top of page
​五つの部族・動乱時代
執筆日​ 2012年~2019年
レイウ族 ザドウ族 オウギ族 ウェンカム族 ユカラ族
【レイウ族】高原の遊牧民族
コルウゥ・レイウ
(後のコルウス
父母 ガミジン、レヴェナ
兄弟 コルウス、ヴァローナ、ウヤ
許嫁 カラシア
一人称 私 男性口調、よく語尾を伸ばしたり「ハハハー」が口癖
本作の主人公・烏皇子、マイペースで夢見がちなナルシスト。
でも頼りになる兄貴分、父が討たれると覚醒し次々と統一していった。
部族統一は元は父とコルボーの父が掲げた理想だった。
叔父ロンウェーはライバルであり似た者同士、狡猾な軍師である彼と組んだから部族統一を進めれる。
弱小レイウと呼ばれたが我等の舞踊武術と騎馬とオウギ族の製鉄技術、ウェンカム族の魔術にユカラ族の武器防具を携え最後の大国ザドウと決戦だ!
寒いの苦手なんだよなぁ…最終決戦の帝都は雪の街だぞ、なんでRPGとかって終盤に雪国なんだろうな。
名はラテン語で『烏』、姓は烏を意味する『レイヴン』から
ヴァローナ・レイウ
許嫁 アモン・レイヴァン
一人称 あたし  姉御口調
男勝りな妹、コルウゥと乗馬で競い合う仲だ。
槍を得意とする怖いもの知らずの怪力娘
名はロシア語で『烏』
ウーヤー・レイウ
一人称 ウーヤー   幼い少年口調
皇太子である呪われた子
父は彼を憐れみ、殺さなかったが母は彼を殺すべきだと主張している。
「この子は生まれるべきでなかった、いつか兄姉に仇なす呪われた子」と予言が出たからだ。
君はお留守番だからゆとり世代だね。
嘘ばかり教える兄が苦手…
名は『烏』
カラシア・パヴァーヌ
母 エスメイ
許嫁 コルウゥ
箱入りお嬢様で本作のヒロイン
烏皇子の可愛い妹的存在、健気に支えてくれるお転婆お嬢様。
美人なのでよく狙われるけどコルウゥお兄様やヴァローナくんが守ってくれる。
お兄様呼びとお嬢様っぽい容姿のせいで彼女がヴァローナと勘違いされてよく狙われる感じか。
名は『烏』をもじったもの。
ノックス・エタンセル
 
父母 ローマン、ウルジュラ
一人称、僕 標準語
コルウゥ皇子の親友で竹馬の友、四人の姉に囲まれたので温厚に育つ。
第五子で末っ子長男、コルウゥやカラシア嬢と女の子の遊びをさせられた
武器はボーガン。
 
名は『夜』、姓は『輝き、火花』
ガミジン・レイウ
 
妻 レヴェナ
子 コルウゥ、ヴァローナ、ウーヤー
コルウゥの33歳年上
ユカラの奇襲に遭い戦死。
愚図でのろま、まぬけと言われたからウーヤーを自分と重ねて同情していた。
子らを思うあまりモラクス一家を虐殺してしまう。
名は悪魔名
レヴェナ
 
姉 ロロワ・リリートゥ
夫 ガミジン
子 コルウゥ、ヴァローナ、ウーヤー
一人称 あたくし
コルウゥの20年上
女王である姉に仕えたルシファーの愛人。
小国の皇帝であるガミジンに攫われ妻となった、しかし丁重に扱う彼を見て次第に…ドS心がくすぐられてしまった。
貞淑な妻として夫を支えるスパルタママ。
特に娘ヴァローナを溺愛し、次々と恋愛を潰したモンスターペアレント。
アモン殿はOKですわよ。
ユカラ族の襲撃に遭い夫は殺害、彼女は誘拐され慰み物となっていたが息子に救出される。
それ以来脚を悪くしてしまったのでラクダに乗るようになった。
名は月の女神? 後の名は悪魔名から
ロンウェー・レイウ
 
