたし

小悪魔で舎人様に懐いている幼妻。
舎人皇子に心酔しており、まとわりついている。
新田部皇子が永遠のライバルである。


父→父様（とと）
夫→舎人様、皇子様