異母兄 ガミジン
皇后 リッリ
子 アモン
一人称 我(ワタシ) 敬語→片言口調
コルウゥの23年上
ウーヤーと同じ片翼よ、いじめられっ子でひねくれマシタ…でも異母兄弟なのにガミジン長兄はワタシを可愛がってくれたね…ライバル心もあるけどブラコンデス。
兄弟でワタシ優秀だったネ、でも九男だからかあまり活躍させてもらえマセンヨ…
コルウゥ、ワタシに似てるからよく幻術とキョンシー隊でいじめてマシタ。
モラクスは軍師としての宿敵…!アイツ陰湿ネ、敬語キャラ被るからやめろと書状送ってきマシタヨ。オマエガ変エロ!!(実際はフォライーの軍略でしたネ)
この時はまだキャラが違ったロンウェー、愛に目覚めたから後のキャラになったのだ。
リッリ・アイニア
 
妹 レネイ
夫 ロンウェー
子 アモン
種族 天女
一人称 我(ワタシ) 
コルウゥの20年上
ぶりっ子なお姉さん、武闘派で薬草に詳しい。
アプサラスで高級娼婦ネ、計算して誘惑しアモン身ごもって責任取らせたヨー
病弱な妹レネイの為に天界飛び出して家出、妹の為に生活かかってるヨー
あの子はオウギの里に療養に出したから大丈夫ヨ
夫とは利害関係の一致で一緒にいるヨ、アイツ女好きネ~たまにムカつくからぶん殴って浮気やめさせるヨ。
ワタシ、娘欲しかったネ~ヴァロナ誘拐しようとしたらレヴェナと戦争になったヨ。
名は百合の花『リリー』
アモン・レイウ
父母 ロンウェー、リッリ
皇后 ヴァローナ
子  ヴァッサゴー、ライム
コルウゥの3年上、ヴァローナの9上の許嫁で従兄。顔が恐過ぎてコルウゥとウーヤーがちびった。
炎や狼を得意とする、詩人で文化系だぞ…
ローマン・エタンセル
妻 ウルジュラ
子 四女とノックス
コルウゥの24年上
元は貧民層出身の冴えない男だった、カラシアの父とは幼馴染で共にガミジンに拾われる。
エレガントなザドウ族に憧れ逃亡してきた謎のお嬢様と知り合い結ばれた。
お金にがめつい。
名は『ローマ人、鼻が高く整った』
ウルジュラ・キシミリア・キュリアス
 
夫 ローマン
子 四女とノックス
一人称 アタイ→あたくし 姐御口調
コルウゥの26年上
ザドウ族から逃げてきたお嬢様、実はオウギ族レディースと争ったスケバン。
キュリアスは王女で修道女の家系でもあった、『ウルジュラ』の名を持つ者は次々と異教徒に殺され彼女は逃げ延びて田舎レイウまでやって来た。
婚活パーティーで知り合い、一番冴えないけど美形な彼を選ぶ。
貴族の堅苦しさが嫌で自由を求めレイウに来たので農家とか牧畜が好き。
エスメイ・パヴァーヌ
 
子 カラシア
一人称 わたくし 敬語口調
コルウゥの15年上
人見知りが激しい音楽家、泣き虫。
レヴェナの侍女で気を利かせたガミジンが彼女も攫ってきた。
じゃじゃ馬娘のカラシアに引っ張られながら、夫と幸せな家庭を築いていた。
夫はガミジンと共に戦死、ローマン夫妻の義妹になり彼らの援助を受ける。
名は『エメラルド、愛された』
【オウギ族】 山岳地方
 
コルボー・シャン・ユエ王
 
弟 セキショウ
甥 ユエイ
コルウゥの38年上
心優しき巨大な王、最終決戦では父がイゴールと交戦し、戦死。
彼はザンと戦い自害しかけた彼をハグで気絶させ、愛を知らぬ彼にキスをしてくれた…(彼は別に同性愛じゃない)
ザンちゃんはこの時のことを想い出したくない悪夢として封印した。
秋明菊様とカティンカ様に憧れた…烏は基本、既婚者に惹かれるからね。
理性があるので略奪はしないが。
昔は弟と二人で気性が荒い不良だったがカティンカの制裁を受けて色々目覚めた。
名はイタリア語で『烏』、姓は中国語で『山岳』
 
セキショウ・シャン・ユエ
妻 レネイ
子 ユエイ
コルウゥの8年下
豪快で酒豪な末弟、親子ほど離れている兄が好き。長兄が関羽で彼が張飛って感じ。
レネイのお見舞いや看病するうちに惹かれ、結婚したが彼女の身体を気遣い交わることを避けた意外と紳士。
レイウ族との戦で囮を引き受け戦死した。
彼の死が分かっていたレネイは乙女の妻であったが、この時に初めて夜を迎え忘れ形見としてユエイを授かった。
レネイ・アイニア
夫 セキショウ
姉 リッリ
​子 ユエイ
コルウゥと同い年
病弱な天女、リッリの妹だが甥アモンより3つ年下。
姉は彼女の為に高級娼婦をやっていたのだ。
臆病だが綺麗な心を持ち息子に心を教え続けた。
名は『復活』が由来の『ルネ』
ユエイ・シャンユエ
父母 セキショウ、レネイ
養父(伯父) コルボー
叔母 リッリ
一人称 ボク  標準語
この時は銀髪にオレンジグラデーション
両親譲りの清い心を持つ無邪気な少年、母が死んだ時も笑顔で見送るが後で大泣きした。
この時ウーヴェに出会い、彼にあやされ慰めてもらったので懐いた。
名は中国語で『月』
【ザドウ族】雪原の黄金帝國
イゴール・イェーガー・キサナドゥ
妻 秋明菊
子 オイゲンら三男一女
コルウゥの81年上
ザドウの上皇で元帥、軍人として戦いたいので帝位に興味が無くめんどくさいのですぐに息子に譲位した。
早撃ちの銃使い、勿論接近戦も得意だぜ…
イェーガーは狩人の意味であり戦場で身分を伏せて戦っていた事から敵にそう呼ばれたのでミドルネームにした。
最初の妻は敵国ローシアンの女性であり一人娘がいる。
俺様ザン様をあんなチートに育てたのは彼とカティンカ、幼少期からローシアンの前線に連れ回して英才教育していた。
「オイゲンはなんで俺に似ず軟弱なオタクに育ったかなぁ…あいつなりに頑張ってるみたいだけどね。
三男オットマールも、のほほんとした紳士に育っちまったし。
孫ザンは同じ失敗をしまいとスパルタ軍人に育ててやったけど、あんな潔癖症だとはねぇ…キャバクラに連れて行くと口を聞いてくれなくなったよ。」
名は聖ゲオルギオスに由来する。
貴船 秋明菊(きぶね しゅうめいぎく)
異父姉 リュウキンカ
夫 イゴール
子 オイゲン、ルスラーン、オットマール
コルウゥの64年上
一人称 あたし  土佐弁と敬語
オイリ、カティンカの師。妖刀紅桜の使い手でカティンカ→ザン→ゲオルグ→紅葉に渡った。
温和なマダム、怒ると土佐弁で迫力あるので恐がられるのが悩み…子ども好きなんじゃけど。
13歳のオイゲンを庇い戦死した。
「通い婚やったから基本ぬくいオウギの里におったんよ。ザドウはまっこと冷いけんね。
元オウギレディースだった黒歴史があるんよ、後にオイリ・カティもなったみたい。
振り向かせたくてグレたらイゴールが倒しに来てくれてなぁ、その時の狼さんのお陰でできたのがオイゲン♡
オイゲン・キサナドゥ
父母 イゴール、秋明菊
弟  ルスラーン、オットマール
妻  カティンカ
子 ザン、ギオルギー、ミケル、ベヒモスら五男
コルウゥの36年上
ザドウの偉大なる皇帝、しかし荷が重過ぎ器に収まりきらぬことを自覚している…
政治・統制向きなので武術の腕は父・弟・妻・息子に劣っている。
大帝国の皇帝なのでキャラを作っているが素はミリタリーオタクの子供好きなオジサマ。
幼少期はオウギの里で母と育ちオイリ・カティンカとは幼馴染。
恋愛アタッカーで何度もカティに夜這いをかけるがその度に斬り殺されかけたので泣く泣く部屋に帰った。
「私が勝てたら結婚してくれー!」と迫るが勝てた事は無いがな!!!
襲撃に遭った際にカティが一糸纏わず駆けつけて背中合わせで敵を迎え討つ、その際に成り行きで結ばれたが順序を間違えたせいで親から制裁を喰らった。
色々あってカティを皇后に迎える。が、息子を連れて出ていかれたり散々である。
「弱音を見せまいと独裁者を演じていたが根は子ども好きのミリタリーオタクの優しいおじさんなんだよ…
カティには頭が上がらんし鬼嫁夫人だ…初恋オイリが少し恋しいぞ…!
やめてくれ…私の子でも無いのに名乗り出たゲオルギオスくん、確かにイゴールとゲオルギーは聖ゲオルギオスが由来だがね…私は妻一筋な上に、浮気なんてしたらカティに何されるかガクブルだ!!
XAN(ザン)とは
父イゴールは アレクサンドロス(男)が由来の『アレクザンダー』が由来だって、
カティは ノムンハン(法の王)が由来だって
…私はXを二つ持つ男、XANXUSが由来がいいって言ってるだろ!!
なに?宇宙戦艦ヤマトのイスカンダル(アレキサンドロス)…
よし、お前の名前は今日からイスカンダルが由来だ!!
…恐いよぉ…あの子(ザン)、私にメンチを切ってくるんだ(´;ω;`)
アニソンが大好きでな、宇宙戦艦ヤマトはよく父が歌っていたから出兵前に必ず歌うんだ」
大分痛いオジサマだが敵のウーヤーとユィムの心は掴んだ。
カティンカ・秋海棠(しゅうかいどう)
幼名は瓔 珞草(よう らくそう)
師 秋明菊
義姉妹 オイリ
夫 オイゲン
子 ザンら五男
一人称 あたし  関西弁→土佐弁
コルウゥの33年上
オウギ族の武家出身で戦争孤児、公家の秋明菊の家に引き取られた。
皇帝である夫を支える大和撫子…と見せかけての鬼嫁夫人。
でもザドウの国の為に支えている子より国を取った女性。
ザンさんにマザーコンプレックとトラウマを植え付けた。
スパルタドS人斬り奥様
「成り上がる気は無かったんやけどな…
お菊様の戦死を目の当たりにして、誰も信用できんと思った。守る為には甘いだけじゃアカンのや…
あたしが強くないと、ヘタレオイゲンは死んでしまう。
オイリはよう喧嘩したライバルで、一番仲良かった竹馬の友や。
ウェンカム族に嫁いで寂しいけどな、手紙でやり取りしてるで…亡くなったんやってな。レイウ族は許せんわ嬲り殺しにするで…仇討ちや!!
ザンさん、あの子に何もしてやれんかったな…愛情いうのを、あたしは上手くあげれんかった。
ザンさん女は腹黒いからな…騙されたアカンぜよ。 って何騙されとんねんオイゲンと一緒で巨乳好きやめや!!
だから目元がよう似たユィムさんに母性を求めたんやろうな…生きとったら嫁いびり倒しとったけどな、なんつー嫁や…
オイゲンが自決するんや、あたしも共に添い遂げるに決まってるやろ…義親父さんがおるんや、ザンさんらは大丈夫やろうに。」
名は花のベゴニア
ザン・キサナドゥ皇太子
父母 オイゲン、カティンカ
弟 リュディガー、ギオルギー、ミケル、ベヒモス
祖父イゴールに軍人として養育された潔癖症。
父や弟達との確執に悩む。
一番は母親に愛されなかった事を生涯引き摺った(どこの竹千代と江姫?)
ザドウは皇族の内乱も多く、叔父ルスラーンとは帝位を争う仲である。
ベヒモスの事を弟と認識していないぐらい滅多に会わなかった。
 
 
12の時に両親の愛を確かめたくてオウギの里でグレてプチ謀反を起こし、洒落になっていないと母から見事ボコボコにされた。旦那さんがちびってしまう。
この時天上天下唯我独尊!世界はザドウで回っていると勘違いした。
 
「父は我が弟や味方兵もろとも大型火力兵器インドラの雷で焼き殺した…
私には冷酷な父親に映った。
最後まで分かり合えなかった父への複雑な心境を引きずる。
弟が帝都にいたベヒモス以外全員亡くなり、父母も自決したからな私が親代わりだよろしくなベヒモス…
なに?行きたくないだと?ぶん殴って胸倉掴んで、気絶してる内に無理矢理連れて行くぞ。
心配だからな…」
リュディガー
生真面目堅物な次兄、長兄を支える良き戦友。
養育係である伯母を密かに想っている。
ザンとは近い土地で育った。
名の由来は槍
ギオルギー
熱血不良兄貴、普通に皇帝の座を狙っているので長兄によく喧嘩を売りいつも半殺しにされている。
名の由来は聖ゲオルギオスから
ミケル
許嫁 オフェリア・レイヴンスワン
病弱な少年、温和だが言いたい事はちゃんと言う。
密かにオフェリアへの執着が強い、彼女が先に亡くなり絶望した彼も後を追うように亡くなった。
​墓には妃の名に彼女を刻んで欲しいと遺言した。
後にミカルとミカヤの名の由来になった人物。
名は天使から。
ベヒモス・キサナドゥ
 
兄 ザン、リュディガー、ギオルギー、ミケル
父に溺愛された五男で末子
真っ直ぐ育った彼は父に付きっきりで、父の覚悟を知っていたから
陰で兵の死を悲しみずっと号泣会見開いていたり、子ども達をあやす父を見てきたから
 
「俺からみれば冷酷なのは長兄ザン、実父が死んで涙一つ流さなかった。
確執を抱いたまま天上に上がる。兄の恐怖政治で無理矢理連れて行かれたんだよぉ…俺は地上に残りたかったんだよぉ(泣)」
名はユダヤ神話の悪魔ベヒモス
ルスラーン・キサナドゥ
父母 イゴール、秋明菊
兄弟 オイゲン、ルスラーン、オットマール
狡猾であるが剣に長けた皇子、ザドウ族さえ繫栄すれば他はどうでも良い。
潔癖症で皇族以外の血を好まず、永らく独身である事が理由で帝位に中々就けない。
母の死に関わった兄オイゲンを憎みザンと帝位を争う。
剣術の稽古と称して兄と弟を負かした陰湿さん。
悲しいことに鬱憤を溜めたザンさんが仕返しに男色の噂を流したこと等が重なってやっぱり帝位に就けない。
彼の剣術は騎士寄りでザンとカティンカは武士寄り。
名の由来は獅子、英雄の名
リュウキンカ
異父妹 秋明菊
お嬢様な妹とは対照的に侍女として仕えた、温和で庶民派な彼女を妹は慕っていた。​
ザンの乳母であり大伯母であり初恋の女性…身内すら信用していない彼が唯一心を開ける相手でもある。
長らく未婚であり、イゴールとザンは彼女を賭けて決闘しようとしたが彼女は老いた甥オットマールと結婚した(イゴールの息子でありザンの叔父)
妹→お菊様、菊ちゃん
ザン→坊ちゃま
【ウェンカム族】病と死の魔術地方
モラクス・モレク・フォルファクス
姉 ロウヒ
妻 オイリ
子 フォライー(ウーヴェ)、アイノ、ラビツ、カスピエルら三男六女
コルウゥの91年上
いかにも怪しい教祖様、黒魔術で奇跡を起こし自らを天光将軍と名乗った張角。
オイリの母フィオナに仕えた執事でもあった。
子供を生贄にしたり冷酷なのだがなんだかんだ甘い部分もある。
ウェンカムの軍師だが自分より優秀なウヴァルがゴーストライターをやってくれていた。
「レイヴンスワン家の遠縁にあたり、オイリを攫って妻にしたので印象は最悪嫌われ者じゃ☆
初恋フィオナを守れんかったからな、オイリらを守る為、王族が受ける短命の呪いを解く為に不死の秘薬を研究しておる。
短命のフォライーの為に、罪人だが不死の血統であるパパレ・マヒナをマノリタと結婚させ娘をもうけさせたぞ。
19歳差なんて燃えるじゃろ?フォライーはマノリタの一つ年上なのも背徳感がな…
ユィムと結婚させ、短命家系を長寿にできんかと…
息子を王太子にまで出世させ後一歩という時に戦に敗けてしもうた、予言によると
「モラクスの子がガミジンの子を殺める」とな。
儂の幼い子らまで虐殺したレイウ皇族に呪いを授けよう!!
呪いは魔界の扉を開き、ウェンカム族の国を疫病で満たしたそうじゃ…ロンウェーが種無しになったのは愉快。」
名と姓は悪魔名
オイリ・ウエペケレ=レイヴンスワン
(和伊里)
母 フィオナ・アリス・レイヴンスワン
夫 モラクス
子 ウーヴェ、イナリ、オフェリア、アイノ、ラビツ、カスピエルら三男六女
一人称 私(あて)  京都弁
コルウゥの37年上
和風や和菓子が好きな高身長スレンダーな大和撫子…が、時折気さくな大阪のおばちゃんになるさかいな。
母は第二王女、父は没落貴族だが心優しい烏だった。
母が30歳の時の子でオイリが八つの時に短命の呪いで病死し、父や兄は戦死。
三男モロクと妹のオイリは貴船家に引き取られ秋明菊の弟子になる。
同じく孤児のカティンカと出会い衝突しながらも切磋琢磨して競い合う義姉妹となる。
秋明菊の子オイゲンもオウギの里に疎開中で、三人は幼馴染として過ごした。
オイゲンとは初恋同士だったが、オイリのアタックが強過ぎて引いたオイゲンはカティの生真面目さと着物から確認できる胸に惹かれた…
オイゲンとカティが結ばれた夜、気絶していたオイリはオイゲンが夜這いに来たと思って受け入れ授かった子がウヴァル(ウーヴェ)だった。
実際はモラクスの幻術であり、母の遺言によると許嫁だったのだが当時8歳だったオイリはすっかり忘れていた。
ウヴァルは『おウエ』と呼ばれ、娘としてカティと養育するが当然オイゲンは認知せず…
7つになる頃にモラクスが名乗り出、ウェンカム族の王家としてオイリは嫁ぐことにした。
「…許さんでカティ、いつか子ども同士結婚させたる。誘拐するからなぁ…実際はあての曾孫・千夜がカティの孫・紅葉に誘拐されたけどな!!
ウヴァルはん、女はスレンダーやで。ロリコンにしときなはれ」
モラクス処刑の際にあえてレイウ皇族を侮辱し先に斬首された。
こんな胡散臭いジジイでもあての旦那やさかいな、死ぬ時は一緒や。
名は『喜び』の意
フォライー・ウヴァル・フォルファクス
(後のウーヴェ
父母 モラクス、オイリ
許嫁 ユィム・マヒナ
兄妹 ウーヴェ、アイノ、ラビツ、カスピエル
三男六女の第一子、病弱で短命をいつも嘆いていた
しかし天才的な頭脳と狡猾な軍略を持ち父を支えていた、手先の器用さは母譲り。
自分で言うのも恥ずかしいのですが武力はからっきしです(笑)
許嫁ユィムは19歳下、ロリコン万歳な彼は皆から嫌われていた。
「ユィムたんぐうかわーチューしよー♡」しか言わないのですっかり嫌われ…照れちゃってるんだろうな。
一番仲が良かった10歳年下の妹アイノの為に医者になります
…帰ってくるのが遅過ぎて、26歳の時に一家は虐殺されていました
なので邸に火をつけフォライーは死んだことにします…復讐に生きる為に悪魔と契約し地獄に堕ちるのを代償に寿命を延ばしました
レイウの皇族を根絶やすまでは全て利用します…こんなことなら、父は目立つべきじゃなかった。
ただ素朴に家族と過ごせればそれで良かったのに…
『能ある鷹は爪を隠す』、復讐の刃は隠すものですよ…
『ウーヴェ』は『剣、指導者』などを意味します。
アイノ・ポポヨラ・カレワラ
一人称 あたし  標準語
伯母で大魔女ロウヒの養女
ウーヴェが一番、妹として愛した素朴な16歳の少女。
病で黒髪からアルビノになっても明るく前向きな子だった。
モラクス処刑の前の日に突き飛ばされ頭を打ち亡くなっていた。
後に若紫に転生させられるが兄ウーヴェと超絶不仲だね。
 
名と姓はフィンランド叙事詩の登場人物、また『アイヌ』から
ユィム・マヒナ
父母 パパレ、マノリタ
義兄(従兄) ゲオルグ
妹 マノヤ、リノン
許嫁 フォライー・ウヴァル(ウーヴェ)
月の巫女でおとなしい少女
父親の主・モラクスと従兄ゲオルグがいじめるからすっかり自分に自信が無くなってしまった…
ひねくれたユィムたんはモラクスに呪術合戦をしかけ、毎回パパのクビが飛びかけている。
 
行事の時だけ来るフォライーお兄様はなんか苦手です…私のことイヤラシイ眼で視ているのですわ。
許嫁がモラクスの子のどれかなのですが、どいつがヤリ目クソヤローなのかわかりません…
私が7歳でレイウ族との戦争に負けたようで、モラクスは処刑されてしまいました…
私は落ち込むパパ上の心を覗いて、残虐な記憶を見てしまい心が壊れかけたそうで…そこからモラクス関連の記憶を全てパパ上に封印されました。
レイウ家臣となり12歳下のリノンが生まれます、母が8年後に亡くなり険悪だった兄ゲオルグと仲直り。
リノンの父母代わりとして生きていきますわ。
名はタイ語で『微笑み』
マノヤ・アイラナ
養母 ヤーナ
姉妹 ユイム、マノヤ、リノン
義兄 ゲオルグ、ザン
風の巫女です、生真面目な堅物
ヤーナの養女なので、姉妹とはイトコ感覚でしたね。
母が亡くなると私が実質の長女としてしっかりしなければ…人見知りで泣きそうです。
姉妹がいないと泣いてしまいます…
 
名はマノアというハワイ語で『草原・海のような広い心で』
 
リノン・マヒナ
姉妹 ユイム、マノヤ、リノン
義兄 ゲオルグ、ザン
明るく天真爛漫な末っ子!
ゲオ兄が一番でマノ姉が二番に好き!
ちっさい姉ちゃん・ユィムは…なんか苦手だったなぁ
無表情でいつも勉強ばっかで、何考えてるかわかんないし。
名のリノはハワイ語で『輝く、繋ぐ、飾らない美しさ』
ゲオルギオス(ゲオルグ)
 
父母 ユルゲン、ギジェルミーナ
養母(叔母) マノリタ
義妹 ユイム、マノヤ、リノン
父は不明、娼婦の母に虐待され捨てられ祖父にも見捨てられて荒んだ幼少期を過ごす。
叔母マノリタに拾われマヒナ家の居候になるがパパレとは不仲。
マノリタを憧れの女性として生涯愛す…割にはなんか歪んでる。
境遇が境遇なだけにこの頃はドライでほとんど笑わなかった。
唯一懐いてくれたリノンにだけは甘い。
ユィムとは遠い前世で夫婦でありDVニートだった。彼女が夫に嫌気がさして月に渡る際に足を引き千切ったレベルである。だから何度も反発するんだろうね…
パパレ・マヒナ
祖先 マヒナ、マウイ
妻 マノリタ
子 ユィム、マノヤ、リノン
一人称 我  堅苦しい男性口調
コルウゥの27年上
盲目の男性シャーマン、生真面目な堅物で生涯独身を貫くはずだった僧侶。
主モラクスに拾われ忠義を尽くし、彼の紹介で妻と結婚した。
不死の呪いを持つマヒナと、短命の呪いを持つ主と薄命な妻…
治癒術に長けた医師でもある。不器用で娘達の扱いに困っている。
名は月神、姓は『月光、月』
マノリタ・アイラナ
姉 ギジェルミーナ、ヤーナ
種族 セイエイ
コルウゥの15年上
三姉妹の末っ子、病弱でか弱いが一番しっかり者。
短命の予言通りに亡くなるが家族や甥ゲオルグを誰よりも愛していた。
夫からは朝顔姫と呼ばれていた。
名は『綺麗な手』、姓はハワイ語で『島』
ギジェルミーナ・カーニャ・グラヒーラ
本姓 アイラナ
子 イラーナ、ゲオルギオス
コルウゥの22年上
性に奔放過ぎて父親に勘当されたアイラナ家長女、愛というのが分からず踊り子や娼婦で生きる。
娘イラーナは溺愛していたが、乱暴な息子ゲオルギオスを虐待し実家に捨てた。
父が受け入れるはずもなくゲオルギオスはマノリタが引き取った。
イラーナの父は恋人だったが赤羽を見ると他の女に乗り換え結婚していった、式の日に彼を銃と毒で暗殺しに行ったの。
ゲオルギオスの父は無口な客だった、ナニイッテルカワカリマセーン国出身だったからマジで何言ってるかわからなかった。アイツは思い出したくないね…
名は『黒い岩?』、ミーナは『愛』
ヤーナ・アイラナ
養女 マノヤ
コルウゥの19年上
一人称 我  片言アルヨ
アイラナ家次女、風の巫女で中華な格闘家!スダチは純潔が花言葉!
ウルジュラ・モモトセはライバル、リッリをぶちのめした戦績がある。
マノヤとリノンの師匠
【ユカラ族】 砂漠地方
ムスタファ・セトゥ・タイフォン
祖先 アヌビス
兄妹 ウシル、ムスタファ、ソティス、ザハラ
妻  ザハラ
​子  ユルゲン、バタ
種族 神獣(ツチブタ、烏)
コルウゥの90年上
「軍神セト様の転生だ、砂漠と雷鳴の神!!
ユカラの王で兄貴と治めていた、ザハラはドジで根暗でいつもいじめられてた。
イライラしてよく殴ったわぁ…加減はしてるけどな。
風呂に入れたら割と美姫になったからそのまま嫁にした。
流石ネフティスの転生だな…案の定兄貴と不倫しやがった。
挙句今度はソティスとレズ不倫だぁ…?家出したアイツ捕まえんのにどんだけ苦労したか…
クソティスからゲイボルグ連射され瀕死の重傷だ、俺たちは冥界の血を引く王家だから何度でも再生するけどな。
イゴールとは永遠のライバル!アイツを跪くのが見たくてガキを攫ってやろうとしたんだよな、嬢ちゃん二人(オイリとカティンカ)がいたからどっちかが娘と勘違いして攫おうとしたら幻術に阻まれた。泣き虫のろまドジクス(モラクス)か…! コイツ懐かしいねぇ、いっつもいじめてたわぁ。
やっと見つけたオイゲンを攫おうとして、イゴールの嫁殺しちまったの。
ザドウと大戦争よ、オレ様の翼と居場所が無くなっちまって寝たきりになっちまった。
今更ザハラが帰ってきて面倒みやがる…
最期はザハラと息子を結婚させ、冥界に逃がした…お前がよその雄に盗られるぐらいなら息子の妻になった方が良い。
エジプト王家は親子婚普通だからな。」
名は『選ばれし者』、姓は軍神セトから
ザハラ・セティ・ネベト=フゥト
兄→夫 ムスタファ
子 ユルゲン、バタ
種族 神獣(ジャッカル、烏)
コルウゥの74年上
一人称 ワタシ  片仮名混じりの片言
兄であり夫であるムスタファの言いなりで意思が弱く、DV狂愛夫に依存する悲しい女…
スピード型のはずだがドジっ子でよく転ぶ。
彼女は家族が大好きなのだがウシル・ソティス夫妻と夫は超絶不仲。ウシル夫妻に寝返るが、最終的にはソティスやイゴールに敗れ孤立した兄の元に戻って来て最期を見届けた。
束縛夫の遺言通り実子であるユルゲンの形式上の妻になり、冥界と墓場を行き来する葬祭の女神となる。
セティは幼名であり、ザハラ(砂漠の一輪の薔薇)
は夫が付けた名。
「不気味でドジな神獣、アヌビスと同じジャッカルでネフティスの翼をもつワ
ムスタファ兄サマを殺しに行くけど愛してルノヨ…♡ 片目は兄サマに抉られたノ
長兄ウシルに優しくされ惚れたワ…ネフティスみたいに成り済まして襲ったの。
ソティス姉サマは双子の姉なのに、何でもデキルノ…ワタシを責めずに慰めてクレタワ
冥界の血は、近親に惹かれるノ…家族が好きヨ。例えバラバラになってもネ」
名は『一輪の花の美しさ』、姓は軍神セトとネフティス
ヨルゼ・ユーカラ
父母 センナミ、モモトセ 
兄 ヨルズ(モモヒナキ)
養父 コルボー
戦争孤児、本名すらわからずコルウゥに拾われ『ヨルゼ』の名を与えられた。
モモトセ
兄→夫 センナミ
子   モモヒナキ、モモヒナミ(ヨルゼ)
コルウゥとレネイの1年下
隠密家系の暗殺者​、長兄の妻となる
夫婦で寡黙で任務に忠実。子への愛は深い。
ザドウ族
オウギ族
ウェンカム族
ユカラ族
bottom of page